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なかよし小鳩組 (集英社文庫)
なかよし小鳩組 (集英社文庫)
著者: 荻原 浩
出版社: 集英社
評価: ★★★
カテゴリ: 現代小説
コメント: 弱小代理店・ユニバーサル広告社に舞い込んだ依頼。それは、こともあろうに、ヤクザ小鳩組のPRだった。相変わらずトホホな展開で読者の泣き笑いを誘う、荻原印のトホホコメディー。
関連本棚: OG3 さをり とむの棚 東方ダイスケ びっち 平蔵 reiko510 salon
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ささらさや
ささらさや
著者: 加納 朋子
出版社: 幻冬舎
評価: ★★★
カテゴリ: 現代小説
コメント: 乳飲み子を抱えて夫と死別してしまった女性、サヤが主人公の物語。幽霊となってサヤを見守る夫など、加納朋子氏ならではのファンタジー色の濃い世界観と、優しい語り口にほのぼの。ただ、サヤのような自主性のない主人公には、少し歯がゆさをおぼえてしまう(私がひねくれてるだけか…)。
関連本棚: みかん(あ行〜さ行) moppuneko 桐華 平蔵
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狐罠
狐罠
著者: 北森 鴻
出版社: 講談社
評価: ★★★★★
カテゴリ:
コメント: 一匹狼の女性骨董師(旗師)が主人公のサスペンス。 緊迫感のある展開で、最後まで一気に読める。 骨董や美術に興味のある人なら楽しめること請け合い。
関連本棚: 平蔵
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わくらば日記
わくらば日記
著者: 朱川 湊人
出版社: 角川書店
評価: ★★★★
カテゴリ: 現代小説
コメント: 不思議な力を持ち、若くして亡くなった「姉さま」を、妹の「私」の視点から語った物語。超能力ものとしては意外に淡々と話が進んでいく。そこにもの足りなさを感じる読者もいるかもしれないが、ファンとしては、このゆるゆるした感じがまた良かったりするのだ。最後に一言。百合丸さん、素敵。
関連本棚: 平蔵
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その日のまえに
その日のまえに
著者: 重松 清
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★★
カテゴリ: 現代小説
コメント: 家族や友人の死を扱った連作小説集。重松さんの家族ものは安定しているので、ある意味安心して読める。<br> 作者が最も力を入れたのは「その日」三部作だろう。が、読者として一番ぐっときたのは、母子家庭の息子が母親の死と対面する「ヒア・カムズ・ザ・サン」。現実逃避癖のあるへなちょこな高校生の息子とお母さんの絆が心に残った。
関連本棚: F ジョセフ monapy ににんがし dai26 SKZ arica @文花 くうたん hajirock 桂の人 トモナリ さとほ 平蔵 コガネイジロー nozz -2007
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エンド・ゲーム 常野物語 (常野物語)
エンド・ゲーム 常野物語 (常野物語)
著者: 恩田 陸
出版社: 集英社
評価: ★★★
カテゴリ: 現代小説
コメント: 先行作「常野物語」を読んでいないと、世界観がわかりにくいかも。<br> 「常野物語」シリーズは「ツル先生」という求心力を持った1作目が一番出来が良かった。1作目が持っていた独特の不思議な雰囲気が段々目減りしていっているような気がする。
関連本棚: F nikkoro 安井文 海鳴り文庫 ナオ にしむら sandersonia 平蔵 みなみ
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サウス・バウンド
サウス・バウンド
著者: 奥田 英朗
出版社: 角川書店
評価: ★★★★
カテゴリ: 現代小説
コメント: こんなお父さんがいたらはた迷惑だなあ、主人公の少年よ、ぐれずに頑張れよ、と思いながら読み進めていたのだが、最後まで読むと、一本芯の通った父親の姿に好ましいものを感じてしまう。不思議。
関連本棚: あっつん みつを Pulp Literature tobit ににんがし hogehoge4 arica ho888 山田五郎 木目調 katsuwo 東方ダイスケ 2005年10月〜2006年・しんじ みやのすけ 平蔵 miho tammy ちう lookwest kasta go.tekuteku hiddy
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きみの友だち
きみの友だち
著者: 重松 清
出版社: 新潮社
評価: ★★★★
カテゴリ: 現代小説
コメント: 重松さんらしい現代友情論的小説。
関連本棚: ジョセフ かおぴー 死兆星 平蔵 SKZ
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激流
激流
著者: 柴田 よしき
出版社: 徳間書店
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 修学旅行中の女子中学生がふっつりと消息を絶った。それから20年。失踪した彼女の名前で、かつての同級生に「わたしを憶えていますか」というメッセージが届く…。<br> 中学卒業後、別々の道に進んだかつての同級生が集まり、力を合わせて謎解きをしていく過程が面白い。筆力のある作家さんなので、読者を引き込む技量はさすが。ただ、会話部分をここまで冗長にする必要があるんかいな、という疑問は残る。内容からすると500頁超は多すぎる気がする。文章全体も随分軽くなっている(メールやブログの文章のようだ…)のが、個人的には残念。
関連本棚: 平蔵
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彷徨える帝 (新潮文庫)
彷徨える帝 (新潮文庫)
著者: 安部 龍太郎
出版社: 新潮社
