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ソフトウェア職人気質―人を育て、システム開発を成功へと導くための重要キーワード (Professional Computing Series)
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ピート マクブリーン
ピアソンエデュケーション
ISBN: 4894714418
紀伊國屋,
Amazon,
WebCat
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カテゴリ |
ソフトウェア・エンジニアリング
コンピュータ
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評 価 |
★★★★★ |
コメント |
dainichiro :
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ありとあらゆるソフトウェアを工学的なアプローチで開発することはうまく行かないんじゃないのか、というのはソフトウェアを開発している人ならば一度は考えたことがあるのではないか。多くのソフトウェア開発では工学的メタファではなく職人気質というメタファがうまくはまるということを筆者は主張している。職人気質とは工芸品などの職人の世界を想像すれば感覚としてわかると思う。筆者も述べているが、XPのようなアジャイルな手法とも非常にマッチするだろう。
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sho :
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一言一句、隅々までうなずける話ばかりであったよ。ソフトウェアベンダーに就職して、なんだか違うと感じている若い人は読んでみると、違和感の原因がわかるのではないか。
……とは言っても、もう若くない身としては、そうそう素直に読めたものでもない。もう少し、定量的な記述が欲しかったところ。参考文献にそういうことが書いてあるのかも知れないけど。工程が遅れていることを伝えると、真っ先に「あと何人投入すれば遅れが取り戻せるか」と聞いてくる経営陣に、この本が伝えていることをなんと説明すればいいのやら。
開発者が偉くなって管理職をやってるのが大半の会社では、「開発者には管理職より高い報酬を与えろ」と言っても、開発者が楽をしたがっているとしか思われないだろう。OJTとは名ばかりで、トレーナーと新人が別のプロジェクトにいるなんてことが珍しくもない既存の会社じゃ、こんなパラダイムシフトは起こせないだろーなー。鬱々。
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mi.f :
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作るソフトウェアによって作り方も変えなければならないのだろうと思った。職人気質によって作り込まれた使用目的が広いソフトウェアと、限定された使用目的のためのソフトウェアでは、作り方が違うはずである。
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zaud :
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まず、腕を磨け!
と読みました。
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べ_deleted000 :
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この本には猛烈に感動した。……なんというか長いことプログラミングに関する原稿でワタシが言い続けて来たアレコレが,もっとちゃんと体系付けられ,学問的に通用しそうな言い回しで語られている,「そうだよ誰かがこういう本を書かなくちゃウソだよ本」なのである。
もうホンマ,溜飲が下がるというかもっと言ってというか我が意を得たりというかそういう記述の連続で,ときおり本を膝の上に伏せてはああ,オレは間違ってはいなかったぜ,と感慨に耽ることもしばしばだ。たとえば:
●資格制度は幻想である。
●素晴らしいソフトウエアには署名がある。
●ソフトウエア職人は下働きではない。
●優れた開発者は管理者よりも価値が高い。
●低予算でソフトウエア工学を実行することはできない。
●ソフトウエア工学は個人というものを忘れさせる。
●ソフトウエア職人は計画的陳腐化と戦う必要がある……。
おお,こうやって目次から小題のいくつかを書き写すだけで,中身を逐一ここで説明したくなる,腰を据えてじっくりと論じたくなる,一杯やりながらバカ話のネタにしたくなるぞ,なるんですよ旦那(旦那って誰だ?)。
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nobsun-old :
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プログラマって職人だよね。でも、作品はイッピンモノとはいわれないのだよね。つくったものは。プログラマが「重要無形文化財保持者」(人間国宝)とはいわれるようにならないだろうねぇ。
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最終更新 : 2006-08-05 18:55:39 +0900
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