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平家物語〈1〉 (岩波文庫)
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梶原 正昭, 山下 宏明 |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
鎌倉時代に成立した、平家一門の興隆から衰亡までを描いた軍記物語。作者は不詳であるが、信濃前司中山行長という説が有力。盲目の琵琶法師の語りによって、全国に伝播され、語るつれて内容もふくれあがっていった。異本・伝本の類が多い。歴史の大転換期に際して凋落していく貴族の運命が、仏教的無常観のもとに語られるとともに、新しく勃興する武士階級の活気も伝えている。謡曲・浄瑠璃など、後世の文芸に与えた影響はきわめて大きい。 |
関連本棚: |
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旧約聖書〈1〉律法―創世記・出エジプト記・レビ記・民数記・申命記
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著者: |
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出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
ユダヤ教の聖典であり、また「新約聖書」とともにキリスト教の聖典でもある。旧約という呼び方はキリスト教の側からのもので、イエス=キリストによる新しい契約(新約)に対する旧い契約という意味である。ユダヤ教ではそのまま聖典と呼ばれる。作者はほとんど不明で、前1100年頃から前150年頃までに書き記されたものが次第に編集されたものとされる。内容的には、神による天地創造を記した「創世記」、モーセに率いられたユダヤ民族のエジプト脱出と神ヤハウェから授かった十戒について記した「出エジプト記」など「モーセ五書」と呼ばれる部分から始まり、イエス=キリストが出現する約200年前までにわたる。神によって選ばれた民であるイスラエル民族の救済の歴史が記されている。 |
関連本棚: |
匿名者
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形而上学〈上〉 (岩波文庫)
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著者: |
アリストテレス |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
アリストテレスの哲学的な主著(講義録)。「形而上」とは形のあるものをこえたものという意味である。もともとはアリストテレスの著作の編集にさいして、この著作が「自然学」(フィジカ)の後(メタ)に置かれたことから、「自然学の後に来るもの」という意味でメタフィジカと呼ばれた事に由来する。存在するものとは何かを探求したもので、アリストテレスはそれを実体と呼び、実体そのものが「何か」を規定する本質である刑相(エイドス)と、素材となる質料(ヒュレー)の合成から成り立つと説いた。 |
関連本棚: |
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エラスムス痴愚神礼讃 (岩波文庫 青 612-1)
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著者: |
エラスムス |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
愚かさの女神モーリアを語り手として、人間の愚かさを痛烈に風刺したエラスムスの主著。痴愚神が世の中のあらゆる人間の営みを支配するという自慢話を通して、哲学者や神学者の空理空論、君主や廷臣の名誉心、教皇や聖職者の偽善などを皮肉った風刺文学である。とくにローマ教皇が戦争をおこして、キリスト教徒の血を流させていることを最大の愚行として批判している。 |
関連本棚: |
y
匿名者
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政治学 (岩波文庫 青 604-5)
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著者: |
アリストテレス |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
ポリスにふさわしい政治制度について考察したもの。「人間はポリス的動物である」と定義され、ポリスは人間の生存に必要な条件を完全に満たす自足的な共同体とされる。また、さまざまな政治制度が比較検討され、ある程度の資産と教養をそなえた多数の市民が参加する共和制が、もっとも安定度の高いものとされる。 |
関連本棚: |
y
匿名者
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大学・中庸 (岩波文庫)
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著者: |
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出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
大学—四書の一つで、「礼記」の中の一編を儒学の入門篇として、朱子が注釈をつけて四書に加えたもの。道徳的な修養を積んで自己を修めることが、人を治めることの根本であるという修己治人の政治思想が説かれ、そのために格物致知(物事の道理をきわめて知を完成させる)、誠意正心(自己の意志を誠実にして心を正しくする)などの修養の句風が必要とされる。<br>
中庸—四書の一つで、「礼記」の中の一編を朱子が注釈をつけて四書に加えたもの。朱子は孔子の孫の子思の作としているが異論もある。中庸とは徳の一つで、偏らず、過不足の無い適度な状態を保つこと。「誠は天の道なり」と説かれ、誠を万物の原理、人間の本質とする。 |
関連本棚: |
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