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人はなぜ恋に落ちるのか?―恋と愛情と性欲の脳科学 (ヴィレッジブックス)
人はなぜ恋に落ちるのか?―恋と愛情と性欲の脳科学 (ヴィレッジブックス)
著者: ヘレン フィッシャー
出版社: ヴィレッジブックス
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コメント: NHKの特集番組「女と男」の下敷きになった本。人類学者である筆者が、心理学者の協力を得て、恋する人たち、失恋した人たちそれぞれをfMRIで調べ、脳の特定部位が反応していることを確認。男性は視覚的なものに、女性は言語的なものに反応しやすいことなどを発見。本書では、太古からの人がどのように、恋愛をし、生活をしていったか、それによって女性と男性の差がどのように生まれていったのかが基本テーマであり、そこから、なぜヒトは、特定の相手を選ぶのか、子育てが必要となる理由、4年経つと離婚が多くなるのはなぜか、などを明確に解き明かしていく。
関連本棚: Mike ogijun
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福沢諭吉伝説
福沢諭吉伝説
著者: 佐高 信
出版社: 角川学芸出版
評価:
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コメント: ステレオタイプではない、福沢諭吉像を描いていて、なかなか楽しめます。 戦時中、「鬼畜米英」と評価が低かった福沢諭吉、「脱亜論」が福沢本人ではないとする説、北里柴三郎をしっかり支えた福沢、などなど、「平熱」の福沢像が描かれていて、かなり納得させられます。
関連本棚: Mike
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身ぶりとしぐさの人類学―身体がしめす社会の記憶 (中公新書)
身ぶりとしぐさの人類学―身体がしめす社会の記憶 (中公新書)
著者: 野村 雅一
出版社: 中央公論社
評価:
カテゴリ:
コメント: 日本人は履物を足先の親指に力を入れてつっかけて歩き、一方西洋人は拇指球(親指の付け根)に重心をかけてあるく。また、アメリカ人は子どもの時期を過ぎても親から触られる回数が日本人の2倍以上。握手の文化は比較的新しい。複数の見知らぬ人同士がいる空間では「儀礼的無関心」を装う。  さらに興味深いのは、お店に入って店員との接触を避けたがる日本人と、店員とのやり取りが標準の西洋人。  立っているとき手を前にして組むのは日本人独特、とか。 面白い話が満載の、文化人類学からみた身ぶりとしぐさの本。
関連本棚: Mike
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文庫版三国志完結記念セット(全14巻)
文庫版三国志完結記念セット(全14巻)
著者: 北方 謙三
出版社: 角川春樹事務所
評価:
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コメント: 北方謙三の水滸伝が面白く、その延長上で、同じ北方謙三が描く三国志を読みました。劉備、関羽、張飛の登場で始まる物語。前半では曹操が大いに活躍します。その曹操を打ち破ったのが孫権(赤壁の戦い)。その後、劉備は蜀の国を作ります。劉備が三顧の礼をもって迎え入れた藷葛孔明(諸葛亮)が果たした軍師としての活躍は目覚ましいものがあります。  日本人が古典として読んでおくべき本の一つでしょう。
関連本棚: Mike drobune
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いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)
いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)
著者: 岡田 斗司夫
出版社: 新潮社
評価:
カテゴリ: ダイエット
コメント: ダイエットには記録を取るのは当たり前、と思ってましたが、さるマイミクさんのお勧めもあって読んでみたら、これは面白い。これはすごい。  今までは苦しいダイエットが楽しくなるような本ですね。 後は、実践してみてから、また、コメントを追加します。
関連本棚: ヒロキング dainichiro 増井 theta chaos shutarok Tambourine T.Miyashima eggman suchi uechi Mike 牧野 かもしか
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沈黙のファイル
沈黙のファイル
著者:
出版社: 株式会社共同通信社
