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(703/782)冊
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9条どうでしょう
9条どうでしょう
著者: 内田 樹, 平川 克美, 小田嶋 隆, 町山 智浩
出版社: 毎日新聞社
評価: ★★★
カテゴリ: 91_政治
コメント: 護憲派でもなく改憲派でもなく新しい立場で憲法のあり方について語る!とものものしい前フリがあるものの、結果的には全員護憲派なのですね、と。あの手この手で改正は必要ない、という主張が展開されます。9条があったお陰で戦後60年間、戦争に巻き込まれることがなかった、それはそれで間違いではないと思うものの、北朝鮮や中国が攻めてくることはありえない、と断じているあたりは希望的観測でしかないと思えた。
関連本棚: duck うち takoyakim ababincho matznaga がこび5/人文科学 SKZ ogijun
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白いへび眠る島
白いへび眠る島
著者: 三浦 しをん
出版社: 角川書店
評価: ★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 直木賞を獲った「多田便利軒」で俄かファンになってしまった三浦しおんですが、こいつは正直お口に合いませんでした。青春モノともファンタジーとも呼べるジャンルなのでしょうが、ちょっと淡々とし過ぎていて。途中を読み飛ばしてしまいました。他の作品に期待。
関連本棚: R.田中二郎 さき SKZ にしのみやねこ フサコ 娘のパパ
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ローズガーデン (講談社文庫)
ローズガーデン (講談社文庫)
著者: 桐野 夏生
出版社: 講談社
評価: ★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 村野ミロシリーズ短編集。ミロの高校生時代とか博夫の話とか30代前半での活躍ぶりとか。各話とも短くてもそれなりに読ませるのは、氏の文章術なんだろうなあ。<br> 収録:「ローズガーデン」「漂う魂」「独りにしないで」「愛のトンネル」
関連本棚: SKZ さをり BOBTAIL せい
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グロテスク
グロテスク
著者: 桐野 夏生
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 醜いオンナ達のあれこれ。<br> 登場人物にまともな人間が一人も出てこない。<br> 桐野センセの作品にはやっぱりカッチョイイ40がらみの女性が出てくれなきゃ。<br> 最後まで平坦な物語が続く。他の作品に期待。
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クライマーズ・ハイ
クライマーズ・ハイ
著者: 横山 秀夫
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 「日航機墜落事故」を通じてブン屋さんの矜持がぶつかり合う物語<br> 横山さんの筆致は好きだけど、より短編の方がそれが活きてくるのかな、と。<br> ちょっと間が延び過ぎている感あり
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栄光一途 (幻冬舎文庫)
栄光一途 (幻冬舎文庫)
著者: 雫井 脩介
出版社: 幻冬舎
評価: ★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 雫井氏のデビュー作。新潮ミステリー倶楽部賞だか何だかの賞を獲った作品とのこと。続編とも言える「白銀を踏み荒らせ」を先に読んでしまっていた(しかもあまり面白いと思えなかった)こともあってか、ううむ、やはり「犯人に告ぐ」のようなのめり込み感には乏しい作品でした。<br> 日本の伝統武術である柔道界にドーピング疑惑というタブーを絡めるという舞台設定には斬新なものを感じさせられましたが、終盤までどうにも平坦に進むストーリー展開に、少し飽きてしまいました。<br> 最後の最後に急激に速度を上げて話が二転三転する辺りは圧巻ではありますが、一方では解説の法月氏も指摘している通り「んなアホな?」的な終結の仕方でもあります。雫井氏にしてみれば、賛否両論があるのを承知で確信犯的に書いているのかもしれませんが。言われてみれば、ラストにどんでん返し(というかある種「荒唐無稽な結末」?)があるのは、「火の粉」や「虚貌」辺り にも現れていたのだなあ、と。それはそれでクセになるかも知れませんが。
関連本棚: くうたん 二代目平蔵 平蔵2 SKZ scaile
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警視庁情報官