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 後醍醐天皇の残した3つの面をめぐる、室町幕府と南朝方の争いを描いた伝奇小説。実はこの本、面白いのだが、何故か図書館の貸出期限内に読めず、中途半端なまま返却する、ということを2度ほど繰り返していた本であった。もしやこれは後醍醐帝の呪いではないかと真剣に考えたものだが、このほどようやく読了。長年の宿題を終えたような気分である。ちょっとお色気シーンが多いような気がするのだが、まあ、伝奇小説なので良しとする。
関連本棚: 平蔵 権太の既読
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震度0
震度0
著者: 横山 秀夫
出版社: 朝日新聞社
評価: ★★★
カテゴリ:
コメント: 横山秀夫お得意の警察小説。<br> なので期待していたのだが、思いっきり肩透かしをくらってしまった。<br> 阪神大震災を大胆にモチーフとしたことは評価しても良いが、いかんせん、本筋の展開があざとすぎる。<br> 結末もあまりにもちんまりとしていて、読んでいてこけそうになった。<br>
関連本棚: psi 2005年10月〜2006年・しんじ 平蔵 ちう コサカエミ しのぴー
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そして今はだれも
そして今はだれも
著者: 青井 夏海
出版社: 双葉社
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 新米教師と知恵者高校生が、学園に潜む卑劣犯をつきとめるまでを描いたミステリ。
関連本棚: 暇人 にしむら 平蔵
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終りに見た街 (中公文庫 (や11-2))
終りに見た街 (中公文庫 (や11-2))
著者: 山田 太一
出版社: 中央公論新社
評価: ★★★★
カテゴリ: 現代小説
コメント: 結末の部分には納得できないが、いろいろと身につまされる寓話である。それにしてもこの会話の言葉のセンスの良さはどうでしょう。脚本家畑の方は一味違いますね。
関連本棚: 平蔵
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ひと呼んでミツコ (集英社文庫)
ひと呼んでミツコ (集英社文庫)
著者: 姫野 カオルコ
出版社: 集英社
評価: ★★★
カテゴリ: 現代小説
コメント: なんともトホホな超能力女子大生小説。
関連本棚: マドモアゼル 平蔵
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黄泉がえり (新潮文庫)
黄泉がえり (新潮文庫)
著者: 梶尾 真治
出版社: 新潮社
評価: ★★★
カテゴリ: 現代小説
コメント: 熊本日日新聞掲載の新聞小説。良くも悪くも、ローカルなところがこの小説の持ち味と言えましょう。
関連本棚: Ayan みかん(あ行〜さ行) dot 佐藤 かいちゃん feri 平蔵 hativs hama3take3
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終業式 (新潮文庫)
終業式 (新潮文庫)
著者: 姫野 カオルコ
出版社: 新潮社
評価: ★★★★
カテゴリ: 現代小説
コメント: センセーショナルな題材が多い作家さんだったので敬遠していたのだが、手紙で構成された小説を読みたくておそるおそるチャレンジ。なかなか面白い恋愛小説であった。20代半ば以上の方なら、こういうことってあるよね、とうなずくのでは。 スタートは高校2年生なのだが、10代の女の子の自意識過剰さにものすごいリアリティーを感じてしまった。
関連本棚: 平蔵 mirei
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魔風海峡―死闘!真田忍法団対高麗七忍衆
魔風海峡―死闘!真田忍法団対高麗七忍衆
著者: 荒山 徹
出版社: 祥伝社
評価: ★★★★
カテゴリ: 時代小説
コメント: 面白いんだが、やっぱり<a href="/%E5%B9%B3%E8%94%B5/4396632142">魔岩伝説</a>の方が好きかなあ。
関連本棚: 平蔵
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マッカーサー伝説
マッカーサー伝説
著者: 工藤 美代子
出版社: 恒文社21
評価: ★★★
カテゴリ:
コメント: 日経掲載時に全て目を通せなかったのでとりあえず読んでみた。 非常にオーソドックスなマッカーサー伝と言えようか。 それにしてもマザコンな軍人さんですねえ。
関連本棚: 平蔵
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黒笑小説
黒笑小説
著者: 東野 圭吾
出版社: 集英社
評価: ★★★★
カテゴリ: 現代小説
コメント: シニカルな笑い満載の短編集。編集者と作家の、手に汗握る駆け引き(笑)を描いた連作が一押し。お子さんがいるお宅では、「臨界家族」は心穏やかに読めないかも。
関連本棚: ちこ らいさん noririn brand-new GAKI aonomai みちるん 平蔵
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カラシニコフ
カラシニコフ
著者: 松本 仁一
出版社: 朝日新聞社
評価: ★★★★★
カテゴリ:
コメント: 「子供でも扱える銃」カラシニコフが与えたインパクトについて考察した一冊。カラシニコフの開発秘話も興味深いが、それにもまして、カラシニコフによって無政府状態に拍車がかかっているアフリカ諸国の報告には目の覚める思いがする。アフリカ特派員経験のある筆者ならではの報告と言えようか。「カラシニコフのない社会」を目指す「ソマリランド共和国」を描いた最終章が胸をうつ。
関連本棚: 星河 shuhei タテラッツィ 米示 sakai mine ann 山のじ suchi 平蔵 qw MadBoo いとけん
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