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しゃりばり (アクションコミックス)
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著者: |
とり みき |
出版社: |
双葉社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
ギャグのふりやファンタジーのふりはしているが、これはれっきとしたSFである。そうでなければこんな時間や空間の使い方ができるものか。<br>
蛍光ピンクの装丁がやたらまぶしい本なのでした。 |
関連本棚: |
Leiko
コンマ
sho
suchi
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おもしろ動物学者実吉達郎の動物解体新書
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著者: |
実吉 達郎 |
出版社: |
新紀元社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
鳩は必ず双子とか、熊がベビーシッターを雇うとか、イルカには同性愛があるとか、気負わず読める一発ネタが満載。既に知っている話も多かったが、暇つぶしにはぴったり。<br>
ちなみに、ミュージシャンのさねよしいさ子さんは著者の実の娘さん。 |
関連本棚: |
Leiko
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果しなき流れの果に (角川文庫 緑 308-6)
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著者: |
小松 左京 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
恐竜の世界に響く金色の電話のベルという、センス・オブ・ワンダーに満ち溢れたオープニングから、後半の階梯の描写まで、とにかく圧倒される。通読して、それからエピローグ(その2)を思い返して、号泣。まさに名作。<br>
SFマガジンの500号記念での国内作品オールタイムベスト1位。 |
関連本棚: |
Leiko
tyosaka
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紙の大百科 (新デザインガイド)
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著者: |
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出版社: |
美術出版社 |
評価: |
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コメント: |
私が持っているのは「デザインの現場」の増刊号なのだが、現在は書籍化されている。書籍版を立ち読みしてみたが、増刊号とは微妙に作りが違うところがあり、ちょっとやられたという感じ。<br>
タイトルのとおり、紙に関する百科事典という趣。紙の文化誌、現代生活と紙、情報・資料と、3つの切り口から充実した記事を読むことができる。個人的には、書籍の本文用紙に用いられるような紙の話を、もう少し詳しく聞きたかった。<br>
『<a href="/Leiko/4568502071">本づくり大全―文字・レイアウト・造本・紙 (新デザインガイド)</a>』と併せて読めばなお良し。 |
関連本棚: |
Leiko
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Adobe InDesign「文字組み」徹底攻略ガイド (DTPWORLD books)
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著者: |
大橋 幸二 |
出版社: |
ワークスコーポレーション |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
こういうものを使いこなすスキルがないくせに買ってしまった。DTPとか写植とか、興味はあるけど知識はゼロ。でも、知識がないなりに「ぶらさがり周辺が何か変!」ってなことになった時、たまに使ってみて、なんちゃってデザイナーな気分に浸る。邪道。<br>
ちなみに、私の使っているInDesignのバージョンは2.0.2なので、この本を見ているとバージョンCSの高機能さには実に憧れる……(2.0.2すら使えてないのにCSに憧れてどうする、と思わずセルフツッコミ)。 |
関連本棚: |
Leiko
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エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」
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著者: |
河邑 厚徳, グループ現代 |
出版社: |
日本放送出版協会 |
評価: |
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カテゴリ: |
本棚.orgを見て買ってしまった本
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コメント: |
ここ数年、経済に興味を持っているのだが、この本は本当にエキサイティング。主張自体はシンプルだが、非常に応用の効く考え方だ。地域通貨の力で諸問題が解決するとは安直に思えないのだけれど、現在の経済の仕組みを変えていく試みとしては無視できない手法だと思う。<br>
副題には「根源からお金を問うこと」とある。貨幣経済などというこ難しい概念ではなく「お金」という誰もが日常で用いるシンプルな言葉だ。経済の諸問題を遠ざけることなく身近なものとしてとらえることの重要さを端的に示している副題である。<br>
親も祖父母も借金が大嫌い、クレジットカードはほとんど使わず、ローンを組むことも嫌う家庭で育ってきた私にとって、この本の主張は納得のいくものであった。しかし例えば「適正生産・適正消費ということに関心がない」などと考えているらしいアメリカ人に、この本はどう思われるのだろうか(←カギカッコ内は『<a href="/Leiko/4532190134">地球の限界とつきあう法 - 基本のキホン (日経ビジネス人文庫―基本のキホン)</a>』からの引用)。エンデの思想は、そういう意味でも非常にヨーロッパ的な考え方であると感じた。 |
関連本棚: |
Leiko
増井
hidew
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2da
6期生
honjorno
nao
Ted
michico
長谷川踏太
shinya
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夜の子供たち〈上〉 (角川文庫)
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著者: |
ダン シモンズ |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
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コメント: |
ホラーというより、SFと冒険活劇を足して2で割ってミステリを振り掛けたような小説。特に、ラストはまんまハリウッド活劇である。ストーリーの合間に挿入される「血と戦いの夢」は秀逸。<br>
舞台となるルーマニアについては、東欧の現代史をちょこっと頭に入れて読むべし。 |
関連本棚: |
Leiko
takatoh
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通崎好み
