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Shark Lady (Scholastic Biography)
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著者: |
Ann McGovern |
出版社: |
Scholastic Trade |
評価: |
★★★★☆ |
カテゴリ: |
読んだ本(洋書)
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コメント: |
【あらすじ】アメリカの海洋生物学者、ユージェニー・クラークの伝記。<br>
<br><br>
◇児童書(小学2〜3年生向け)/91ページ/ノンフィクション<br>
<br><br>
息子(小3)と一緒に読んだ本。<br>
子供にはちょっと難しい専門用語も出てきたけど、面白かったです。
伝記ですがお堅い本ではなくて、笑えるポイントも随所にある子供向けの本です。<br>
少女時代のユージェニーが体験した、初めての水族館での感動が彼女の人生を変えたのですが、自分の興味のあることに没頭して、家族の心配をよそに自宅でまで解剖や研究を続ける様子がすごいし、笑えます。<br>
海に入るようになってからの冒険話に、息子も釘付けでした。<br>
そうそう、ユージェニーのお母さんは日本人で、stepfather(お母さんの再婚相手)も日本人のノブサン。
研究のために日本に訪れたこともあるユージェニーは、同様に魚の研究をされていた昭和天皇と交流が深かったそうですよ。
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関連本棚: |
Yun
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*PELICAN BRIEF PGRN5 (Penguin Readers: Level 5)
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著者: |
John Grisham |
出版社: |
Pearson ESL |
評価: |
★★★★☆ |
カテゴリ: |
読んだ本(洋書)
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コメント: |
【あらすじ】ワシントンで最高裁判所の判事2人が殺害される事件が起きた。興味を持った法律学校の学生ダービィは独自に調べ、ペーパーにまとめた。やがてそのペーパーは人の手から手へと渡り、“ペリカン文書”と名付けられ、ダービィ自身も命を狙われるはめに。<br>
<br><br>
◇グレーデッド/SSSレベル5.0/19,000語/サスペンス<br>
<br><br>
大ヒットした映画、『ペリカン文書』です。
J.グリシャム原作のリトールド版。<br>
もう何年も前に映画で観て、とても面白かったのを覚えています。<br>
こちらのリトールド版はというと、あれだけ次から次へと展開するストーリーを、短くまとめるにはムリがあったような……。
もう少し長い作品で読んでみたかったです。
(原作を読めばいいのかw)<br>
<br>
ディテールは映画とはずいぶん違います。
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関連本棚: |
Yun
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*AIRPORT PGRN5 (Penguin Readers: Level 5 Series)
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著者: |
Arthur Hailey |
出版社: |
Penguin |
評価: |
★★★★★ |
カテゴリ: |
読んだ本(洋書)
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コメント: |
【あらすじ】吹雪の夜、リンカーン国際空港は最大の危機に陥った。空港管理責任者、パイロット、メカニック、グランドホステス、客室乗務員、管制官、周辺住人とその弁護士etc.……ひとつの空港に関わるさまざまな人たちの緊張の糸が最高潮に達する頃、もっとも恐れていた悲劇が起こってしまう。<br>
<br><br>
◇グレーデッド/SSSレベル5.0/35,000語/サスペンス<br>
<br><br>
グレーデッドリーダースとしては、かなり長めの3万5千語。<br>
同タイトル小説のリトールド版です。<br>
『大空港』というタイトルで映画化もされています。<br>
<br>
前半、登場人物それぞれの置かれた状況や、家族との関係までが丁寧に描かれているため、話がなかなか進まないような感覚ですが、後半、事件が起こってからは、それらの丁寧な描写が生きてきます。
この作品をもっと短く書き直していたら、きっとつまらないものになっていたでしょう。<br>
後半からは転げ落ちるように物語が急展開します。
ラストも納得のいく、気持ちのいいものでした。
<br>
ところで、一人の乗客としては毎回当たり前のように、何も考えずに利用する空港ですが、こんなにたくさんの人たちに支えられている空の安全なんですね。
飛行機嫌いで不平不満の多かった自分をちょっぴり反省(笑)
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関連本棚: |
Yun
