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日本テクニカル分析大全
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著者: |
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出版社: |
日本経済新聞社 |
評価: |
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カテゴリ: |
金融市場
トンデモ
投資
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コメント: |
株価変動のグラフを見て、そのパターンを分析して株価予想をしようとする人たちの本。いろんな「理論」と称するものがもっともらしく説明されていて、なかなか笑える。ファンダメンタルズ分析やランダムウォークもいっしょうけんめい批判してくれるけど、お笑いの域を出ない。
が、戦慄したのが「陰陽五行と株価」とか「四柱推名による株価予想」なんてのがほとんど大まじめに載っていること。信じられん。 |
関連本棚: |
nobody
桑原さん
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The Misbehavior of Markets: A Fractal View of Risk, Ruin, and Reward
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著者: |
Benoit B. Mandelbrot, Richard L. Hudson |
出版社: |
Basic Books |
評価: |
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カテゴリ: |
金融市場
経済理論
経済
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コメント: |
ベノワ「フラクタル」マンデルブロが、自分が構築に大きく寄与した効率的市場仮説を自らひっくり返したに等しい本。いや、ひっくり返してはいないんだけれど、そのいまの形式の一仮説になっている、ランダムウォーク仮説をひっくり返す。株価の変動はランダムウォークではなく、フラクタルに従うのだ、という。そしてこれにより変動はランダムウォークから得られるものより大きくなる。というか、平均値に近い部分が増える代わりに、裾野が広がる。だからこれまで思われていたよりも市場は安定しているけれど、でもこれまで思われていたより派手にふれることがある、という話。ただ、なぜそうなるか、という理屈は説明できていない。 |
関連本棚: |
nobody
なお。
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