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ぎゃー、こんな人いたら嫌だなあ。だって、匂いを辿って処女の居所を見つけるんだよ!でも、匂いの「形」みたいのを、存分に堪能させて貰いました。結構こういう「変な能力を持った人」の作品は好き。こういう「突出した能力」を持っている人は孤独なんだよね。その分、変なモノに執着したりする。五感小説に挑戦している浅暮三文さんが「好き」といったのも分かるような。それと、当時のパリの様子が見てきたように書かれていて、とてもドイツ人の手による作品とは思えませんでした。<br>
先日ヴィレッジヴァンガード六本木ヒルズ店に行ったら、超お勧めとして入り口近くに平積みされてました。一緒に並べられていたのは、佐藤亜紀の『バルタザールの遍歴』でございました。 |