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The Lady in White Level 4 (Cambridge English Readers)
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著者: |
Colin Campbell |
出版社: |
Cambridge University Press |
評価: |
★★★★☆ |
カテゴリ: |
読んだ本(洋書)
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コメント: |
【あらすじ】TVプロデューサーのジョンは、番組制作のために心霊体験談を視聴者から集める。ところが、そのうちのいくつかの内容が酷似していることを不審に思う。それは共通の場所で乗せた、白いドレスのヒッチハイカーがこつ然と消えてしまうというものだった。そしてそれはまた、ジョン自身が体験したものでもあった。<br>
<br><br>
◇グレーデッド/SSSレベル4.5/21,514語/ホラー<br>
<br><br>
途中まではハラハラドキドキ。
そう、途中までは…。<br>
アイデアはすっごく面白いし、主人公が謎を解こうと現地に向かう様子なんか目が離せない展開なのに、途中から突然失速。<br>
え?なにこれ? って感じでした。<br>
でもまあ、前半すごく楽しませてくれたので、星ひとつオマケ。
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関連本棚: |
Tiny
poporon
Yun
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Nothing but the Truth Level 4 (Cambridge English Readers)
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著者: |
George Kershaw |
出版社: |
Cambridge University Press |
評価: |
★★☆☆☆ |
カテゴリ: |
読んだ本(洋書)
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コメント: |
【あらすじ】バンコクのインターナショナル・スクールに通う中国人のヒュー。成績優秀な彼女だが、突然英語の成績が悪くなり、英語教師は有料の個人教師を強制する。親にも言えず、お金の工面で悩むヒュー。<br>
<br><br>
◇グレーデッド/SSSレベル4.5/17,155語/アドベンチャー<br>
<br><br>
物語の終始、悩み事が尽きない主人公。<br>
大人の目から見たら、
「どうしてこんなことで悩むの?」
「親に相談すればいいのに」
「だまされてるのに気づかないのかな」
と、ちょっとイライラします。<br>
<br>
いってみれば学園アドベンチャーなんですが、登場人物が幼すぎて、全然ストーリーに入り込めませんでした。
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関連本棚: |
Yun
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*LOCKED ROOM & OTHER (CASS PACK) PGRN4 (Penguin Readers: Level 4 Series)
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著者: |
M.R. James |
出版社: |
Penguin |
評価: |
★★☆☆☆ |
カテゴリ: |
読んだ本(洋書)
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コメント: |
【あらすじ】イギリスを舞台にした、9つのホラー短編小説で構成された作品。<br>
<br><br>
◇グレーデッド/SSSレベル4.0/11,000語/ホラー<br>
<br><br>
映画でもそうですけど、アメリカやイギリスのホラーの感覚ってちょっと日本人とは違うみたい。
「ものすごく怖い!」というホラー作品にはなかなか出会えませんね(というか、日本のホラーが怖すぎ!?)。<br>
この短編集も、怖いというよりは気色悪いです。<br>
「ほらどうだ!次はどうだ!」と短いストーリーの連続なんですが、あまり怖くない(恐怖感が理解できない?)せいか、途中で飽きました。
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関連本棚: |
Yun
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*RING PGRN3 (Penguin Readers, Level 3)
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著者: |
Smith |
出版社: |
Pearson ESL |
評価: |
★★★★★ |
カテゴリ: |
読んだ本(洋書)
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コメント: |
【あらすじ】一人、海岸でホームレスのように暮らす、精神異常の青年ラファエル。少年時代に偶然ラファエルに出会った医師は、なぜ彼がそうなってしまったかを、村人の証言から探し出そうとする。やがて他の男と失踪したラファエルの元恋人、アニタに鍵があるのではないかと気づく。衝撃の結末!<br>
