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(158/165)冊
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告白
告白
著者: 湊 かなえ
出版社: 双葉社
評価: ★★★★★
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コメント: 圧倒的。どうせ、話題の本でしょうと高をくくっていたところ、かなり「読ませる」内容だった。語り手が変わることで、真実が少しずつ見え始め、全体を俯瞰することができる。最後まで予想を裏切りながら展開していくストーリー。 2012年6月13日
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テロリストのパラソル (角川文庫)
テロリストのパラソル (角川文庫)
著者: 藤原 伊織
出版社: 角川書店
評価: ★★★★★
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コメント: 江戸川乱歩賞・直木賞受賞作品。噂通り、個性的な登場人物たちがテンポよく話を転がしていく。アル中主人公の、ダメ男なんだけどハードボイルドで世間とズレることを気にしない生き様に惚れる。後半のオチは少々安易に感じるけれど、ちゃんとしたミステリー。 2013年8月29日~30日
関連本棚: よー ピロコ
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陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)
陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)
著者: 伊坂 幸太郎
出版社: 祥伝社
評価: ★★★★★
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コメント: 前作に続き、笑いっぱなしだった。登場人物たちの個性が光りまくって、暴走しているくらい。4人組が一人一人で活躍する4編と、それらの背景が織り込まれて、新しく事件が起こっていく後編は、これぞ伊坂節、といった感じ。 2012年6月11日~12日
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不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か
著者: 米原 万里
出版社: 徳間書店
評価: ★★★★
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コメント: 基本的にエッセイは好みでない私でも、これは面白かった。ロシア語通訳者である作者の苦悩と、通訳にまつわる笑劇エピソードの数々。自分の体験だけでなく、論文や同僚からの聞き書きエピソードが盛りだくさん。自分自身の通訳体験を振り返りながら、うんうんと頷くこと多し。タイトルも通訳に関しての格言。 2013年1月23日~25日
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ドリームバスター〈1〉 (TOKUMA NOVELS Edge)
ドリームバスター〈1〉 (TOKUMA NOVELS Edge)
著者: 宮部 みゆき
出版社: 徳間書店
評価: ★★★★
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コメント: 中高生のころ好きだった本を、まとめて読み直し。意識体だけになって地球に逃走した“テーラ”の囚人たちを捕まえる、賞金稼ぎのマエストロとシェン。世界観が説明的なのは仕方がないとして、ストーリーはやっぱり面白い!明晰夢を見る人は、ちょっとドキドキしてしまうのでは。 2012年6月9日
関連本棚: ピロコ
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山椒大夫・高瀬舟 (新潮文庫)
山椒大夫・高瀬舟 (新潮文庫)
著者: 森 鴎外
出版社: 新潮社
評価: ★★★★
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コメント: 私小説っぽい作品も入った短編集。全てを書かない美学というか、余白で読ませるのが巧い。数か国語を操る才人なのはわかるが、約一ページにつき注釈一つって、この人実生活でもかなりウザいと思われてたのでは…。高瀬舟が読みたくて読み返したが、やっぱり良い。 2013年6月19日~23日
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ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)
ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)
著者: リチャード P. ファインマン
出版社: 岩波書店
評価: ★★★★
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コメント: ノーベル賞受賞者だとか、原爆開発の立役者だとか、そんな物理学者としてのファインマン氏ではなく、抜群のユーモアと人間味あふれる超個性派な子どもから大人までのファインマン氏が堪能できる。彼は一風変わっている、ではなく、かなり変わっている。人として面白い。 2013年3月25日~29日くらい
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オーデュボンの祈り (新潮文庫)
オーデュボンの祈り (新潮文庫)
著者: 伊坂 幸太郎
出版社: 新潮社
評価: ★★★★
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コメント: 短いエピソードを、映像を切り替えるようにつないでいく、いつもの手法が心地よい。(むしろデビュー作からこんな書き方をしていたのかとちょっと驚かされた…)散りばめられた謎が集約していくラストと、ある意味では(勧善)懲悪的なテーマが爽快。面白かった。 2012年5月22日~23日
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ドリームバスター
ドリームバスター
著者: 宮部 みゆき
出版社: 徳間書店
評価: ★★★★
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コメント: 文庫本を待つ時間が惜しくて、ハードカバーで読み直し。文庫版で読めなかった一話のみ読破。DBたちが暮らすテーラでのエピソードなので、物語の世界観が明らかになってくるけれど、本編ではない物足りなさも。DBはドリームをバスターしてこそだなあ。 2012年6月14日
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Eat, Pray, Love: One Woman's Search for Everything Across Italy, India and Indonesia (international export edition)
Eat, Pray, Love: One Woman's Search for Everything Across Italy, India and Indonesia (international export edition)
著者: Elizabeth Gilbert
出版社: Penguin (Non-Classics)
評価: ★★★★
