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信長燃ゆ〈下〉 (新潮文庫)
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著者: |
安部 龍太郎 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
歴史・時代:安部龍太郎
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コメント: |
2007/3/4購入。買い逃していた
2010/2/14~2/15
この信長燃ゆは、安部氏の三部作「関ヶ原連判状」、「神々に告ぐ」の最終作。信長という希代の傑物を相手に守旧派である近衛前久がどのように皇室や既得権益を守ったか、が描かれる。
何故、信長の野望は本能寺で光秀の謀反によりついえたのか?数々の作品がこのテーマを扱ってきたが、安部氏流の解釈に基づく作品が本作。物語は本能寺の変の35年後、信長に小姓として仕えていたたわけの清麿が本能寺の変について記録を残して欲しいと依頼されるところから始まる。史実をもとに想像の翼をはためかせて、安部氏の想像は、これこそが歴史の真実と思わせるところまで昇華しているのではないか。
タイムマシンに乗って一回だけ歴史に立ち会えるとしたら、本能寺の変の前後か、坂本龍馬暗殺の前後か悩ましいところではあるが、その真相はいずれにしても日本の歴史を考える上でとても興味深い。 |
関連本棚: |
権太
権太の既読
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信長燃ゆ〈上〉 (新潮文庫)
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著者: |
安部 龍太郎 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
歴史・時代:安部龍太郎
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コメント: |
2007/3/4購入。買い逃していた
2010/2/8~2/14
何故、信長の野望は本能寺で光秀の謀反によりついえたのか?数々の作品がこのテーマを扱ってきたが、安部氏流の解釈に基づく作品が本作。物語は本能寺の変の35年後、信長に小姓として仕えていたたわけの清麿が本能寺の変について記録を残して欲しいと依頼されるところから始まる。 |
関連本棚: |
権太
権太の既読
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武田信玄の古戦場をゆく ――なぜ武田軍団は北へ向かったのか? (集英社新書)
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著者: |
安部 龍太郎 |
出版社: |
集英社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
歴史・時代:安部龍太郎
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コメント: |
2009/12/3 Amazonより届く
2010/1/12~1/24
最近、井沢元彦氏の「野望」で、武田信玄の信濃侵攻と上杉謙信との戦いを読んでいたが、それとは解釈の違う解釈で信玄がなぜ北を目指したのか、を古戦場を訪ね歩くことで安部氏が考察する。どちらが正しいのかどちらも違っているのかは私には分からないが、現場に行くことの大切さをこの本は教えてくれる。 |
関連本棚: |
権太の既読
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海神 孫太郎漂流記 (集英社文庫)
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著者: |
安部 龍太郎 |
出版社: |
集英社 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
歴史・時代:安部龍太郎
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コメント: |
新規購入ではなく、積読状態のもの。2007/7/15~7/22。乗り込んだ船が嵐にあって南の島に流れ着いた孫太郎。仲間との苦難の日々が孫太郎を成長させる。ようやく帰国の途につけたとき、孫太郎のとった行動は! 井上靖の「おろしや国酔夢譚」を思い起こさせる漂流もの。安部龍太郎の新機軸と思わせる作品。もっと早く読めばよかった。 |
関連本棚: |
Ken05
権太の既読
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忠直卿御座船 (講談社文庫)
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著者: |
安部 龍太郎 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
歴史・時代:安部龍太郎
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コメント: |
新規購入ではなく、積読状態のもの。
2008/7/27~7/31
安部氏のデビュー作「血の日本史」を彷彿させる歴史短編集。戦国時代から江戸末期まで9作の作品が並んでいる。安部氏の隆氏、司馬氏などへのオマージュとも言える作品もあって、久しぶりに楽しめた。「玉のかんざし」はこの前読んだ井沢氏の逆説の日本史に書かれていた、秀吉と李氏の間で板ばさみとなった対馬の宋家の話で、違った角度から朝鮮出兵を読めて面白かった。あとは人斬り以蔵を主人公とした「斬奸刀」が良い。 |
関連本棚: |
権太の既読
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戦国秘譚 神々に告ぐ〈下〉 (角川文庫)
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著者: |
安部 龍太郎 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
歴史・時代:安部龍太郎
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コメント: |
新規購入ではなく、積読状態のもの。2007/11/25~12/8。仙台から山形へのバス中で読了。前継と久秀の暗闘や日本人の天皇観、戦国武将の新しい世界観、怨霊信仰などが程よくミックスされて、非常に丹念に書き込まれている。「関ヶ原連判状」、「信長燃ゆ」と本作での戦国3部作と呼ばれているそうであるが、この後、本作品にも登場した信長が主人公となる「信長燃ゆ」を読むのが楽しみになってきた。 |
関連本棚: |
権太の既読
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戦国秘譚 神々に告ぐ〈上〉 (角川文庫)
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著者: |
安部 龍太郎 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
歴史・時代:安部龍太郎
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コメント: |
新規購入ではなく、積読状態のもの。2007/11/20~24。山形への往復で。ありそうで無かった(知らないだけか?)織田信長出現直前の時代を取り上げた作品。足利義輝が朽木谷に逃れており、三好家に京、畿内を牛耳られているなか、奮闘する公家、近衛前継を主人公とし、松永久秀を敵役にしている。当時の天皇家や公家の窮状も良く描かれている。 |
関連本棚: |
権太の既読
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金沢城嵐の間 (文春文庫)
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著者: |
安部 龍太郎 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
歴史・時代:安部龍太郎
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コメント: |
2007/6/12〜6/17。関ヶ原後、大坂の役までの間に各藩で起こった豊臣家への忠義を尽くす側と徳川家への服従を画策する側の間の葛藤を描く短編集。個人的には忠義派が好きである。今の世の中、自分だけ良ければ良い人が増えすぎた。 |
関連本棚: |
権太の既読
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血の日本史 (新潮文庫)
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著者: |
安部 龍太郎 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
歴史・時代:安部龍太郎
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コメント: |
隆慶一郎氏が認めた伝奇歴史小説の気鋭のデビュー作。短編集ではあるが、斬新な切り口で噂にたがわぬ才能であると思った。その後、安部氏の著作を集めるきっかけになった本。 |
関連本棚: |
権太の既読
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