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希望の国のエクソダス (文春文庫)
希望の国のエクソダス (文春文庫)
著者: 村上 龍
出版社: 文藝春秋
評価: 5
カテゴリ: 経済ファンタジー?
コメント: これは十回以上は読んだと思う。まず私が馬鹿な故に読解ができなくて理解するために3回くらい読み返した。何回よんでもよく分らない。なんていうか小説はエンタテイメントが強いものが好きなのでいつもそればっかり読んでいるためかこういう取材してみっしりと知識が所狭しと詰め込まれている小説はまず読解がむずかしい。他にこの本を読んだ人はちゃんとこの本が理解できているようなのでまずそれにびっくりした。 小学校の時から平均1日に五冊以上読んでいた(社会人になってからは2冊くらいだけど)事になんていうか淡い誇りを抱いている私はこういう本に出会うとまずこういう経済とかいう知識が分る人たちに嫉妬をもつ。 この本を読んで得たものといえば、主人公の記者や中学生達に持った強い嫉妬だと思う。 中学生が「希望だけがない」という。実際こういう中学生はどっかにいるのかもしれない。声高に発言はしないがそう思っている中学生とか。 希望ー願い望む事。と辞書にはあるが私には希望がなんなのかすらもう分らない。希望がなんであるか願いとは望みとはなんなのかそれを知っている中学生がいるとしたら。 とりあえず、かなりの期間色々自分の頭の容量以上に考えて頭がくらくらした。結論としては何かを真剣に考えたい時お奨めします。
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