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蕎麦屋のしきたり (生活人新書)
藤村 和夫
日本放送出版協会
ISBN: 4140880015
紀伊國屋
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評 価
コメント
べ_deleted000 :
「有楽町・更級」の4代目藤村和夫氏による,蕎麦うちのコツから出しの引き方,通し言葉や符丁から,もりと種もの,「おやど」と出前の汁の違いまで。いやぁ実に面白く読ませていただきました。
ただちょっとだけ気になったのは,本屋で見かけたポップやオビなどこの本の広告にやたら「粋だ粋だ」と書いてあること。オレ的常識ではそういうのは「粋がる」って言って,これ以上ないくらい「粋ぢゃあねぇふるまい」だったはずだと思うんだがなぁ,NHKとかのヒトはどうお考えですか。
さすがに著者の藤村氏はその辺をわきまえてらして,ある広告では「私たち蕎麦を召し上がっていただく人間からすれば,粋だの,粋でないだのと生意気は言えない」とコメントなさってた。そうですよね,普通は。まぁその上で,それが「粋かどうかは知りませんが」と断りつつ,蕎麦屋にとって嬉しいお客というのを次のように紹介してらっしゃるので引用しようか,その客というのは,
まず酒を一本取り,お品書きを吟味しながらおもむろに飲みはじめ,しかるべき時に手の掛りそうな「つまみ」を注文し,できてきたらお代わりの酒を注文,食べているうちに「蒸籠,一枚」。水を切りながらつまみつつ,「もう一本」。「板わさでもおくれヨ」。酒がなくなる頃,「蒸籠,もう一枚」。これをゆっくり食べて,湯桶を入れて,残りの汁を全部飲んでしまってから「お勘定」。どうです蕎麦屋が喜ぶ客になれそうですか?
権太の既読 :
蕎麦屋さんでお酒が飲みたくなる本。あこがれるがまだやったことはない。
もつくん2_deleted000_deleted000 :
一度だけ、ちゃんとした蕎麦屋で酒を呑むというのを実行したことがある。あんときゃ、うまかったなぁ。
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最終
更新
: 2008-03-01 11:09:11 +0900
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一度だけ、ちゃんとした蕎麦屋で酒を呑むというのを実行したことがある。あんときゃ、うまかったなぁ。
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