警視庁情報官
著者: 濱 嘉之
出版社: 講談社
評価: ★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: これは小説ではありません。小説の体を借りた「警察の裏事情」紹介本です。でも裏事情を伝えている割には、あまり警察を卑下したりはしておらず、いやむしろメチャメチャ格好よい主人公を登場させることで「美化」しているかのような持ち上げ方をしており。公安警察出身という作者の濱氏のことはあまり存じ上げませんが、何だかご自身が成し得なかった「スーパー公安警察マン」の活躍ぶりを妄想しまくって書いてみた、そんなノリが伝わってきます。ちなみに、ハラハラドキドキといった要素は皆無です。勉強にはなります。
関連本棚: SKZ 二瓶
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冒険の国 (新潮文庫)
冒険の国 (新潮文庫)
著者: 桐野 夏生
出版社: 新潮社
評価: ★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 桐野氏の「幻の処女作」とのこと。それなりにキリノ節の片鱗は垣間見えるものの、わざわざ買ってまで読まずとも、な作品。
関連本棚: SKZ kzk2005
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/SKZ/4120038890
著者:
出版社:
評価: ★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 竹島=朝鮮との国境で繰り広げられる「事変」を巡り、公安警察と刑事警察の矜持がぶつかり合うミステリー。なんて書くといかにも面白そうな、ワタクシのツボに入りそうな物語のはずなのに、何だか消化不良感が拭えない。終盤になってようやくハラハラさせる展開になったものの、それまでは東京を舞台にした平板なストーリー展開がつらつらと。<br> 諜報モノなら福井晴敏、警察モノなら横山秀夫、それなりに目が肥えてしまっているからか、ちょっと物足りなく感じてしまったのかなあ。登場人物の一人ひとりに感情移入できなかったことも、その要因かも。決して力量の低いとは思えない誉田氏、次回作に期待しましょう。
関連本棚: 森乃屋龍之介 SKZ KTY しのぴー
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「人たらし」のブラック謝罪術―下手に出ながら相手の心をつかむ方法
「人たらし」のブラック謝罪術―下手に出ながら相手の心をつかむ方法
著者: 内藤 誼人
出版社: 大和書房
評価: ★★★
カテゴリ: 99_その他
コメント: 図書館に転がっていたので読んでみた。薄っぺらいぞ。「頭を45度傾けてうつむくと、ハンサムに見える」なんて、万が一実践しているヤツなど見かけてしまった日にゃあ、こっちが恥ずかしくなってしまいそう。まあ心理学をほとんど学んでいない方にとっては、5%ぐらいは役に立つトピックもあるかと。「姿勢の同調で心理的な距離を縮める」とか。いわゆるラポールのことだよね。
関連本棚: あらや SKZ
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韓国人を愛せますか? (講談社プラスアルファ新書)
韓国人を愛せますか? (講談社プラスアルファ新書)
著者: パク チョンヒョン
出版社: 講談社
評価: ★★★
カテゴリ: 90_東アジア
コメント:
関連本棚: SKZ
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なぜ僕は「悪魔」と呼ばれた少年を助けようとしたのか
なぜ僕は「悪魔」と呼ばれた少年を助けようとしたのか
著者: 今枝 仁
出版社: 扶桑社
評価: ★★★
カテゴリ: 99_その他
コメント: 光市母子殺害事件。例の「悪名高き」弁護団から外されることになった今枝弁護士は言う。「刑事裁判では、何が起こり、どれだけ重要なものが失われたかということは極めて重要な問題であり、論点だ。しかし、なぜ・どうして・何のためにそのような事件が起きてしまったのか解明することも重要である」と。でこの事件ではその「なぜ」がきちんと解明されていないのでヨロシクないのだと。もちろんその通りではあろうが、正当防衛だとか無理強いをされただとか復讐だとか、そんな理由もなく未来ある母子を殺害したという事実はどんなに掘り返してみても覆らないのである。被告人の「F君」とやらには情状酌量できるような「理由」があるとは到底思えない。先日下った判決の量刑は、極めて妥当であると思う。<br> にしても読み難いよこの本。凡そ時系列といった言葉と皆無な話の展開。何度も同じ話が繰り返されて時制が進んだり戻ったり。著者の今枝氏、物書きとしては素人なのだから、これは明らかに編集側の配慮不足。これでは彼の想いも十分に伝えられませんて。
関連本棚: SKZ
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心はあなたのもとに
心はあなたのもとに