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コメント: 引き続き読書中。英語としても読みやすい。(高校生ならチャレンジしてみてほしい!)30代女性の結婚→もうダメ!→(心の声にしたがって)自分探しの物語。 2013年2月7日~
関連本棚: コサカエミ ピロコ
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外国語学習の科学―第二言語習得論とは何か (岩波新書)
外国語学習の科学―第二言語習得論とは何か (岩波新書)
著者: 白井 恭弘
出版社: 岩波書店
評価: ★★★★
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コメント: 勉強の一環として。特に幼児の言語習得能力の凄さは実感しているものの、日本で英語を「外国語」として学んだ身としては、なるべくフツーの小中高校生が、身近な環境で最大限習得できる方法を…!と考えてしまう。「臨界期仮説」は納得するけれど、それで決められてしまうとちょっと悔しい。 2012年5月11日~5月30日
関連本棚: kitashi sumikawa ピロコ Leiko
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マリアビートル
マリアビートル
著者: 伊坂 幸太郎
出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング)
評価: ★★★★
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コメント: 新幹線の中という条件のせいか、前作より登場人物同士が相互に関わりあっている。登場人物の魅力(繰り返してこその魅力)が随所に。これは伏線だな、と思っていた部分が後半でどんどん回収されていくのが心地よい。タイトルももちろん、伏線。 2013年1月15日~16日
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神様がくれた指
神様がくれた指
著者: 佐藤 多佳子
出版社: 新潮社
評価: ★★★★
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コメント: ピアニストの話かと思いきや、スリの若者が主人公。世間の常識からはずれているけれど、魅力的な主人公に、個性的なサブキャラクターがテンポよく話を転がしていく。後半の怒涛のシリアスな展開とラストは好き嫌いが分かれるかも。 2012年10月14日~16日
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ウィンター・ホリデー
ウィンター・ホリデー
著者: 坂木 司
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★★
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コメント: 絶対に前作があるはずだ…。元ヤンで元ホスト、現ハチさん便(宅配便)で働く、軽いけど憎めない父と、しっかり者の(ついこの前、息子だと判明したばかりの)息子の冬休み。脇を固める登場人物が個性的で魅力的。父子愛が(あふれるほど)見えて、ほっこり温かくなる。 2012年10月のいつか
関連本棚: ピロコ
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舟を編む
舟を編む
著者: 三浦 しをん
出版社: 光文社
評価: ★★★★
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コメント: 言葉の海へ漕ぎ出すための「舟」が辞書だという。青春小説に出てきそうな、まっすぐな人たちが社会人となった分、背負うものも責任もちょっと重くなって、それでもまっすぐ生きていく物語。 2012年11月7日
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陽だまりの偽り
陽だまりの偽り
著者: 長岡 弘樹
出版社: 双葉社
評価: ★★★★
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コメント: ほぼ展開は読めてしまうが、これも質の良い短編集。「陽だまりの偽り」どちらにも共感。「淡い青のなかに」個人的には嫌いだが、どんな親でも子は好きという気持ちを持つ。「プレイヤー」読めてしまうけれど、最後のどんでん返しが良い。「写心」写真は真実だけでなく、心を写す。「重い扉が」父子はちゃんと思いが通じています。 2012年10月12日
関連本棚: ピロコ
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贖罪 (双葉文庫)
贖罪 (双葉文庫)
著者: 湊 かなえ
出版社: 双葉社
評価: ★★★★
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コメント: 相変わらず、読ませる作者。一人称で、一人称の視点で語るストーリーは徐々に全貌が見えてくる面白さはあるものの、いや、「告白」もこのパターンだったよね…。4人の少女たちの、15年間かけて狂ってしまった人生には、到底こんなことはないと思いつつ、胸が痛くなる。 2012年9月20日~21日
関連本棚: ピロコ Mikan Akashita
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傍聞き (双葉文庫)
傍聞き (双葉文庫)
著者: 長岡 弘樹
出版社: 双葉社
評価: ★★★★
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コメント: ある程度の質を保った短編集。「迷走」何か理由があるはず、と思っていながらも、駆け引きの心理戦に引き込まれる。「傍聞き」表題作。すべてがトリックのうち。「899」展開が読めて、途中で飽きる。「迷い箱」これも展開が読める上、ラストの展開へ持っていくための主人公の鈍さに苛立たせられる。 2012年9月18日
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スカーレット (2) (新潮文庫)
著者: アレクサンドラ・リプリー
出版社: 新潮社
評価: ★★★★
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コメント: レットを追いかけてチャールストンへ。レット母の愛情深さは素敵。レット妹をはじめ、どんどん周りと仲たがいしていくスカーレットにはつくづく「ばかもの!」と言いたくなる。一方で、オハラ家の親族の陽気さは素晴らしい。この作者はご老体を魅力的に書くなあ。 2012年9月13日~14日
関連本棚: ピロコ
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風と共に去りぬ〈3〉
著者: マーガレット ミッチェル
出版社: 河出書房新社
評価: ★★★★
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コメント: 聖女と評したのはレットだったか…。メラニーの誠実さ、芯の強さに涙腺が崩壊しそうになること数回。ようやく最後の最後で自分の気持ちを自覚したスカーレット、遅い!遅すぎるよ!(ご都合主義という批判は大いにありそう)続編は、公募で作者を募集したとのこと。期待したい。 2012年9月8日~10日
関連本棚: ピロコ
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