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素数ゼミの謎

吉村 仁
文藝春秋
ISBN: 4163672303  bookweb, Amazon, WebCat, 新書マップ, SafariBooks
カテゴリ 50_サイエンス
評  価 ★★★★
コメント
紙魚 : Magicicadaに関する文献を読んだのは、学生時代にAlexander&Mooreを読んで以来かも知れない。 集団羽化とその鳴声の凄まじさ、ゲテモノにしか見えないセミ料理なども昨年の放送で大きく扱われ、健在ぶりに喜んだものである。 本書は、このセミの最大の謎である発生の周期性について、数学的な(と言ってもとても分かりやすい表現で)解答を与えている。 より多く子孫を残す形質が栄える進化論と、生物のもついい加減さもうまく考慮した数学の融合により、普遍的な解答が得られたのはまことに素晴らしいことである。 しかし、両分野に通じていない私が口を挟むのもはばかられる話ではあるが、同様の環境にいた他の生物が、なぜ同じ形質を獲得しなかったであろうか。 氷河期は全世界的な規模で起こっており、ユーラシア大陸にも広大なレフュージアがあったはずである。 どこかで同じような性質を持った生物が発見されないとなれば、それは新たなミステリーの幕開けとなるであろう。
SKZ : 2010.1 中学生向けの本だけに非常に分かりやすい。13年と17年という長い周期で大量発生する蝉の謎を「素数」という観点から読み解くという読み物。交雑を避けるためになるべく最小公倍数が大きくなるような13年とか17年という周期で発生するようになった、という説になるほど、でした。
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最終更新 : 2017-09-17 10:57:44 UTC

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