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ISBN: 4167370263
紀伊國屋,
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Mike :
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八重洲口と聞くと、ヤン・ヨーステンという名前だけは知っていた。また、ウィリアム・アダムス=三浦按針も、名前だけだ。おおよそ、江戸時代だろうとは分かっていても、どういう人間かはほとんど知らなかった。
この本は、イギリス人でオランダ商戦に乗り込み、マゼラン海峡を苦労して回り、日本までたどり着いたウィリアム・アダムスの物語である。彼は航海長としてこの船旅に参加するが、出発時には4隻いた船も遭難なら何やらで、たったの1隻となる。同じ船に乗り込んでいたのがヤン・ヨーステン。ウィリアム・アダムスは、家康に認められて幕臣となり、三浦半島の逸見村に領地も貰う。
当時のスペインやポルトガルの宣教師たちの、オランダやイギリスなどの新教の人々への苛烈が際だつ。そのうち、東アジアの勢力争いで、オランダとイギリスとの争い、そう言った背景の中で、徳川幕府が平戸と長崎のみに交易地を限定する様子がよく分かる。
日本に漂着した航海者の立場から日本を眺めなおした視点が面白い。
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最終更新 : 2009-04-05 18:08:37 +0900
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