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世界から猫が消えたなら
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川村 元気
マガジンハウス
ISBN: 4838725027
紀伊國屋,
Amazon,
WebCat
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カテゴリ |
09_娯楽
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評 価 |
★★☆ |
コメント |
SKZ :
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2013.5
気持ちの良いぐらいに駄作。村上春樹と伊坂幸太郎と水野敬也を足してマイナス1億で割ったようなテイストがお好きな方はどうぞ。どんな裏事情があるか(ないとしたらそれはそれで奇跡だが)は知らないが、こんなんが本屋大賞にノミネートされるようでは賞の権威は地に堕ちますぜ、関係者の皆さま。
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hama :
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201305
2013年本屋大賞ノミネート作品。
★電子版には、プリント版にはない特別付録SPECIAL PHOTOBOOK付き。
僕は生きるために、
消すことを決めた。
今日もし突然、
チョコレートが消えたなら
電話が消えたなら
映画が消えたなら
時計が消えたなら
猫が消えたら
そして
僕が消えたなら
世界はどう変化し、人は何を得て、何を失うのか
30歳郵便配達員。余命あとわずか。
陽気な悪魔が僕の周りにあるものと引き換えに1日の命を与える。
僕と猫と陽気な悪魔の摩訶不思議な7日間がはじまった―――
消してみることで、価値が生まれる。
失うことで、大切さが分かる。
感動的、人生哲学エンタテインメント。
著名人からの賞賛コメント(50音順 敬称略)
◯秋元康(作詞家)
さらりと、凄いことを
書いている小説だ。
頭で考えた文章ではなく、
感じるままに書きなぐった言葉が、
ストレートに突き刺さる。
川村元気の小説は、音楽だ。
◯大根仁(映画監督)
参った。泣けて泣けて仕方がない。
映画を作っているときの
川村元気は悪魔のような男なのに、
この小説はまるで聖書じゃないか!
◯角田光代(作家)
小説だが、これはむしろ哲学書なのではないかと思えてくる。(中略)
なぜ私たちは映画を見てわくわくするのか。なぜ私たちは絵画を見て涙するのか。
そうしたことの答えを教わった気がした。(文藝春秋2013年2月号より一部抜粋)
◯小山薫堂(作家 脚本家)
困ったことに、面白すぎる。
軽やかでありながら、深く、
笑ってしまうのに、切ない。
◯SEKAI NO OWARI Fukase(ミュージシャン)
183ページ8行目からの
「言葉」に、胸を打たれた。
あの主人公のお母さんのような気持ちを、
僕は、いつか産まれてくる
子供に抱く事が出来るだろうか。
もし同じように想えたら、
僕の生涯は最高のハッピーエンディングだ。
◯中谷美紀(女優)
読み終わった後、大切な人に
逢いに行きたくなりました。
◯中森明夫(コラムニスト)
まったく新しく、かつ普遍的な小説だ。
面白くて、おかしくて、切なくて、感動する。
人生そのもののような。
星新一やエンデを想起する。
少年少女が初めて読む小説で、
老後まで読み返せる。傑作!
◯松江哲明(ドキュメンタリー監督)
僕は猫を飼い始めて半年になるのだが、
あの頃は死が近かった気がする。
猫は黙って生き方を教えてくれるけど、
この本はちゃんと「言葉」で伝えてくれた。
猫と共に長く付き合う
一冊になりそうだな。
◯村上香住子(作家 フランス文学翻訳家)
そうか、そうだったのか。
ゴロニャーンしながら、哲学していたのか。
ふしぎなキャベツ猫の話が忘れられない。
口惜しいくらいに愛おしく、
嫌になる程、夢中になった。
◯淀川美代子(MAISHA編集長)
何げなく過ごす日常が、
とても大切に愛おしく思える。
そんな物語でした。
◯wato(料理研究家)
生きてゆく中で大切にしたいものや、
死ぬまでにしたいこと。
そのことについて話しあったり考えたり、
共感したいから
これからもずっと一緒に
居たいと思っている人へ、
オススメしたい本です。
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お茶:図書館情報メディア研究 :
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2013年の本屋大賞にノミネートされた本で、テレビでも紹介されていたが、物語の終盤が少し感動するだけで、ものすごく心に残る本というかんじでもなかった。
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他の本棚 |
hama, お茶:図書館情報メディア研究, nm090, .SHO
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最終更新 : 2013-05-20 12:22:41 +0900
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