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常備菜―つくりおきのおかずと展開料理 (わたしの保存食)
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婦人之友社 |
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つくりおきに特化した本というよりは、堅実な日常のお惣菜本。見なくても作れるようなものも多いのだが、あらためて作り方を見てみれば「あぁ、これを作るときにはあれも入れればいいのね」「この状態にしておけば、ああいうふうにもこういうふうにも使えるのか」と気付き、勉強になる。副菜だけでなく、メインにも使えるようなものも結構載っている。<br>
和・洋・中のジャンルごとに、さらに野菜・肉・魚など主材料別に分けて掲載されている。材料から逆引きできる索引もあり。全体の半分以上が和食。<br>
電子レンジを使う料理がほとんど載っていない。また、洋食以外はオーブンを使う料理もほとんど載っていない。揚げ物がほとんど載っていない。つまり、包丁とまな板と鍋とコンロさえあればできる料理がほとんど。また、入手が難しい材料が使われている料理がほとんど載っていないので、洒落た食料品店などない田舎でも大丈夫。 |
関連本棚: |
Leiko
増井
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地震イツモノート―阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアル
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著者: |
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出版社: |
木楽舎 |
評価: |
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コメント: |
副題に「防災マニュアル」とあるが、こういう備えをした方がいいよというようなマニュアル本ではない。地震が起こって被災して避難生活を送る、それが一体どういうものなのか、実際の被災者の声をひたすら淡々とまとめている本である。<br>
ただ、阪神大震災のみについてまとめられた本なので、地域や季節が違えばまた事情も異なるということを理解し、充分に想像力を鍛える必要があるだろう。例えば、近年の北陸や中越の地震で分かったように、雪国の場合は事情が異なるケースが多々ある。阪神大震災は冬だったので寒さをしのぐ必要があったが、真夏の場合は感染症などの二次被害の方が重大だろう。道路整備が不十分な田舎の場合、まともに物資がゆきとどくまで時間がかかってしまわないか、等々。 |
関連本棚: |
Leiko
dorayakitaro
tst
nobuo_o
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ポー詩集 (新潮文庫)
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著者: |
エドガー・アラン ポー |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
<a href="http://horror.g.hatena.ne.jp/COCO/20071013/">これ</a>を読んで買ってしまった。黒猫や黄金虫くらいは読んでいるが、そういえばポオの詩は未読だったので。<br>
活字(しかも旧字体)で刷られた本文に高揚しつつ、詩よりもまず、はしがき(訳者の前書き)にびっくり。
<li>ポオってアメリカ人だったのか(なぜか勝手にイギリス人かフランス人だと思い込んでいた。なんでだろ)</li>
<li>ポオってロリコンだったのか(27歳の時に13だか14だかの娘さんと結婚ってどーゆーことですか)</li>
肝心の詩の方は、暗いけれどもあまりねちっこくないので読みやすい。青臭くもないので、ハタチを過ぎても読める詩だと思う。ところどころ、いかにも「寂しさを抱えた人が酒と薬に浸っている情景」が感じられるのは、少し痛々しい。<br>
<a href="http://horror.g.hatena.ne.jp/COCO/20061016/p1">ところで岩波さん</a>、この詩集は税抜200円台(税込300円きっかり)でしたわよ。実家にあるマクベスはいくらだったっけかな。<br>
なお、購入したものはAmazonの書影と異なり、崎原操による植物の線画があしらわれた装丁である。 |
関連本棚: |
Leiko
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太陽の黄金の林檎 (ハヤカワ文庫NV)
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著者: |
レイ ブラッドベリ |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
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コメント: |
SFマガジンで菅浩江が取り上げていたのを見て、なんだか急に読みたくなり購入。火星年代記以来ほぼ10年ぶりのブラッドベリだが、当時の読後感がそのままよみがえってくる小説ばかりでほっとした。いつ帰っても変わらずそこにある故郷という感じ。<br>
<br>
ただ、新装版で購入したのだが、旧版の表紙の方が好きだなぁ。中島梓のミーハー全開の解説も、作品のイメージにそぐわないし。<br>
……古本屋で旧版探そ。 |
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Leiko
minek
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魔法使いの台所―まとめづくりと手早い料理で夕食用意が30分
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著者: |
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出版社: |
婦人之友社 |
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カテゴリ: |
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コメント: |
実用料理本。つくりおきの本やホームフリージングの本をやたらに買うより、この本1冊の方がきっと一生役に立つ。洒落っけゼロの地味な本だし、情報の掲載の仕方もいまいち整理されていないが、それでも絶対役に立つ。<br>
副題に「まとめづくりと手早い料理で夕食用意が30分」とあるが、この本はスピード料理の本ではない。むしろ、それなりの手間をかけて丁寧に料理するための本である。相応の準備と段取りさえあればそれが30分で可能になる、というだけの話だ。<br>
最近、週の半分は人のためにゴハンを作っているので、この本の内容の素晴らしさが身にしみているところ。でもやっぱり肉1kgは一気に買う勇気無いなぁ(笑)。 |
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benisuzu
Leiko
かおりん
ののりん
michico