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著者: |
通崎 睦美 |
出版社: |
淡交社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
アンティーク着物コレクターとしても有名なマリンバ奏者、通崎さんのエッセイ集。<br>
銘仙の着物に羽織を着て、頭はボブカットに帽子、自転車に乗って街を駆け抜ける、行き先が商店街の映画館だったらもう最高。そんなちょいと大正デモクラシーなスタイルにほんのり憧れていた私。ところがところが、そんな私の憧れがそのまんま立体化されたような人がいることを雑誌で知った。それが通崎睦美さん。<br>
この本は主に、大山崎山荘美術館で開催された彼女の展覧会の話が中心。須田剋太や小磯良平との意外なつながりも取り上げられていて面白い。<br>
書店でなかなか見つけられなかったのでギブアップして店員さんに聞いたら、茶道コーナーを探されてしまった……出版社は淡交社ですが、茶道には関係ございませんのであしからず。お探しの方は女性エッセイコーナーをお覗き下さいませ。 |
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Leiko
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世界が完全に思考停止する前に
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著者: |
森 達也 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
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コメント: |
森達也があちらこちらに書いてきたものに、書き下ろしや未発表原稿を加えてまとめられた本。内容は森節全開といった感じで、まとめて読めるのはとても嬉しい。あまり長くない文章が中心なのでサクサク読めるが、広くて深い。<br>
裏表紙側の帯に、是枝裕和・斉藤美奈子・重松清という謎の人選による推薦文が載っているのだが、その文中での森氏の呼び方が三者三様で非常に面白い。微妙な立ち位置の違いが見えるような気が……ってのは考え過ぎかな。<br>
<li>是枝氏→森達也</li>
<li>斉藤氏→モリタツ</li>
<li>重松氏→森達也さん</li>
しかし斉藤美奈子よ、あと1文字なんだからフツーに呼んでやれよ(笑)。<br>
帯のコピーはダサいが、装丁自体はいい感じ。本文の文字組も綺麗。 |
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Leiko
増井
тогц
eggman
suchi
lookwest
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草薙画蒐―ニュータイプイラストレイテッド・コレクション
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著者: |
草薙 琢仁 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
表紙にもなっている、昆虫と融合したかのような少女を統一した色彩で描き上げたシリーズが秀逸。比較的シンプルな画風の作品が多いだけに、もうちょっと小さい判型で凝った造本にしてほしかったかなぁと思う。<br>
ナギの字はSMAPの草なぎ剛のなぎと一緒。弓偏に剪。 |
関連本棚: |
Leiko
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ルンナ姫放浪記
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著者: |
横山 えいじ |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
SFマガジンが誇る息抜き漫画。第38回日本SF大会「やねこん」星雲賞コミック部門受賞作。<br>
ギャグ短編でありながら、登場人物のキャラクターの立ちっぷりが素晴らしい。そしてさすが<a href="http://www004.upp.so-net.ne.jp/anny/planet9.htm">ばけもん周辺専門</a>の絵師、よく分からん宇宙人を描かせたら宇宙一←褒め言葉。 |
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Leiko
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よしなしうた
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著者: |
谷川 俊太郎 |
出版社: |
青土社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
<a href="http://www.asahi-net.or.jp/~aq4j-hsn/diva.html">DiVa</a>(ご子息である谷川賢作さん率いるバンド)のコンサートに行ったとき購入。サイン入り。<br>
このコンサート、俊太郎氏がゲストで出るというので「詩をいくつか読むくらいかな」と思っていたら、途中で出てきて以来そのままずーっとステージに出ずっぱりで、息子とその仲間を完全に食ってしまっていた。あれはDiVaじゃなくて、谷川俊太郎と愉快なバックバンドの間違いだったんじゃなかろうか。恐るべし谷川俊太郎(笑)。 |
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Leiko
nobuo_o
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彼らが夢見た2000年
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著者: |
アンドリュー ワット, 長山 靖生 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
100年前の人たちが想像した「2000年」の姿。<br>
その懐かしい「未来」の世界に、今我々がいないということが、ちょっぴり淋しい。私の予定ではそろそろ車が空を飛んでいるはずだったのに、と感傷に浸りつつ、100年後の人たちに向けて我々はどのような夢を見るのだろうと、ふと思う。 |
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Yasu.
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ロボットだって恋をする (中公新書ラクレ)
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著者: |
築地 達郎, 京都経済新聞社取材班 |
出版社: |
中央公論新社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
ロボットの現状を織り交ぜながら、やがて来るであろう「ロボットの居る世界」に向けて、ロボットのありかたを考えていくための本。ロボットと人との関わり方について考えるきっかけになる。<br>
技術面よりも、ロボットを生み出す「ひと」に焦点があてられている。紹介されるロボットは、興味のある人なら聞いたことのあるであろうものがほとんどだが、アイボやアシモくらいしか知らない普通の人には刺激的かもしれない。<br>
ロボットデザインに七彩が関わっているとは知らなかったので驚いた。<br>
一般向けの本のせいか、ちょっと薄っぺらいのがマイナス。 |
関連本棚: |
Leiko
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