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ユゴーの不思議な発明
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著者: |
ブライアン セルズニック |
出版社: |
アスペクト |
評価: |
4.1 |
カテゴリ: |
図書館
絵本
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コメント: |
500ページを超える大作。ほとんどのページが鉛筆画で構成されていて、時折文章が入るという作りになっている。一応絵本というカテゴリに分類したが、ファンタジーでもよかったかなと思う。<br>
映画の黎明期に登場したジョルジュ・メリエス(月世界旅行・月に砲弾がぶち刺さったシーンは有名)とユゴーという手先の器用な少年、不思議な少女イザベル達の織りなす物語。駅舎内での追いかけっこの場面では、数ページにわたってテンポがよい絵が続いていて、まるで動画を見ているようだ。<br>
<br>
ユゴーの不思議な発明とは何か、が物語の最後で明らかになる。また、マーティン・スコセッシによって映画されるそうだ。 |
関連本棚: |
QP11
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砂漠でみつけた一冊の絵本
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著者: |
柳田 邦男 |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
2.0 |
カテゴリ: |
図書館
絵本
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コメント: |
航空機連続墜落事故を扱った「マッハの恐怖」、大韓航空機撃墜事件で大韓機のコース逸脱の原因に大胆に迫った「撃墜」など、柳田邦男は社会派ノンフィクション作家のイメージが強いので、書架でこの本を見たときは(゜O゜)となった。読み終えたら、コメントを書きます。<br>
読み終えました。タイトルの「砂漠」というのは、絵本とはずいぶん無縁となってしまった大人が、愛するものを失ったりして目の前真っ黒、右も左もどうしていいか分からない、という状況を表しています。<br>
本書の最初の方は、「こんな悲惨な状況の私が、こんな絵本で救われた」という内容になっています。その後、何冊かの絵本を取り上げた後、「おとなこそ絵本を座右に」ということで、著者がテーマ別に絵本を数冊ずつ紹介します。いわく、
<li>「生と死」、そして愛と悲しみと…100万回生きたねこ
<li>人生にどう答を出すか…かもめに飛ぶことを教えた猫
<li>心のもち方、心の向け方…わかってほしい
等など、です。<br>
著者自身、絵本をこのようなテーマ別に分類するのは無理がある、と書いていますが、実際その通りです。ある日、何かをきっかけとして人生に転機が訪れるということはあり得ることです。その何かがたまたま「絵本」だったということも不思議ではないでしょう。が、本書では、「疲れた人生、この絵本で癒せます」的な流れなので、どうしても一歩引いてしまいます。<br>
加えて、<br>
○○県主婦 ○○歳<br>
私が○○で○○だったとき、絵本の○○に出合って、とても○○になりました。
という、読者からの「返事」というのを何通か書き並べてあるのを読まされると「ぼくわすーぱーえきせんとりっくとるまりんぺんだんとおつうはんでかって、がーるふれんどができました」と、同じレベルではないかと、さらに三歩下がってしまうのでした。<br>
結局、著者の思い入れが強すぎて、その主張には?と思ってしまう本でした。
<br>本書中程に、絵本の書影のカラーページがあるのと、表紙にノルシュテインのはりねずみがいるので+2点。(旧本棚登録20050501)(2005/12/31 13:49:27) |
関連本棚: |
中学生はこれを読め!
Geneve
0014
SKZ
nobuo_o
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しろいやみのはてで (あらしのよるにシリーズ)
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著者: |
きむら ゆういち, あべ 弘士 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
2.5 |
カテゴリ: |
図書館
絵本
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コメント: |
友情は語る必要がないと思っている私には、メイもガブも語り過ぎで気持ちが悪かった。(2005/12/21 13:40:43)
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関連本棚: |
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太陽へとぶ矢
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著者: |
ジェラルド・マクダーモット |
出版社: |
ほるぷ出版 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
絵本
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コメント: |
S市立美術館に絵本の原画展を見に行ったときに購入した絵本。アメリカインディアンの神話を元に幾何学的な造詣(円と直線で)表現された、背景がすべて黄色で切り絵タッチの絵が印象的な1冊。姪っこのために買ったのだけど、気が変ってあげないことにした。読んであげるだけ(^^;。<br>
<a href="http://pub.idisk-just.com/fview/YmSJ8Pph7GhaBgfEyLmnrIXjxoQsQ4PFMnxPhkgBlYwXm0iz29eZUqT0pkz4pXCa/c3AxOSQwMTE.jpg">書影はこちら</a> |
関連本棚: |
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クレーン男
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著者: |
ライナー チムニク |
出版社: |
パロル舎 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
絵本
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コメント: |
原題はDer Kran。電車男の二番煎じのようなタイトルですが、刊行はこちらの方が先(2002/02)です。<br>
高さ49mの荷役用クレーンに惚れこんでしまいクレーンに上ったっきり降りようとしない青い帽子のオトコと、下界の人々とのやりとりが、シニカルな文章と簡潔な線画で表現されています。<br>
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関連本棚: |
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絵巻えほん びっくり水族館
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著者: |
長 新太 |
出版社: |
こぐま社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
絵本
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コメント: |
惜しい作家が亡くなった。合掌。 |
関連本棚: |
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