<br><br>
◇グレーデッド/SSSレベル3.2/13,000語/ミステリ<br>
<br><br>
優しくて働き者の漁師の青年ラファエルは、村の有権者の娘アニタと恋に落ちるのだが、ラファエルは貧しく、それは身分違いの恋だった……。<br>
と、ありがちな設定ですが、ラファエルの純粋さと誠実さが切なくて、それゆえに狂気に蝕まれていくラファエルの姿が痛々しいです。<br>
物語は、医師が集めた村人の証言で構成され、謎が徐々に解かれていきます。
そして衝撃的なラストは全く予想できませんでした。<br>
短いながらも、本格ミステリ好きも楽しめる内容です。
おすすめ。
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関連本棚: |
fumi
takeono
keiko
Yun
shizuku
Mrs.Chevy's Book Shelf
uru
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Dead Man's Island: Stage 2: 700 Headwords (Oxford Bookworms)
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著者: |
John Escott, Jennifer Basset |
出版社: |
Oxford Univ Pr (Sd) |
評価: |
★★★☆☆ |
カテゴリ: |
読んだ本(洋書)
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コメント: |
【あらすじ】父を事故で亡くしたキャロル。母がやっと見つけて来た仕事は、ビジネスマンの秘書だった。しかしそのビジネスマンは、誰も寄せ付けずに島でひっそりと暮らしている人物。母とともにその島で暮らすことになったキャロルは、やがて大きな屋敷とビジネスマンの疑惑に気づく。<br>
<br><br>
◇グレーデッド/SSSレベル2.8/5,222語/サスペンス<br>
<br><br>
前半ドキドキしながら読んでいたんですが、途中から先が読めて、しかも予想通りの終わり方であっさりしすぎ。<br>
ネタ的には面白かっただけに残念でした。
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関連本棚: |
Yun
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*AMISTAD PGRN3 (Penguin Readers, Level 3)
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著者: |
Barnes |
出版社: |
Pearson ESL |
評価: |
★★★☆☆ |
カテゴリ: |
読んだ本(洋書)
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コメント: |
【あらすじ】1830年代、スペインの奴隷船アミスタッド号でアフリカ人たちが暴動を起こした。船の乗組員たちを殺した彼らは、アメリカで裁かれ、死刑の判決を受ける。果たして彼らは本当に有罪なのか……彼らを救うために、アメリカ人弁護士が立ち上がる。<br>
<br><br>
◇グレーデッド/SSSレベル3.2/8,700語/ドラマ<br>
<br><br>
奴隷制度が横行していたこの時代、アフリカ人たちは人間ではなく、“奴隷”という商品として扱われていました。<br>
暴動を起こした彼らも、故郷で拉致され、アメリカに売られていく商品。
けれど、もちろん彼らも人間で、家族があって、故郷での人生があったのです。
暴動は拉致された彼らが、ただただ自分の故郷に帰りたくて、家族の元に戻りたくて起こしたもの。<br>
人間として当たり前なはずの行動が、当時の裁判では死刑に値するなんて。<br>
この本は、そんな人間の尊厳を問う重いテーマの映画のグレーデッドリーダースですが、限られた語彙で薄い本にまとめるにはムリがあるようです。<br>
私はまだ映画は見ていないけれど、この作品を楽しみたいと思うなら、この本では難しいですね。
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関連本棚: |
keiko
Yun
OpenSesame
すなみ
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The Visit (Storylines)
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著者: |
Tim Vicary |
出版社: |
Oxford Univ Pr |
評価: |
★★★☆☆ |
カテゴリ: |
読んだ本(洋書)
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コメント: |
【あらすじ】気のいい警察官・ハリーがパトロール中に遭遇した不思議な体験。誰に話しても信じてもらえず、やがて……。<br>
<br><br>
◇グレーデッド/SSSレベル2.5/3,900語/SF<br>
<br><br>
引っ越しの合間に、息子に読んであげようと思ってカレッジの図書館から借りてきた薄い本です。<br>
さすがTim Vicary、音読でも30分かからないショートストーリーでしたが、ワクワクさせる展開でした。欲を言えば、もっと長いほうが嬉しいかも。<br>
含みのある物悲しいラストは、7歳児にはちと難しかったか?
