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アドルノ 文学ノート 1
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著者: |
テオドール・W・アドルノ |
出版社: |
みすず書房 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
文学
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コメント: |
ベートーヴェン研究,音楽の哲学,アウラの美学研究の権威アドルノの回想録と云うか日常の考えをまとめた本である。 |
関連本棚: |
大学教授
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シェイクスピアの変容力―先行作と改作
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著者: |
小野 昌, 山根 正弘, 中村 豪, 石塚 倫子, 門野 泉 |
出版社: |
彩流社 |
評価: |
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カテゴリ: |
文学
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コメント: |
シェイクスピア劇を間に置き、シェイクスピアが種本とした先行作、次代の劇作家による改作とを徹底比較。シェイクスピアが新鮮な驚きをもって現れる。 |
関連本棚: |
大学教授
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田中謙二著作集〈第1巻〉
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著者: |
田中 謙二 |
出版社: |
汲古書院 |
評価: |
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カテゴリ: |
文学
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コメント: |
著者が、六十余年、おもに元曲をはじめとする中国俗語文学の研究に携わってきたこれまでの文業のうち、すでに単行本として刊行されたものを除くすべての文章をあつめ、著作集として世に問う。 |
関連本棚: |
大学教授
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昔話のコスモロジー―ひとと動物との婚姻譚 (講談社学術文庫)
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著者: |
小沢 俊夫 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
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カテゴリ: |
文学
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コメント: |
日本を始め世界各地の昔話に数多く見られる人間と動物との婚姻譚。パートナーとなる動物はどこから来るのか。日本の夫は去ってゆく妻をなぜ追いかけようとしないのか—昔話の研究家として知られる著者が、「つる女房」や「天人女房」「ばら」など各国の異類婚姻譚を詳細に比較考察して昔話の本質を追究。他の民族とは異なる昔話をはぐくんできた私たち日本人特有の文化や民族性を解きあかした好著。 |
関連本棚: |
大学教授
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パウル・ツェラン詩集
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著者: |
パウル ツエラン, 飯吉 光夫 |
出版社: |
思潮社 |
評価: |
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カテゴリ: |
文学
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コメント: |
ナチ虐殺を生残り、恐るべき体験を通して、死と沈黙の暗闇と答えなき言葉との失語状態を経、最後に届くものとしての言語を所有した西ドイツの偉大な詩人、その25年間の詩業を収める。
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関連本棚: |
大学教授
kebab
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海
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著者: |
ミシュレ |
出版社: |
藤原書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
文学
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コメント: |
アナール派やフーコー、バルトに多大な影響を与えてきた大歴史家ミシュレが、海と生物(および人間)との関係を気宇壮大なスケールで描く。 |
関連本棚: |
大学教授
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ドラキュラ・ホームズ・ジョイス―文学と社会
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著者: |
フランコ モレッティ |
出版社: |
新評論 |
評価: |
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カテゴリ: |
文学
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コメント: |
ドラキュラ、フランケンシュタインの恐怖小説に表明されるブルジョワ社会の意識、資本主義の隠喩としてのシャーロック・ホームズ、絶対王政の崩壊を予言するシェイクスピア悲劇、バルザックに明らかになる都市型人間の誕生、ジョイス、エリオットによって告げられる資本主義の終焉、お涙ちょうだいの大衆文学に隠された意図…。記号学、心理学、社会学など、いくつもの分析方法を駆使することによって、ここに劇的に浮かびあがってくるのは社会の深層にある大衆の意識である。そして今、21世紀を目前にして、文学は高度情報化社会の深層意識の表明に最適の形式を模索している。 |
関連本棚: |
大学教授
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新聞小説の誕生 (平凡社選書)
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著者: |
本田 康雄 |
出版社: |
平凡社 |
評価: |
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カテゴリ: |
文学
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コメント: |
明治の新メディア「新聞」、なかでも振り仮名付き口語体で「女子供」にわかりやすくを旨とした「小新聞」は、戯作者たちが筆を執った。木版から活版に乗りかえた彼らの腕は、とくに「雑報(おはなし)」欄(のちの三面記事)で縦横に揮われ、開化の読み物の目玉となり、お仲間の浮世絵師の挿絵もつけて、やがて「続き物」というジャンルをつくりあげる。諸紙こぞってこれに飛びつき好評を博すなか、ひとり『読売新聞』は無稽・狸褻に傾く続き物は断乎載せぬと上品の孤塁を守っていたが、明治10年代末、ある人の言によってついに掲載を決意、しかしそこにはひとつの工夫があった—。近代小説の最重要形態・新聞小説の誕生を、文化史の広い視野のなかにたどり、まったく新しい展望を拓く。 |
関連本棚: |
大学教授
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『白鯨』アメリカン・スタディーズ (理想の教室)
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著者: |
巽 孝之 |
出版社: |
みすず書房 |
評価: |
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カテゴリ: |
文学
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コメント: |
「世界名作十大小説」に必ず入る『白鯨』。この物語は、魔獣モビイ・ディックへの単なる復讐譚ではない。時空を越えて現れる巨大生物が象徴するものとは何か?ここに19世紀から21世紀へ至るアメリカ文明史を、そしてグローバルな現代史をスリリングに読み解く。新訳相次ぐ現在、アメリカ研究の第一人者が満を持して贈る。 |
関連本棚: |
spi
大学教授
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G・バタイユ伝〈下 1936~1962〉
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著者: |
ミシェル シュリヤ |
出版社: |
河出書房新社 |
評価: |
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カテゴリ: |
文学
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コメント: |
コントル=アタックからアセファル、そして社会学研究会へ—。カイヨワ、クロソウスキー、ラカンらを巻き込んだ知られざる秘密結社の実体とは?ファシズム、アウシュヴィッツ、ヒロシマ、実存主義を射程とした主要思想を中心に、死に至るまで遂行された、バタイユの〈思考〉の反逆を鮮烈に描く。ゴンクール伝記部門賞受賞。 |
関連本棚: |
大学教授
のらねこ兵☆2
さをり
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G・バタイユ伝〈上 1897~1936〉
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著者: |
ミシェル シュリヤ |
出版社: |
河出書房新社 |
評価: |
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カテゴリ: |
文学
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コメント: |
汚辱の病いに冒された父、そして父を戦火の町に遺棄した息子バタイユ—敬虔な神学生から突如、死と汚穢のエロティシズムに身を委ねたその生涯の謎とは?バタイユ思想の誕生からシュルレアリズムとの確執まで、レリス、マソンらの貴重な証言を交え、若きバタイユ像に迫る。ゴンクール伝記部門賞受賞。 |
関連本棚: |
大学教授
のらねこ兵☆2
さをり
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スウィフト伝―「ガリヴァー旅行記」の政治学
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著者: |
レズリー・スティーヴン |
出版社: |
彩流社 |
評価: |
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カテゴリ: |
文学
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コメント: |
カトリックとプロテスタントの確執・政争、名誉革命による自由主義の確立。疾風怒濤の時代を生きた「ガリヴァー旅行記」の生みの親、スウィフトの生涯を明らかにする。96年一穂社刊「スウィフト」の改題増補。 |
関連本棚: |
大学教授
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幕末の武蔵―一期一会
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著者: |
童門 冬二 |
出版社: |
読売新聞社 |
評価: |
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カテゴリ: |
文学
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コメント: |
小吉は三蔵に妙なクセがある事を知っていた。それは三蔵が何か事件に出会った時、必ず三蔵の側に宮本武蔵の幻影が現れるという事である。剣聖の声が青年・三蔵に語りかける時、何かが起きる。 |
関連本棚: |
大学教授
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