著者: 村上 龍
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 2011.8<br> この物語のテーマである難病「1型糖尿病」の患者さんと思しき方がAmazonに書評を寄せていらした。<br><br> タイトル:1型糖尿病患者です <br> (途中略)被害者意識を持つつもりはありませんが、決して忘れられないことながら、努めて忘れて暮らさなければ日常が成り立たない者に、あえて、改めて、一番暗い結末を、見せるのは、患者側からすれば「余計なこと」だと私は思います。<br> この小説を読んで、暗くなった気持ちを、また、改めて、はねのけて、明日から明るく日常生活を送りたいと思います。
関連本棚: SKZ
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イビサ (講談社文庫)
イビサ (講談社文庫)
著者: 村上 龍
出版社: 講談社
評価: ★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 村上龍強化月間と称して手にとってみる。氏得意の退廃的物語というやつなのですけどね、コレはちと肌に合わず。根底に流れるメッセージのようなものがどうにも刺さってこなくて。愚問ではあるもののついつい「で?」と問うてしまっている自分がいて。ワタクシもっと正攻法な物語が好きみたい。
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特命
特命
著者: 麻生 幾
出版社: 幻冬舎
評価: ★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: ぶっちゃけ面白くなかった。何でだろう?洞爺湖サミットを舞台にしているわりに臨場感やタイムリーさを全く感じさせないストーリー展開であるとか(何かと思い出話が多い)、最後まで感情移入できない主人公のキャラ設定のイマイチさだとか物語の結末の後味の悪さだとか。公安警察の実態、みたいなリアリティさは感じられたのですがね。amazonのレビュー結果が芳しくないのも納得。
関連本棚: SKZ
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出口のない海 (講談社文庫)
出口のない海 (講談社文庫)
著者: 横山 秀夫
出版社: 講談社
評価: ★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 横山さんは好きだけど、ちょっとストーリーが平坦すぎた
関連本棚: unnonouno かー らいさん 暇人 F家(その他) SKZ かなめ UNO tea よーこ ちう nobuo_o
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雪冤 (角川文庫)
雪冤 (角川文庫)
著者: 大門 剛明
出版社: 角川書店
評価: ★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 2020.7.5 港北図書館 <br> うーん。冤罪問題やら死刑制度の在り方やら骨太なテーマに切り込んだ作品で、色々と考えさせられることはあるのだけれども。ミステリー要素(どんでん返し的なプロット含め)を頑張って詰め込んでしまったら全体的に渋滞気味になっちゃった感じ。そもそも登場人物に感情移入できない(なんかリアリティがない)という点が致命的だったのかなと。…でも幾つか賞を獲っているようで、評価は高いみたいですね。ふーん
関連本棚: SKZ
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水の眠り 灰の夢 (文春文庫)
水の眠り 灰の夢 (文春文庫)
著者: 桐野 夏生
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 村善活躍の巻。ミロの本当のパパこんにちは&さようならの巻。
関連本棚: junK 番長のリアル文庫の本棚 SKZ さをり tpircs うの ちょし makie たぷたぷ reiko510
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ヒュウガ・ウイルス―五分後の世界 2 (幻冬舎文庫)
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すっぴんは事件か? (ちくま文庫)
すっぴんは事件か? (ちくま文庫)
著者: 姫野 カオルコ
出版社: 筑摩書房
評価: ★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 2012.11 YBCにて<br> 姫野カオルコ嬢のここ最近のエッセイ集。ううむ。往年のキレが足りない気が。でも「単行本より文庫を先に出すべき」という意見には激しく同意。
関連本棚: SKZ
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