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関連本棚: |
Yun
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Great Expectations (Oxford Bookworms Library)
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著者: |
Charles Dickens |
出版社: |
Oxford Univ Pr (Sd) |
評価: |
★★★☆☆ |
カテゴリ: |
読んだ本(洋書)
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コメント: |
【あらすじ】生まれて間もなく両親に死なれ、年の離れた厳しい姉に育てられた少年ピップ。姉の夫は優しく、彼と同じ鍛冶屋になるつもりだったが、ある日、両親の墓で遭遇した脱走囚を助けてから、彼の人生は大きく変わっていく。<br>
<br><br>
◇グレーデッド/SSSレベル4.5/22,000語/ドラマ<br>
<br><br>
チャールス・ディッケンスの名作。<br>
貧しい出生から、さまざまな人との出会いによって出世していくサクセスストーリーは、以前読んだ『David Copperfield』に似ています。<br>
<br>
今回は苦戦しました。<br>
英語が難しいというよりは、途切れ途切れに読んでいたので、大勢の登場人物についていけなくなりました。<br>
それと、やっぱり主人公ピップに共感できないんだなぁ。
ウエディングドレスに身を包んだ大金持ちの奇妙な老婆によって、冷たい人間に育てられた美しい少女をなぜ好きになるのか。
その他もろもろ、どうも安直な人間に思えてしまって。<br>
<br>
ところで、この時代の“gentleman”て、どんな人たち?
自分でお金を稼いでいるわけでもないし、勉強さえしてれば人々に尊敬されたんだろうか……。
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関連本棚: |
Yun
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Do Androids Dream of Electric Sheep?: 1800 Headwords (Oxford Bookworms ELT)
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著者: |
Philip K. Dick |
出版社: |
Oxford University Press |
評価: |
★★★☆☆ |
カテゴリ: |
読んだ本(洋書)
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コメント: |
【あらすじ】核戦争後の放射能の灰が降り続く地球。火星に移住した多くの人間たちは、人間と同じ姿のアンドロイドたちに危険な労働などをさせていた。ある日、5体のアンドロイドが反乱を起こし、地球へ逃亡する。アンドロイドキラーの命を負ったリックの望みは、報奨金でアンドロイドでない本物の生き物を飼うことだった。<br>
<br><br>
◇グレーデッド/SSSレベル4.5/24,477語/SF<br>
<br><br>
映画『ブレードランナー』の原作となったSFの名作、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』です。<br>
翻訳版を読んだことがあったので、このグレーデッドもなんとか読めましたが、英語レベルはちょっと高かったかもしれません。
神(?)との対話のシーンなどは、信仰と縁遠い生活を送っている私には、イメージしにくかったです。<br>
<br>
語数の限られたグレーデッド版なので、やや物足りなさを感じるのは仕方ないところ。
でも、人間の罪深さという意味で、もの悲しいストーリーであることには違いありません。
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関連本棚: |
poporon
Yun
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Ghost Stories: 1800 Headwords (Oxford Bookworms ELT)
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著者: |
Rosemary Border |
出版社: |
Oxford University Press |
評価: |
★★☆☆☆ |
カテゴリ: |
読んだ本(洋書)
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コメント: |
【あらすじ】第1話『Smee』大きな屋敷のパーティに集まった12人は、全ての明かりを消して“かくれんぼ”のようなゲームをすることになった。一人、また一人と暗闇の中から見つけられ、気づくと13人になっていた。<br>
全6話の異なる作家のホラー作品で構成された短編集。<br>
<br><br>
◇グレーデッド/SSSレベル4.5/21,000語/ホラー<br>
<br><br>
6話のうちのひとつ、『The Judge's House』は、以前読んだマクミランの『Tales of Horror』にも入っていました。
どちらもリトールドですが、テンポのよいこっちの版の方が好きです。<br>
<br>
全体としては、やはり古いホラーストーリーばかりだったので、あまり怖くなかったな。
自分の身には起こりそうもないもの。<br>
強いて挙げれば、第1話の『Smee』。
萩尾望都の『11人いる!』(こちらはホラーではなくSF)を思い出しました。
