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野ブタ。をプロデュース
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著者: |
白岩 玄 |
出版社: |
河出書房新社 |
評価: |
★★★★★★★★ |
カテゴリ: |
小説
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コメント: |
22歳の著者。書き出しの、4行にも及ぶ長い文にちょっと戸惑った。プロデュースを始めるまでがちょっと長い。でも後半はテンポよく読め、うまいなと思う。<BR>
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軽く冗談にしつつ、自分の殻に人をいれないで、うまく人間関係を築き、お弁当を作ってきてくれる彼女と毎日お昼を食べる日々、いけてた高校2年生、そこに転校生が来る。太って、おどおどしていじめられる、信太(しんた)をかわいいおちょくられキャラにプロデュースしようとする。自分ならできると。<BR>
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それは一応成功するのだが、やばい不良に殴られている、仲間の同級生を助けない、気力が落ちている中,かかわりにならにで無視を決め込んだ時、やられていたのが、怪我をした友達がそれを公表することで、今までの立場から、同級生から無視される立場になってしまう。<BR>
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この辺は今のイジメの学校社会の恐さ、いつ逆転するかわからない状況なのかもしれないと思う。<BR>
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何とか自分でしろよ、できないのはお前のせいだと、そんなふうに同級生を見ていた自分の間違いを感じるが、それを認めることができない。そんな時、声を掛けてくれたのが、信太、でもやっぱり、それを素直に受け入れられない。そのツッパリが若さなのかと、昔なら思ったが、それは単に自分の気持ちを認めるスキルBR>
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たとえば、自分が1人でいるときに淋しいと感じること、それを弱さとか批判しないで、自分で素直に認め、それを誰かに言えること、それって、練習しないとできないようなと思う。そういう練習を人生の中でしていくことが、大人になるのかもしれない。 |
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スポーツ選手 増田明美 (こんな生き方がしたい)
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著者: |
歌代 幸子 |
出版社: |
理論社 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
こんな生き方がしたい<BR><BR>
若い人向けの職業紹介として、「スポーツ選手」増田明美を取り上げている。子供の頃、中学、高校で日本新記録を更新、オリンピックでの途中棄権、その後大学に行き、会社を変え、マラソン完走で選手を終える。<BR><BR>
その後、スポーツキャスター、ライターとしての活躍までの歩みを追う。 |
関連本棚: |
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女子アナ失格
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著者: |
藪本 雅子 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
ハンセン病のことを書くために、読んでもらうために、「女子アナ」をタイトルに入れたのだと思っていた。しかし、読むとアナウンサー、記者をしていた自分を振り返り、自己弁護してるように感じた。<BR><BR>
「自分をさらけ出さなければ伝わらない」と書いたあるが、それは自伝のように過去を振り返ることではないし、その現場にいて思ったことを付け加える書き方では、何が言いたいのか私にはわかりにくかった。<BR><BR>
ハンセン病のことをもっとストレートに書き、特にマスコミ,TVはそれをどう伝えたか、それがどんな意味を持ったかを考察して欲しい。独り言風の感想やTV(局)批判めいた言い回しは、中途半端な感じした。<BR><BR>
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関連本棚: |
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