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われに五月を―寺山修司作品集
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著者: |
寺山 修司 |
出版社: |
思潮社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
「僕は五月に誕生した」と書いた寺山修司は、ほんとうは十二月の生まれ。五月に焦がれた彼は五月に死んだ。その遺体はきっと、初夏の痛みに彩られた「完全な死体」だったのだろう。 |
関連本棚: |
Leiko
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狩人たち (双葉文庫)
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著者: |
薄井 ゆうじ |
出版社: |
双葉社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
いい意味で「薄井ゆうじらしからぬ」作品。天使猫とか巨人とか草魚とか手品師とかの世界を期待してはいけない。近未来とか管理都市とか怒れる若者とかの世界である。ライトノベルSFとして考えるとなかなか真っ当な路線の物語だ。<br>
NHK-FMでラジオドラマ化されている。そのドラマが結構キャッチーに仕上がっていたので、OVAやゲームを狙ってメディアミックスできそうだと思った。<br>
『<a href="/Leiko/4152084375">ロミオとロミオは永遠に (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)</a>』と比べ読みしても面白いかも。 |
関連本棚: |
Leiko
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天井うらのふしぎな友だち (講談社文庫)
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著者: |
柏葉 幸子 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
妊婦さんがトイレの掃除を丁寧にすると、トイレの神様「ゴフジョ」が可愛い赤ちゃんを授けてくれる。という話がこの本に出てきて、昔は「へー、そうなのかぁ」くらいにしか思っていなかったのだけれど、最近あながち迷信でもないと知りました。トイレ掃除を一所懸命にすると、狭いところで立ったり座ったり中腰になったりせねばならないので、骨盤底筋が鍛えられ、安産につながるのだそうです。ゴフジョの部屋に飾ってあった絵の中の可愛い赤ちゃんたちは、みんな安産だったんだろうなぁ。
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関連本棚: |
Leiko
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世界が完全に思考停止する前に
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著者: |
森 達也 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
森達也があちらこちらに書いてきたものに、書き下ろしや未発表原稿を加えてまとめられた本。内容は森節全開といった感じで、まとめて読めるのはとても嬉しい。あまり長くない文章が中心なのでサクサク読めるが、広くて深い。<br>
裏表紙側の帯に、是枝裕和・斉藤美奈子・重松清という謎の人選による推薦文が載っているのだが、その文中での森氏の呼び方が三者三様で非常に面白い。微妙な立ち位置の違いが見えるような気が……ってのは考え過ぎかな。<br>
<li>是枝氏→森達也</li>
<li>斉藤氏→モリタツ</li>
<li>重松氏→森達也さん</li>
しかし斉藤美奈子よ、あと1文字なんだからフツーに呼んでやれよ(笑)。<br>
帯のコピーはダサいが、装丁自体はいい感じ。本文の文字組も綺麗。 |
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Leiko
増井
тогц
eggman
suchi
lookwest
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時間旅行者は緑の海に漂う (ハヤカワ文庫SF)
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著者: |
パトリック オリアリー |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
かなり昔に買ったのに、実は最後まで読めていない本。読んでは中断し、読んでは中断し、内容を忘れて再び最初から読み直し、中断し、読んでは中断し(最初に戻る)……の繰り返し。何でだろう。あらすじはとても面白そうなのに。<br>
ちなみに買った時は確かジャケ買いだったと思う。いや、タイトル買いだったかな。 |
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Leiko
Gandalf
hide-t
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紺碧海岸 (新潮文庫)
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著者: |
松本 隆 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
キュイーン・キュウゥンという独特の音と、頬を撫でる風の感触と、青い青い空とに彩られた、極上の小説たち。アイルトン・セナの時代、F1の輝きに、少年は憧れ、男と女は結ばれ別れ、英霊は静かに天に昇る。<br>
実際のレース展開が基にされているが、レース主体の物語ではない。海老沢泰久みたいな男のロマンは期待しないように(笑)。 |
関連本棚: |
Leiko
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鳥姫伝 (ハヤカワ文庫FT)
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著者: |
