本棚.org管理人です.
まだ最初のほうだけしか読んでませんが... うちの妻は著者 石山修武氏のファンで、彼が自宅を建てる過程のドキュメントを録画したビデオを以前に見せてもらったのを思い出しました。ほとんど鉄とガラスでできた大胆な構造の家を、工務店に頼らず学生や畑違いの職人(温室を作る人や鉄工所の人)を使って建てていました。 大量の部材が合理的な価格で流通しており、客が自分で吟味した好みの部品を選んで製品を組み立てられる秋葉原の電器製品やカリフォルニアの住宅に比べて、日本の住宅価格は狂っている。建設会社や工務店を排除して、まともな価格でまともな家を建てよう、というのが本の趣旨のようです。 これだけ書くとありふれてるように見えますが、