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関連本棚: |
Tiny
Yun
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*ON THE BEACH PGRN4 (Penguin Readers: Level 4 Series)
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著者: |
Nevil Shute |
出版社: |
Penguin |
評価: |
★★★★★ |
カテゴリ: |
読んだ本(洋書)
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コメント: |
【あらすじ】1964年、いくつもの都市に落とされた原爆によって、北半球は壊滅状態になっていた。オーストラリア大陸にわずかに生き残った人々も、北から南へとゆっくり広がる死の灰に怯え、やがて人類は静かに終焉を迎える。<br>
<br><br>
◇グレーデッド/SSSレベル4.0/32,000語/SF<br>
<br><br>
1957年に出版された、もはや古典とも言えるSFの名作『渚にて』のリトールド版です。<br>
ロシアと中国が上海をめぐって始めた戦争に、他国の原爆が誤爆によって次々と落とされたという、当時の世界情勢をベースにした設定になっています。
しかし、イラク戦争がいろんな国の人々を巻き込み、また先進国でない国々も核を保持しようとする現在、背筋が凍る思いで読みました。<br>
<br>
最期の時を迎える人々が、驚くほど静かに“自分が一番大切なもの”の中に身を置き、欲望を捨てて過ごす様子が、悲しいすぎるほどの淡々とした文章で綴られています。<br>
もしも今の私たちが、「明日世界がなくなってしまうよ」と宣告されたら、やはり同じように、愛する人と一緒にいられさえすればいいと思うのでしょうね。<br>
<br>
終始悲しみが押し寄せ、これまで英語で読んだ中で一番泣いた本です。<br>
ちなみに私が一番泣いた場面は、アメリカ西海岸から発せられるモールス信号に、生存者がいることを信じて調査に向かった米軍の潜水艦から兵士が脱走し、残留放射能による死を覚悟しながら無装備で上陸してしまうところです。<br>
その海辺の街は、彼の故郷でした。<br>
<br>
いつか必ず原書で読んでみたいです。
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関連本棚: |
Tiny
Yun
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The Eagle of the Ninth: 1400 Headwords (Oxford Bookworms ELT)
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著者: |
Rosemary Sutcliff, John Escott |
出版社: |
Oxford University Press |
評価: |
★★★★★ |
カテゴリ: |
読んだ本(洋書)
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コメント: |
【あらすじ】紀元前2世紀、カレドニアに向けて進行していたローマの第9部隊が忽然と姿を消した。それから10年後、第9部隊を率いた父と、失われた栄誉のシンボル・イーグルを求めて、マーカスは奴隷エスカとともに危険な旅に出る。<br>
<br><br>
◇グレーデッド/SSSレベル3.8/15,000語/アドベンチャー<br>
<br><br>
フランス革命もろくに知らない私が、紀元前のローマ帝国のことなど知るはずもありません(笑)<br>
当時のブリテン(現イギリスを含む)が、ローマの征圧下にあったとは初めて知りました。
ローマ軍の敵はブリテンの先住民族なんですけど、その人たちって現在の誰?
やがてアメリカ大陸に渡り、アメリカの先住民族から土地を奪ったのは、元ローマ人? それともブリテンの先住民族だった人たち?<br>
まさか英語の勉強をしながら、世界史について考えるなんて予想していませんでしたよ。<br>
<br>
ストーリーは、本を置くスキを与えてくれませんでした。<br>
前書きで「紀元前2世紀……」と読んだ時には、私には難しいかもと思ったんですが、いつの時代も争いの中にも人間ドラマがあるもので。
重傷を負って軍をクビになるマーカスのくやしさや焦り、尊敬する父への思い、奴隷エスカとの友情などなど、短いながらも読みごたえのある一冊です。
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関連本棚: |
Yun
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A Tale of Two Cities (Bookworms Series)
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著者: |
Charles Dickens |
出版社: |
Oxford Univ Pr (Sd) |
評価: |
★★★★☆ |
カテゴリ: |
読んだ本(洋書)
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コメント: |
【あらすじ】貴族の身分を捨て、名前も変えてイギリスで暮らすチャールス、スパイ容疑で18年間投獄され記憶喪失になってしまった父の面倒を見るフランス人ルーシー……フランス革命という嵐の時代に翻弄される人々は、愛する人を守り、生き抜こうとする。<br>
<br><br>
◇グレーデッド/SSSレベル3.8/15,000語/ドラマ<br>