バリー ヒューガート |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
読み始めて途中でストップしてしまう→放置→また読み始めるけど前のシーンを忘れているので結局最初から読み直す→最初に戻る、というスパイラルを続けていて、何故かなかなか読み進められない本。面白いんだけどな。キャラも世界設定もいいんだけどな。最初から1/4くらいまでは何度か読み直しているような気がするのだが、そこからが突破できない。でも何となく、いつか一気に読んでしまいそうな気がする。<br>
主人公がなかなか可愛いのでお気に入り。早く読了したいもんだ。 |
関連本棚: |
Leiko
夜空の下
laglange
nyarl
hide-t
まーも
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進化論 (YA!ENTERTAINMENT)
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著者: |
芝田 勝茂 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
久々に芝田勝茂。この人の著作は、小中学生時代に図書館でかなり読み込んだが、買って読むのはそういえば初めて。<br>
本当は大人向けとして書かれたもののよう。これは再刊版だが、<a href="http://home.u01.itscom.net/shibata/sakuhin/shinka.html">旧版</a>の表紙はちょいと怖い……。<br>
ヒロインの言動その他は読んでいてかなりむかつくのだが、物語はしっかりしているので面白く読める。特に、SFファンなら読んで損はない。これが1997年以前に書かれたというだけでも価値がある。 |
関連本棚: |
Leiko
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草薙画蒐―ニュータイプイラストレイテッド・コレクション
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著者: |
草薙 琢仁 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
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コメント: |
表紙にもなっている、昆虫と融合したかのような少女を統一した色彩で描き上げたシリーズが秀逸。比較的シンプルな画風の作品が多いだけに、もうちょっと小さい判型で凝った造本にしてほしかったかなぁと思う。<br>
ナギの字はSMAPの草なぎ剛のなぎと一緒。弓偏に剪。 |
関連本棚: |
Leiko
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こちらニッポン… 上 (角川文庫 緑 308-29)
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著者: |
小松 左京 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
人類のほとんどが忽然と消えてしまった中で生きねばならない状況の徹底したシミュレーションは、現代でも充分通用する内容。面白く、かつ緊迫しながら読みました。<br>
ていうかこの結末はありなのですか、ありなのですか!?(結末は読まなかったことにしよう……) |
関連本棚: |
Leiko
tyosaka
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MATLAB/Scilabで理解する数値計算
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著者: |
桜井 鉄也 |
出版社: |
東京大学出版会 |
評価: |
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コメント: |
授業「情報応用数理」の教科書だった。<br>
最初の方は本当に本当の「入門」という感じ。授業でも週に数十ページ単位で進むような飛ばしっぷりだった。中盤以降は例題に沿って数値計算を学んでいく。授業で学んだ分については、3*3行列までなら手計算でできるような問題ばかりだった。<br>
MATLABしか使ったことがないのでScilab関連の記述は私には不要だったが、Amazon等を見ているとScilabの解説目当てで買っている人が多いようだ。確かに、フリーソフトの解説書でこれくらいのボリュームがあるものは珍しい気がするので、貴重な本なのだろう。 |
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Leiko
yashihara
ふるけん
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酢ッキリレシピ―さっぱり酢ッキリ健康レシピ100品! (春日お料理BOOK)
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著者: |
Mizuka |
出版社: |
春日出版 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
手違いとか偶然とかが重なって、今、自宅に、腐るほど酢がある(って、酢は腐らないけど)。米酢みたいなやつは、らっきょを漬けるなどすれば大量消費できるのだが、もろみ酢だのフルーツ系だのはどうすればよいのか。<br>
と悩んでいるところに酢レシピの本を見つけてしまったもので、思わず衝動買い。<br>
全体的にちょっとオサレすぎる感じで、すぐに作ろうと思える料理は少なめ。こういうのって、気力があるときでないと作れないよねぇ。<br>
酢を標榜しているわりには、酢メインの料理が少ない(隠し味的な使い方が多い)感じなので、うちにある大量の酢をどうすればよいのかという悩みは結局解決しないのであった。<br>
<br>
#余談だが、夏の酢料理といえば<a href="http://www.mbs.jp/puipui/kitchen/recipe/04_0823.html">これ</a>おすすめ。私はいつもエビを入れずに作る。 |
関連本棚: |
Leiko
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