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ウパニシャッド (講談社学術文庫)
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著者: |
辻 直四郎 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
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コメント: |
バラモン教の奥義書で、前7〜4世紀頃に成立した。ヴェーダの教義を哲学的思索に深め、信仰を内面化したもので「ブリハッド=アーラヌヤカ=ウパニシャッド」は純粋な認識作用そのものを宇宙の究極的実存とし、「チャーンドーギヤ=ウパニシャッド」は宇宙の根源的な有が万物を生み、あらゆるものに偏在すると説く。 |
関連本棚: |
ラダガスト
匿名者
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ニコマコス倫理学〈上〉 (岩波文庫)
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著者: |
アリストテレス |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
さまざまな知性的徳と倫理的徳(習性的徳)を分類し、徳をそなえた人間の本来の生き方について説いた倫理学の主著。その名はこの本を編集したとされる息子のニコマコスにちなむ。中庸をわきまえ、徳をそなえた魂を活動させて生きる事に、究極の幸福と最高善があるとされる。 |
関連本棚: |
y
匿名者
F家(宗教・哲学)
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神統記 (岩波文庫 赤 107-1)
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著者: |
ヘシオドス |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
古代ギリシアの神々を一つの系譜にまとめて、宇宙の創造を統一的に歌った詩。混沌(カオス)から天空(ウラノス)と大地(ガイア)が生まれて世界が創造され、やがて凶暴な巨人族テイターンをゼウスが倒し、ゼウスを主神とするオリンポスの神々が世界を支配するまでを歌っている。 |
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匿名者
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軒先つばめ
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カルヴァンキリスト教綱要 (1)
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著者: |
カルヴァン |
出版社: |
新教出版社 |
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カテゴリ: |
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コメント: |
カルヴァンの主著。フランスにおける新教徒の迫害を逃れ、スイスのバーゼルに亡命中の1536年に刊行された。神の絶対的主権への人間の服従が強調され、救いは神の恩恵によって予め予定されており、人間は神の栄光を実現するために奉仕するべきだと説く。 |
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匿名者
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神の国 1 (岩波文庫 青 805-3)
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著者: |
アウグスティヌス |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
アウグスティヌスの主著で、キリスト教における神の摂理に基づいて人類の歴史を考察したもの。世界の歴史は神の愛に基づく神の国と、高慢な人間の自己愛に基づくローマなどの地の国との闘争であり、利己心におぼれた国家は戦争と略奪を繰り返すが、最後には平和に満ちた神の国が勝利する。世界の歴史を人類の原罪と神の恩寵を軸にして、壮大な神の摂理によるドラマとして描いている。 |
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y
匿名者
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源氏物語〈1〉 (岩波文庫)
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著者: |
紫式部, 山岸 徳平 |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
紫式部(978〜1016)の著作、全54帖。前半は光源氏を中心に彼をとりまく女性達との多様な愛と栄華への到達を描き、宇治10帖と呼ばれる後半は源氏の子薫大将の宿命的な悲劇を描いている。思想的背景に仏教的無常観がある。江戸時代にはその内容が「色好み」であることから、儒学者たちから頽廃の書として評価されなかった。これに対して本居宣長は文芸の本質である「もののあわれ」があるとして、この物語を高く評価した。 |
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匿名者
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天体の回転について (岩波文庫 青 905-1)
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著者: |
コペルニクス |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
コペルニクスが地動説を説いた主著で、1543年の死の直前に刊行された。当時はプロテスタントからの反対はあったが、カトリック教会では地動説は天体の運動を数学的に説明する一つの仮説にすぎないとされてあまり問題にされず、後にガリレイの著作との関わりの中で異端視され、1616年に禁書になった。 |
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うち
匿名者
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君主論 (岩波文庫)
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著者: |
ニッコロ マキアヴェッリ |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
イタリアの統一国家をめざし、独裁君主が権力を獲得し、維持する方策を論じたマキャヴェリの主著。政治は道徳や宗教とは無関係に、利己的な欲求を持つ人間の相互の間に人為的な秩序をつくる営みである。国家の統治という目的のためには、君主は暴力や裏切りなどのいかなる反道徳的な手段をも用いることが許される。また、君主は人の道と獣の道を使い分け、獣の中では狐とライオンに習って、策略のわなを見抜く狐のずる賢さと、相手を震え上がらせるライオンの威圧的な力を持たねばならない。このような権謀術数はマキャベリズムと呼ばれ、しばしば批判の対象となるが、そこにはリアリズム(現実主義)に基づく冷徹な政治観がある。 |
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イリアス〈上〉 (岩波文庫)
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著者: |
ホメロス |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
題名はトロイの別名のイリオンに基づく。トロイの王子パリスがスパルタの王妃ヘレネを誘惑して連れ去ったことから、アガメムノンが率いるギリシア軍とトロイとの戦争が始まった。物語はギリシア軍がトロイの城を包囲した10年目の年の49日間の出来事を描いている。戦線を離脱したギリシアの英雄アキレスは友人パトロクルスの死の知らせに再び戦場にもどり、トロイの王子へクトールと一騎打ちをしてこれを倒す。やがてギリシア軍の作った木馬の腹にかくれてた兵士によってトロイの城は燃えて陥落し、ギリシア軍の勝利に終わる。英雄の運命や行為の結果は、神々の意志によって決められるという神話的世界観があらわれている。 |
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天文対話〈上〉 (岩波文庫)
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著者: |
ガリレオ ガリレイ |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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コメント: |
ガリレイの主著で、1623年の刊行。3人の登場人物がそれぞれ地動説、大衆の意見、アリストテレスの天動説を代弁し、4日間にわたる論争をするという筋書き。地動説の正しさが望遠鏡による新しい発見をもとに主張され、ガリレイが宗教裁判にかけられる原因となった。 |
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うち
匿名者
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