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やかんの本
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著者: |
麻布やかん組合 |
出版社: |
ロコモーションパブリッシング |
評価: |
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コメント: |
小さな変形版の本。中にはやかんの写真。ひたすらやかんの写真。そしてそのやかんを収集したオッサン2人による真面目なやかん談義が巻末にちょろっと。ジュンク堂の新古本バーゲンセールにて半額以下で釣り上げてきたものだが、こりゃ定価で買わなかったのが申し訳ないほどの当たり本。<br>
写真にデデンと写っているやかんたちは、どれも風格さえ漂っている。オサレなやかんも正統派のやかんも変わり種のやかんも、みんな「私がやかんです」と言わんばかりに主張している。これってきっと、やかんだからできること。鍋やフライパンには、この安定感は出せまい。やかん素晴らしや。 |
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Leiko
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パスポート初級露和辞典
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著者: |
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出版社: |
白水社 |
評価: |
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コメント: |
ついにロシア語の辞書を購入。意味もなくページを繰ったり、あやしげな発音で例文を読み上げては、ひとりでニマニマしている。<br>
辞書としては薄いが、日常使いには充分な語数だし、例文も多い。和露インデックスも付いている。今のところは満足しているが、これで物足りなくなったら博友社かコンサイスのを買うつもり。<br>
本文の和文かな・カナに、ちょっと変わった書体が使われている。これは何というフォントなのだろう。やや長体で、どことなく映画の字幕の書体に似ている。可愛らしくも上品な印象の書体なので、辞書全体が柔らかい雰囲気に見えて、とても素敵。 |
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Leiko
messe
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日本SF・幼年期の終り―「世界SF全集」月報より
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著者: |
早川書房編集部 |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
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コメント: |
『世界SF全集』の月報に掲載されたエッセイから抜粋編集されたもの(全105篇中、34篇を収録)。執筆者の半数近くが鬼籍に入っているという事実に、時代の流れを感じる。<br>
世界SF全集は、高校生の時に県立図書館の片隅で読んだ。薄暗い書架、ほのかに黴くさいページ。月報は表紙の裏のところに留めてあった。<br>
全集自体は古書店で見つかっても、月報まで揃えるのはやや難しいと思われる。このような企画本が実現したこと自体は素晴らしいが、どうせなら全部収録して欲しかった。また、当時の世相などを絡めた注釈なり解説なりがあれば、SF史の文献としても貴重なものになったのでは。 |
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Leiko
sanpei
秘密
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ゼロから話せるハンガリー語―会話中心
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著者: |
岡本 真理 |
出版社: |
三修社 |
評価: |
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コメント: |
最近、ハンガリーの音楽をよく聴く。響きの綺麗な言葉だなぁと惹かれるのだが、発音がよく分からないところがあって、曲名すら読めない。というわけでCD付きの入門書を購入。<br>
説明も分かりやすく、例文も過不足無く、CDの収録音声も良く、かなり満足。但し、カタカナでふられている発音はあまり当てにしない方が吉(母音の種類が多く、カタカナとはかなり違う印象)。98ページのアルファベット一覧の音声がないのが不満といえば不満。単語での発音とは別に、一音ずつちゃんと聞きたいんだけどなぁ。<br>
当初の発音の疑問は解消し、好きな曲の曲名も読めるようになったので、とりあえずめでたし。<br>
なお、『CDブック語学王ハンガリー語』の改題本だとのこと。 |
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Leiko
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川のほとりに
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著者: |
多田 智満子 |
出版社: |
書肆山田 |
評価: |
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コメント: |
女性の詩人はどちらかというと苦手なのだが、多田智満子や左川ちかあたりは好きだ。女性の紡ぐ硬質な言葉が好きということか。 |
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Leiko
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その他の外国語―役に立たない語学のはなし
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著者: |
黒田 龍之助 |
出版社: |
現代書館 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
その他の外国語とはなにかというと、つまりその、<a href="http://www.hakusuisha.co.jp/essay/kuroda.html">ここ</a>に挙がっているような外国語のこと。読み物としては<a href="http://www.hondana.org/Leiko/4768467849.html">こっち</a>の方が読み応えがあるが、この本の方が気負わず読める感じ。<br>
この本の内容自体は特に目新しくもありませんが、読んでいくうちにまた語学がやりたくなってきて困ります。せっかくロシア語を続けているので、他のスラブ語族にも広げたい。ルーマニア語にも興味あり。それから東南アジアの言葉どれかにも手を付けたいところ。……というように、妄想が膨らんで困る本とも言えるかもしれません。 |
関連本棚: |
Leiko
パリ
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