<br><br>
読み始めてまず思ったのは、「ベルばら読んでおけばよかった!」。<br>
世界史も日本史も赤点だった私は、恥ずかしながらフランス革命のことをよく知りませんでした。<br><br>
ストーリーとしては、先が気になってどんどん読めましたが、関係なさそうでいてからみあった人間関係を、読後も完璧に把握できず、最初の1/4を読み直しました。<br>
ちなみに邦題は『二都物語』だそうです。
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関連本棚: |
poporon
Yun
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The Hound of the Baskervilles: Stage 4: 1,400 Headwords (Oxford Bookworms)
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著者: |
Arthur Conan, Sir Doyle |
出版社: |
Oxford Univ Pr (Sd) |
評価: |
★★★★☆ |
カテゴリ: |
読んだ本(洋書)
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コメント: |
【あらすじ】イギリス南西部に横たわる湿地バスカービルには、暗闇を風のように追い掛けて来る真っ黒く巨大な猟犬がいるという噂が100年以上前からあった。ある晩、その一帯の当主チャールス・バスカービルが、湿地の入り口で死体で発見された。死因は心臓マヒとの見解だったが、一族と親交のあるモーティマー医師は、先代のウィリアム・バスカービルが書き残した奇妙な手紙を手に、シャーロック・ホームズに助けを求めてやってくる。<br>
<br><br>
◇グレーデッド/SSSレベル3.8/19,000語/ミステリ<br>
<br><br>
普通の猟犬すら見たことがないので、“巨大な猟犬”と言われてもピンとこなくて、恐怖感はイマイチでした。<br>
しかし、ミステリとしての筋立てはさすがです。
じつは私、ミステリ好きなくせに、シャーロック・ホームズを読んだことがないという不届者でして(汗)
今回初めて、しかも英語で読んだわけです。(リトールドですが)<br>
旧家の遺産相続をめぐる殺人事件に、横溝正史を思い出しました。
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関連本棚: |
Yun
ジェミニ
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Black Beauty: Level 4 (Bookworms Series)
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著者: |
Anna Sewell |
出版社: |
Oxford Univ Pr (Sd) |
評価: |
★★★★☆ |
カテゴリ: |
読んだ本(洋書)
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コメント: |
【あらすじ】19世紀の人々の多くは、自分たちの馬をさながら機械のように酷使していた。賢く美しい馬ブラック・ビューティが生まれ育った家の主人は、馬を大切に扱う人物だったが、2軒目、3軒目と売られゆくなかで、さまざまな体験をする。<br>
<br><br>
◇グレーデッド/SSSレベル3.8/15,000語/ドラマ<br>
<br><br>
アメリカの子供たちが、一度は通過する物語。<br>
主人公である馬の目線で語られるストーリーに、最初はちょっと馴染めなかったけど、途中からとても面白くなって、あっという間に読み終わりました。<br>
なるほど。
これは子供たちを惹き付けるお話だわ。
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関連本棚: |
Yun
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Little Women: Stage 4: 1,400 Headwords (Oxford Bookworms)
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著者: |
Louisa May Alcott |
出版社: |
Oxford Univ Pr (Sd) |
評価: |
★★★★☆ |
カテゴリ: |
読んだ本(洋書)
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コメント: |
【あらすじ】父が戦争で不在のマーチ家。メグ、ジョー、ベス、エイミーの4人姉妹は、母と一緒に貧しくも明るく暮らしている。友情あり涙あり、時にはアクシデントありの心温まるストーリー。<br>
<br><br>
◇グレーデッド/SSSレベル3.8/16,000語/ドラマ<br>
<br><br>
邦題は『若草物語』だそうで……読んだことなかったです。
今までそっぽ向いて素通りしてきた名作を読める(読まされる?)のも、多読のいいところかもしれませんね(笑)<br>
<br>
期待しないで読み始めましたが、いいお話でした。
“人の生きる道”みたいなものを、静かに子供たちに説いていくお母さんに脱帽。
私も勉強&反省させてもらいました。
ちなみに4人姉妹の中では、私は男っぽくて行動的なジョーが好きです。
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関連本棚: |
Yun
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