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なぜ僕は「悪魔」と呼ばれた少年を助けようとしたのか
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今枝 仁
扶桑社
ISBN: 4594056350
紀伊國屋,
Amazon,
WebCat
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カテゴリ |
99_その他
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評 価 |
★★★ |
コメント |
SKZ :
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光市母子殺害事件。例の「悪名高き」弁護団から外されることになった今枝弁護士は言う。「刑事裁判では、何が起こり、どれだけ重要なものが失われたかということは極めて重要な問題であり、論点だ。しかし、なぜ・どうして・何のためにそのような事件が起きてしまったのか解明することも重要である」と。でこの事件ではその「なぜ」がきちんと解明されていないのでヨロシクないのだと。もちろんその通りではあろうが、正当防衛だとか無理強いをされただとか復讐だとか、そんな理由もなく未来ある母子を殺害したという事実はどんなに掘り返してみても覆らないのである。被告人の「F君」とやらには情状酌量できるような「理由」があるとは到底思えない。先日下った判決の量刑は、極めて妥当であると思う。
にしても読み難いよこの本。凡そ時系列といった言葉と皆無な話の展開。何度も同じ話が繰り返されて時制が進んだり戻ったり。著者の今枝氏、物書きとしては素人なのだから、これは明らかに編集側の配慮不足。これでは彼の想いも十分に伝えられませんて。
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最終更新 : 2008-11-10 12:03:32 +0900
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