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コメント: 瀬島龍三に関する本と言うことで読んでみた。せっかくの面白いデータや記述があるにも関わらず、最初から、瀬島批判が表に出ていて、鼻白む。また、論点が整理しきれておらず、残念。  アジア太平洋戦争をどう捉えるか、開戦と敗戦をどう捉えるか,と言う点での参考資料とはなりうる。たとえば、村上春樹の小説にも出てくる、ノモンハン事件がどうして起こったのか、などは興味深い。  瀬島さん自身の回顧録も、今度読んでみよう。
関連本棚: Mike
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散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道
散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道
著者: 梯 久美子
出版社: 新潮社
評価:
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コメント: 太平洋戦争末期、米軍からの本土空襲を阻止すべく、硫黄島で最後まで、文字通り2万の兵士の先頭となって、戦った栗林中将の実話。米国滞在の経験もある合理主義者でもある人が、家族へ送る細やかな愛情、兵士達を厳しくも暖かく見守る指揮官。  クリント・イーストウッド作の映画「硫黄島からの手紙」の原型がここにある。  決別電報の中に書かれた辞世の句の一つ 「国の為重きつとめを果たし得で 矢弾尽き果て散るぞ悲しき」 からこの本の表題が取られた。  こんな軍人もいたのだ、という思いで読んでほしい。
関連本棚: 暇人 F家(その他) 米示 村代官 qw Mike kiyomi
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フラット革命
フラット革命
著者: 佐々木 俊尚
出版社: 講談社
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コメント: インターネットの実像をまともに取り上げ書き下した渾身のエッセイ。  第1章は、マスメディアとインターネットとの対比。ここでは、臓器移植をめぐるがんだるふ氏へのマスコミの対応を追う。第2章では、出会い系のサクラをやっていた瑞穂と呼ぶ人物を取り上げる。第3章では、安斎と中村の連画やカンブリアンゲームなどのネット上での作品を次々と発展させる交互作用について述べている。第4章では、加藤の乱前後における加藤紘一のネットとの関係性、およびウィキペディアにおける公共性の問題、インターネットが坩堝(るつぼ)ではなくサラダボウルであること、さらに、「ことのは事件」などを扱っている。  ことのは事件は、私も知らなかったのだが、女性ブロガー&ジャーナリストである泉あい氏が、民主党の代表たち(当時)に対して開いたブログに関する懇談会に、そうとはしらずに元オウム信者のブロガーである松永英明氏を招いたことに端を発する事件だ。これに同席していた別のブロガーである BigBan氏が後でこのことを知り、泉あい氏を批判したのだ。これには、泉あい氏のバックで支援したume氏も巻き込まれてしまう。  ネット上の出来事と現実の出来事とは、それぞれ別でありながら、またお互いに影響も与え合う、というインターネットの実相を見事に描き出している。  インターネットのことを深くは知らない人には、ぜひ読んで欲しい本の一つである。
関連本棚: 岸リトル 増井 ぬるおた Tambourine eggman kw+hg Mike keimai
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/Mike/4106450070
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コメント: 日露戦争に軍事的には勝利したものの、そのまま戦争を継続すれば、大国ロシアの最後の力で粉砕されかねない日本と、帝政ロシアでわき上がる労働者や農民たちの力に思うように軍を動かせないロシア。双方の思惑の元に、停戦協議の講和会議に臨む日本外務大臣の小村寿太郎とロシア側の代表のウィッテ蔵相。調停役のルーズベルトと親交のあった金子堅太郎の裏での活躍も大いに役立った。  賠償金無しで樺太の半分の割譲を受けることで妥結するが、帰国後、日本の世論は譲歩しすぎたとして小村代表への批判で、東京が争乱状態に。外交的、軍事的には、ちょうどの落とし処で、停戦協議を成立させることには成功したが、結局、満州と韓国における日本の権利をロシアと諸外国に認めさせることになり、これが、後の長い東アジア戦争のベースとなるものであった。  欧米諸国がアジア、アフリカで植民地化を大々的に展開していたのを、後から出てきたアジアの小国の日本が真似たものといえる。  いろいろ、考えさせられる本である。 ところで、イギリス人が撮影した日露戦争の実写映像が残っているんですね。 http://www.youtube.com/watch?v=BPBURiP_Hso この中に、ポーツマスでの日本全権団も写っています。
関連本棚: Mike
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老師と少年
