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2007/11/4ジュンク堂住吉シーア店にて購入。
2009/6/9〜6/19
今朝、移動用に読んでいた佐藤優著「国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて」を読了。先日、鈴木宗男氏の「闇権力の執行人」を読んだが、同じ事件に対する佐藤氏の回顧録。非常に明晰に冷静に克明に事件が振り返られており、国策捜査のやり口には背筋が寒くなる。取調べの際の佐藤氏の立ち位置、また取調べを担当した西村検事の真摯な姿勢には感動を覚える。
私は、人間関係の揉め事の場合、片側だけの言い分を過度に信用しない、ということを自分への戒めとしてきた。本書の解説を書いている川上弘美氏も同様の感想をかいているが、この解説も一読の価値有り、だ。 |