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納棺夫日記 (文春文庫)

青木 新門
文藝春秋
ISBN: 4167323028  bookweb, Amazon, WebCat, 新書マップ, SafariBooks
カテゴリ 99_その他
評  価 ★★★★
コメント
tamio : 映画「おくりびと」の原作本「納棺夫日記」 映画になった部分は第一章「みぞれの季節」と第二章「人の死いろいろ」の一部。著者は映画には後で出てくる「我々はどこへ行くのか?」が描かれていないということで映画の原作といわれることにある時期違和感があったようだが、映画としては普遍的な部分をコンパクトに描いていると私は思う。 第二章と第三章の「ひかりといのち」で、著者がさまざまな人の死を見て、ゴーギャンの「我々はどこから来たのか?我々とは何か?我々はどこへ行くのか?」という命題を深く考え追求するようになる。 著者は北陸の浄土真宗の土壌で親鸞に深く傾倒し考えをめぐらす。単に解説書を読んで理解するのではなく体験に基づき思索を続ける。 多くの死に面した人々の書物や自身の体験から「人は死を受け入れたとき光に出会い光を見る」という確信にいたる。 そして最後まで死と対峙し戦うことを強要する現代の医療、自分の死を受け入れ、死期を悟った患者の「お経を聴きたい」という切なる願いに、病院も僧侶も対応できていない現状にも触れている。 映画は映画としてまとまっていて良いと思うが、後半の「ひかりといのち」の著者の理解に共感することが多かった。
SKZ : 俗世界を生きてきた結果、達観した青木氏の言葉は深くて重い。各方面の博識ぶりにも感心しきり。宗教に関する造詣の全くない私にとって第三章「ひかりといのち」は難しかったけれども。
reiko510の2009 : 同じく3章は事前知識がないと難しかったです。
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最終更新 : Fri Mar 20 22:24:58 +0900 2009