老師と少年
著者: 南 直哉
出版社: 新潮社
評価:
カテゴリ: セラピー
コメント: 禅僧と思われる老師と、生を苦しみ求道中の少年との対話。  自分とは何か、生きるとは何かを問うのではなく、生というものを、自分という器で飲み干せ、と言っている。  言葉で要約するとかえって伝わらないかもしれない。  流れの中の言葉を紡いでゆくと、そこにある種の感覚が浮かんでくるかもしれない。  私自身、少年の頃、突然、「死とは何か」、「死んだ後の自分はどうなるか」を思ったとき、もう堪らないような感覚に囚われたことがある。それから、この疑問が解決したかというと、必ずしもそうではない。  今は、単に生を生き抜いているだけ、ような気もする。  何も考えず、何も悩まず、ただ現在を生きるのみ、ということができれば、人間はどれほど幸福か、と思うこともしばしばある。  この本に解決を求めてはならない。ただ、苦しいとき、辛いとき、そういうようなときが来るのは自分だけではない、と思えるだけでも良いことかもしれない。
関連本棚: 仮想本棚 Mike go.tekuteku
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未亡人の一年〈上〉 (John Irving collection 1989-1998)
未亡人の一年〈上〉 (John Irving collection 1989-1998)
著者: ジョン アーヴィング
出版社: 新潮社
評価:
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コメント: 作家がどういう風にアイデアを絞り出し、小説にしていくかという話を伏線しながら、いろんなエピソードを交えつつ、年下の男が年上の女性に恋することから始まり、その女性の娘が作家になっていく経緯を巧みに描いている。  ちょっとエッチで、ちょっとおかしい小説です。
関連本棚: 元文学部生 Mike 給水塔
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加山又造 美 いのり (Art & words)
加山又造 美 いのり (Art & words)
著者: 加山 又造
出版社: 二玄社
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コメント: 天龍寺で「雲龍図」を見てから、加山又造という画家が気になって仕方がなかった。  日本画というと、つい固定的なイメージで捉えがちであるが、この画集でじっくり、一つ一つの作品を見ると、本当に色んなスタイルがあり、西洋画の影響も大きく受けていることも分かる。加山又造の場合、父が染色図案も描いていたというから、装飾画的なものもある。  それぞれの絵は全体として見て感じることもできるし、細部に目をやって細かい点の発見をするのも楽しい。  加山又造自身の文が添えられているのも良い。 ちょっとだけ注文をつけるなら、表紙と裏表紙のデザインがやや凡庸で、中身の素晴らしさに比べて、もったいない気がした。  手元において、じっくり眺め、文を噛みしめて又眺めると良い本である。
関連本棚: Mike
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/Mike/4167370263
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コメント: 八重洲口と聞くと、ヤン・ヨーステンという名前だけは知っていた。また、ウィリアム・アダムス=三浦按針も、名前だけだ。おおよそ、江戸時代だろうとは分かっていても、どういう人間かはほとんど知らなかった。 この本は、イギリス人でオランダ商戦に乗り込み、マゼラン海峡を苦労して回り、日本までたどり着いたウィリアム・アダムスの物語である。彼は航海長としてこの船旅に参加するが、出発時には4隻いた船も遭難なら何やらで、たったの1隻となる。同じ船に乗り込んでいたのがヤン・ヨーステン。ウィリアム・アダムスは、家康に認められて幕臣となり、三浦半島の逸見村に領地も貰う。  当時のスペインやポルトガルの宣教師たちの、オランダやイギリスなどの新教の人々への苛烈が際だつ。そのうち、東アジアの勢力争いで、オランダとイギリスとの争い、そう言った背景の中で、徳川幕府が平戸と長崎のみに交易地を限定する様子がよく分かる。  日本に漂着した航海者の立場から日本を眺めなおした視点が面白い。
関連本棚: Mike
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二つの祖国〈上〉 (新潮文庫)
二つの祖国〈上〉 (新潮文庫)
著者: 山崎 豊子
出版社: 新潮社
