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世界SF映画全史
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著者: |
北島 明弘 |
出版社: |
愛育社 |
評価: |
4.0 |
カテゴリ: |
SF
映画
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コメント: |
読んでみたいけれど、ちょっと値段が…。<br>
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読み応えがありそうで、ちょっと楽しみ。<br>
あれっ、P.383にあるU.S.S.エンタープライズ NCC-1701の写真、天地が逆じゃないか!<br>
どこからでも読み始めて、好きなときに止めることができる。取り上げられている作品を結構見ている自分に驚いてしまった。<br>
ただ、エンタープライズが引っくり返っているのはどういうことなのだろう。そんな場面があったとは思えないのだけれど。単なる校正のミスなら、後書きにある「SF映画への愛を」云々が白々しい。再版の際には訂正して欲しいものだ。
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関連本棚: |
takoyakim
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黒澤明vs.ハリウッド―『トラ・トラ・トラ!』その謎のすべて
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著者: |
田草川 弘 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
4.1 |
カテゴリ: |
図書館
映画
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コメント: |
黒澤天皇とまで呼ばれた監督が、映画「トラ・トラ・トラ」の日本側シークエンスの監督を解任された事件の真相を追ったノンフィクション。<br>
京都、太秦撮影所での数々の奇行、うへっ、あの監督が、まじっ?というような感じで読んだ。結局、監督の「この映画の総監督は自分であるべきだ」という想いが、製作会社の「複数の監督の一人に過ぎない」という扱いに(それでもかなり米側は気を使っていたと思うが)耐えられなくなったというところか。<br>
で、黒澤版の「トラ」が見たいかというと、私はあまり見たいとは思わない。 |
関連本棚: |
spi
nobuo_o
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日本映画音楽の巨星たち〈1〉早坂文雄・佐藤勝・武満徹・古関裕而
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著者: |
小林 淳 |
出版社: |
ワイズ出版 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
図書館
映画
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コメント: |
古関祐而がモスラの映画音楽をやっていたとは知らなかった。ザ・ピーナッツ演じる小美人の歌う有名な「モスラの歌」、インドネシアの地方語だということも知らなかった。<br>
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取り上げられている映画音楽
<li>早坂文雄…七人の侍
<li>佐藤勝…用心棒
<li>武満徹…怪談
<li>古関裕而…モスラ<br>
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七人の侍で勘兵衛(志村喬)が白飯の盛られた茶碗を手にして「この飯、疎かには食わぬぞ」という場面は思い出すだけでも涙腺が刺激されてしまう。勘兵衛のような精神が衰退していったさきに武士道なんてものがあるのかもしれない。まっ、藤原センセには口が裂けても言えないセリフですわな。<br>
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関連本棚: |
のらねこ兵☆
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日本映画音楽の巨星たち〈2〉伊福部昭・芥川也寸志・黛敏郎
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著者: |
小林 淳 |
出版社: |
ワイズ出版 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
図書館
ゴジラ
映画
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コメント: |
♪ドシラ・ドシラ・ドシラソラシドラ♪で始るゴジラのテーマを聞くと涙が出てくる。逆にワクワクしてくるのが怪獣大戦争マーチ。これが、海軍からの依頼で作曲された古典風軍楽「吉志舞」の第2主題の旋律で、厚木に降り立ったマッカーサーを迎える歓迎式典で演奏されたという。なんとまぁ皮肉なことよ。<br>
伊福部は「日本誕生」、芥川は「八つ墓村」、黛は「炎上」とそれぞれの作曲家を象徴する映画を取り上げ、その中で音楽がどのように表現されているか、表現しようとしたかを映画の進行に沿って解説してある。音楽に門外漢でも、映画を観ていなくても、楽しめた。<br>
伊福部昭氏は2006年2月8日に亡くなられた。<br><br>
P.121後ろから6行目の頭の部分(八つ墓村の一場面の描写):釜で胸を切り裂かれる者…釜?
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関連本棚: |
のらねこ兵☆
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