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地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
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細谷 功
東洋経済新報社
ISBN: 4492555986
紀伊國屋,
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SKZ :
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良書です。「日本全国に電柱は何本あるか？」「シカゴにピアノ調律師は何人いるか？」などという、コンサルファームの新卒採用面接などでよく問われる（らしい）問題を解くための、〝フェルミ推定〟なるツール（考え方）の紹介を皮切りに、「地頭力」の重要さだとか鍛える術について書かれている。
要は問題を解決するときの姿勢として、「結論から」「全体から」「単純に」この３つを大事にしなさい、と。いつも気をつけているつもりでもナカナカできていないので、耳が痛い話ではありました。
※特に刺さったセンテンスを以下に※
「検索エンジン中毒」「情報コレクター」「完璧主義」「猪突猛進」「経験至上主義」に陥ってはいないか
コミュニケーションにおける最大の問題は、それが達成されたという幻想である（ジョージ・バーナード・ショー）
仮説思考：どんなに少ない情報からでも仮説を構築する姿勢/前提条件を設定して先に進む力/時間を決めてとにかく結論を出す力
90分の内容をいかに30秒で説明するかという訓練を積み重ねる
知的好奇心にも二種類ある。１．知識への好奇心（What型）、２．問題解決への好奇心（Why型）。特に後者を鍛えるべきだ
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。（「草枕」夏目漱石）
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最終更新 : 2008-11-03 23:00:14 +0900
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