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Fairly Tale 老少女綺譚
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著者: |
やなぎ みわ |
出版社: |
青幻舎 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
やなぎみわは、初期の頃から大好きな現代美術作家で、昔はよく財布をひっくり返しながら美術手帖を買ったものだった(善良なティーンにとっては1600円は大金)。<br>
両態具有の老少女たちのおとぎ話。テント姿の砂女という概念が魅力的。これは展覧会を観に行きたかったなぁ、後悔。 |
関連本棚: |
Leiko
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小鳥たち (新潮文庫)
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著者: |
アナイス ニン |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
正統派エロ本。<br>
それでいて、おんなのこの繊細さや残酷さや、自分自身でも制御できない感情のうつりかわりや、そんなあれこれが実に軽やかに書かれている、ある意味では青春小説。<br>
老人コレクター(男性)からの注文で書かれた小説だというが、現代日本の殿方が読んで面白いものかどうかは正直分からない。 |
関連本棚: |
Leiko
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SFが読みたい!〈2001年版〉発表!ベストSF2000 国内篇・海外篇
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著者: |
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出版社: |
早川書房 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
2001年度版から毎年刊行されている、年度別ベストSFガイド。これを読めば前年のSF出版状況と旬の書籍が分かる。水玉螢之丞による表紙が素晴らしい(元ネタにされている作品がいくつ分かるかで最近のSF度がチェック可能??)。ところで、やっぱり略称は「エスよみ」なのか?(笑)<br>
毎年買ってたけど、今年(2004年)だけ買いそびれてる。今から注文しようかなぁ。<br>
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↑以上が[2004/9/3 01:55:59]の更新。<br>
結局、2004年版も9月11日に購入。表紙が水玉さんじゃないのは泣くところだが(持病のメニエールもかなりお悪い時期があったようだし、SFM本誌の連載も最近縮小されてるし、心配です)大森望の「エスエフ大陸の国勢調査」は大笑い。いやー、ランキングだけなら<a href="http://mystery.parfait.ne.jp/wiki/pukiwiki.php?SF%A4%AC%C6%C9%A4%DF%A4%BF%A4%A4%A1%AA">書評Wiki</a>でチェック済みだったんだけど、この国勢調査のために2004年版を買う価値は充分にありましたよ(笑)。<br>
<br>
↑以上が[2004/9/13 06:46:01]の更新。<br>
2005年版の感想。<br>
・私にとっては特にめぼしい特集はなかった<br>
・最近あまり本誌を読んでいないのでランクインしている本が全然知らん本ばっかり<br>
・表紙はやっぱり水玉さん希望(涙)<br>
ここ数年すっかり「SFファン」から「元SFファン」になってしまった。最近は戯れにハインラインなんか読んで「やっぱりえぇのぅ」と空遠くを見つめる懐古的ダメSF者の域に達してしまっているからなぁ……。という私の現状を考慮しても、やっぱり2005年版の特集はイマイチだと思うし、表紙は水玉さんカムバーックだと思うのですよ。去年の国勢調査なみに勢いと笑いのある特集希望!<br>
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↑以上が[2005/6/12 19:08:17]の更新。<br>
2006年版は、書店で見たものの結局購入には至らず。
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関連本棚: |
N_A
m
Leiko
Y.nabe
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歳月
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著者: |
茨木 のり子 |
出版社: |
花神社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
「一種のラブレターのようなもの」なのだと生前にご本人が仰っていたというが、これは「ようなもの」などではなく、ほんとうの意味でのラブレターなのだと思う。 |
関連本棚: |
Leiko
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美しいレース編みドイリー (レースベストセレクトBOOK)
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著者: |
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出版社: |
日本ヴォーグ社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
『<a href="/Leiko/4834763692">30グラム以内でできるレース編み (プチブティックシリーズ (No.369))</a>』では物足りなくなったので、少々手ごたえのありそうな(でも頑張れば確実にできそうな)この本を購入。<br>
レース編みの本には「モデルハウスみたいなリビングにさりげなく置かれた作品……」というような雰囲気でごまかされた写真が載っていることが多いのだが、この本は表紙のとおり「暗くシンプルな背景にまっすぐ置かれた全体図」の写真が基本になっている。まるで雪の結晶写真のよう。完成形のかたちそのものがよく分かるので、編みたいものを選ぶとき・編むとき・仕上げをするとき、すべての段階で非常に参考になる。<br>
パイナップル編みが少ないのがちょっと残念だったので、今度はパイナップル編みだけの本を買うことにしよう(という言い訳で、編む速度をはるかに超えて本を買ってしまうのだ)。 |
関連本棚: |
Leiko
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紺碧海岸 (新潮文庫)
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著者: |
松本 隆 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
キュイーン・キュウゥンという独特の音と、頬を撫でる風の感触と、青い青い空とに彩られた、極上の小説たち。アイルトン・セナの時代、F1の輝きに、少年は憧れ、男と女は結ばれ別れ、英霊は静かに天に昇る。<br>
実際のレース展開が基にされているが、レース主体の物語ではない。海老沢泰久みたいな男のロマンは期待しないように(笑)。 |
関連本棚: |
Leiko
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30グラム以内でできるレース編み (プチブティックシリーズ (No.369))
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著者: |
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出版社: |
ブティック社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
きっかけ本としてはいいんじゃないかな。ドイリーだけではなく小物などの編み図もあり、バラエティに富んでいる。デザインが少々野暮ったいものが多い気がするが、実際に編んでみたら意外に良かったものもあり、難しいところ。<br>
大きめのも含めて結構編んだが、それほど凝った作品も掲載されていないため、だんだん物足りなくなってきた。というわけで『<a href="/Leiko/4529043525">美しいレース編みドイリー (レースベストセレクトBOOK)</a>』に移行中。 |
関連本棚: |
Leiko
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鈴木いづみプレミアム・コレクション
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著者: |
鈴木 いづみ |
出版社: |
文遊社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
ランダムウォークでこの本を見つけたのはほんの偶然で、購入したのも気紛れだった。鈴木いづみの名前くらいは知っていたが、それ以上の興味があったわけではない。<br>
書かれた当初はSFだったんだろうが、今これが発表されるなら文芸誌だろうなという気がする。私にとってはひどく同時代性を感じさせられる小説群だが、私の時代感覚が狂っているせいか、鈴木いづみが帯のアオリどおり「現代を先取り」していたせいか、それは分からない。<br>
この世界、男性読者はどう読んでいるのか気になる。たぶん、女性とはとらえ方が違うのではないかなという気がする。勘だけど。 |
関連本棚: |
Leiko
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