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コメント: 日系2世達が第2次世界大戦を挟んで受けた苦難と苦悩を描いた作品。太平洋戦争以後、マンザナールなどでの強制収容所の暮らしぶり、ヨーロッパ戦線での422連帯の苦闘、フィリッピン戦線での兄弟の遭遇。終戦間際の広島での被爆、戦後の極東裁判のモニターとして関わりなど、大きなテーマを山崎豊子は選んでいる。  小説としてのできや面白さは、他の作品に比べてやや劣る。強制収容所の話しも、この作品が最初に世に出たときには、問題提起としては大きかったが、今やかなり知れ渡るようになって来ている。  しかし、逆に、未だに日本人の間ではっきりとした意見の一致を見ないのが、極東裁判の位置づけと意義であろう。これは、東アジア太平洋戦争をどう考えるかという、極めて大きな問題を含んでいるからだ。  この問題をクリアしない限りは、言葉の上だけで「戦後レジュームからの脱却」とか「憲法9条を守れ」とか言っても始まらない。
関連本棚: くんきち gniibe Mike tomiken_2009
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神々の山嶺 1 (BUSINESS JUMP愛蔵版)
神々の山嶺 1 (BUSINESS JUMP愛蔵版)
著者: 谷口 ジロー
出版社: 集英社
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コメント: 八方池山荘で、山スキーから戻ってきたときに発見し、1巻と2巻を読みました。エベレスト登頂中に行方不明になったマルロー(山になぜ登るかと聞かれて、そこに山があるから、と答えた人)のカメラが発見されたというエピソードから始まり、羽生という孤高の登山家とそれと競り合うように出てきた長谷が登場する。ワクワクするような話しの展開。  羽生のモデルは森田勝。一方の長谷のモデルは長谷川恒男だ。実際とは違うあるが、それはそれで面白い。
関連本棚: hiroook subii Mike
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故郷忘じがたく候 (文春文庫)
故郷忘じがたく候 (文春文庫)
著者: 司馬 遼太郎
出版社: 文藝春秋
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コメント: 歴史小説ではなく、歴史随筆。非常に面白い。特に3つのうちの冒頭の「故郷忘じがたく」は絶品。秀吉の朝鮮遠征の際に、南原城にいて破れて日本に連れてこられ、鹿児島の苗代川に400年近く住みついた朝鮮民族の末えい沈寿官氏の物語。
関連本棚: Koji rui タナカ すぐ横 Ito Mike
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一夜官女 (中公文庫)
著者: 司馬 遼太郎
出版社: 中央公論社
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コメント: 戦国武将と女性との艶やかな恋を描いた司馬文学では希有の短編集。岩見重太郎や渡辺勘兵衛などの人物がいきいきと蘇る。 気楽に読める短編6編を所収。
関連本棚: reiko510 Mike
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人はなぜコンピューターを人間として扱うか―「メディアの等式」の心理学
人はなぜコンピューターを人間として扱うか―「メディアの等式」の心理学
著者: バイロン リーブス, クリフォード ナス
出版社: 翔泳社
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コメント: 機械は機械、しょせん道具だという先入観をひっくり返された本。無意識では人は、人工物も人と同じように扱ってしまうものらしい。それにしても、設定した実験の巧みさには関心させられる。
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蹴りたい背中
蹴りたい背中
著者: 綿矢 りさ
出版社: 河出書房新社
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コメント: 友だち付き合いが苦手な女子高生が、やはり一人孤立している男子高校生とふとしたことから知り合う。彼はモデルに憧れる気の弱い少年。ほのかな気持ちの通いあいの一方で、ガツンと背中を蹴飛ばしたくなる気持ちが交錯している。みずみずしい感性で描かれた優れた作品です。
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世界の中心で、愛をさけぶ
世界の中心で、愛をさけぶ
著者: 片山 恭一
出版社: 小学館
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コメント: テレビドラマでほんの少しみたことがあっただけだった。題名が大げさというか、あんまり好きでなかったので敬遠していたが、読んでみると、素直におもしろい青春小説だと思った。高校生の純愛がよく描けている。
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