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我が家の問題
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| 著者: |
奥田 英朗 |
| 出版社: |
集英社 |
| 評価: |
★★★★☆ |
| カテゴリ: |
09_娯楽
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| コメント: |
2011.10<br>
全6話の短篇集。奥田節、健在!今回も期待を裏切らない面白さ。やはりホームドラマを描く奥田英朗が一番好き。「どうやら夫は仕事ができないらしい」という書き出しで始まる二話目『ハズバンド』とか、なんかキュンとした(笑)<br>
収録:『甘い生活?』『ハズバンド』『絵里のエイプリル』『夫とUFO』『里帰り』『妻とマラソン』 |
| 関連本棚: |
SKZ
kasta
nm090
.SHO
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第一級殺人弁護 (講談社文庫)
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| 著者: |
中嶋 博行 |
| 出版社: |
講談社 |
| 評価: |
★★★★☆ |
| カテゴリ: |
09_娯楽
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| コメント: |
2012.1<br>
ヤバい。相当面白い。リーガルサスペンスというジャンルは初めてだったけど、法律論を振りかざすでもなく、正義感を全面に押し出すわけでもなく、きっちりエンターテインメントしている。人間臭い、決してスマートとはいえない主人公の京森なる弁護士が何ともいえずに良い。美人だけど性格の悪い(?)秘書のキャラも立っていて。これはオススメ! |
| 関連本棚: |
うの
SKZ
Mikan Akashita
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/SKZ/4778315472
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| 著者: |
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| 出版社: |
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| 評価: |
★★★★☆ |
| カテゴリ: |
09_娯楽
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| コメント: |
何も残らないエッセイ(最大級の褒め言葉)。あ、いや、そんな表現方法やらメタファーがあったか!という語彙力が豊かになるという効用も。カレー沢薫、大好きになった |
| 関連本棚: |
SKZ
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奇跡の人
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| 著者: |
真保 裕一 |
| 出版社: |
角川書店 |
| 評価: |
★★★★☆ |
| カテゴリ: |
09_娯楽
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| コメント: |
先に読了した嫁の評価は微妙のようでしたが(^^。<br>
真保裕一さん、随分昔に『奪取』を読んだ記憶があり、随分と精緻な取材をした上で描かれているなあという印象がありまして。本作も脳外科を中心とした医療やリハビリの現場をきちんと取材され、それでいて「分かった風な記述」がまったくない、まずはその辺りに好感を持てました。<br>
記憶を失くした人間が自分の過去を紐解いていくロードムービー的な物語、と表現してしまうのは簡単ですが、これを単なる美談もしくは単なる破滅的な物語にしてしまわないのが、氏の巧さなんだろうなあ。結論マッチポンプ、といえばそれまでなんだけど、途中で飽きることなく一気に読める作品。好き嫌いは分かれるのかもしれないけれども。 |
| 関連本棚: |
suchi
SKZ
lookwest
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天使のナイフ (講談社文庫)
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| 著者: |
薬丸 岳 |
| 出版社: |
講談社 |
| 評価: |
★★★★☆ |
| カテゴリ: |
09_娯楽
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| コメント: |
最近読んだ乱歩賞受賞作の中ではピカイチの面白さ!少年犯罪というデリケートなテーマに真剣に・丁寧に対峙しつつも、ミステリーの要素もたっぷりお腹一杯になるほど詰め込んでくれていて。被害者の立場、加害者の立場、それぞれに等しく感情移入ができてしかも読めば読むほど謎が深まってゆき・・・。正直ここまで込み入った人間関係なんて現実世界にはあり得ないよね、と思いつつもシッカリと物語を楽しませてもらえました。オススメ! |
| 関連本棚: |
権太
SKZ
読んだ本
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頭のいい子が育つパパの習慣 (PHP文庫)
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| 著者: |
清水 克彦 |
| 出版社: |
PHP研究所 |
| 評価: |
★★★★☆ |
| カテゴリ: |
01_自己啓発
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| コメント: |
娘は現在小学校2年生。有名私立を受験させることなど全く考えていませんが、頭のいい子というか「物事を自律的に考えることができる子」になるよう育てるにはどうすれば良いかについて、楽しいアイデアが満載でした。とてもコストパフォーマンスの高い本だと思います。とりあえずリビングに地球儀を置かなきゃ。&週刊こどもニュースは外せないですね~ |
| 関連本棚: |
権太の既読
SKZ
QP11
Gyaiiin
koshiro
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影踏み
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| 著者: |
横山 秀夫 |
| 出版社: |
祥伝社 |
| 評価: |
★★★★☆ |
| カテゴリ: |
09_娯楽
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| コメント: |
横山秀夫得意の短編集。忍び込み泥棒〝ノビ師〟の真壁と「中耳の中の弟」を中心とした連作となっており、7編の世界観が陰鬱な、それでいて何となく主人公の肩を持ちたくなるような設定で統一されているのがいい。何とも痺れる作品。<br>
収録:「消息」「刻印」「抱擁」「業火」「使徒」「遺言」「行方」 |
| 関連本棚: |
あかり
みかん(た行〜アンソロジー)
としあき
SKZ
min
可楽まんだら草紙
Lorelei
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天国までの百マイル
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| 著者: |
浅田 次郎 |
| 出版社: |
朝日新聞社 |
| 評価: |
★★★★☆ |
| カテゴリ: |
09_娯楽
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| コメント: |
本当に良い作品というのは、えてしてそれを賞賛する言葉がうまいこと見つからないものだ。本作もそんな作品の一つ。破産で全てを失った現状にもめげず、別れた妻への毎月の送金も怠らず、薄情な兄姉たちの力も借りずに、デブでブスのホステス「マリちゃん」に慰めてもらいながら、必死になって「おかあちゃん」を助けようとする四十男の奔走劇。<br>
そんな主人公、安男の台詞「俺はろくでなしだけど、人でなしじゃない」、それが胸に響いた。必読。 |
| 関連本棚: |
SKZ
hokorobi
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リレキショ
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| 著者: |
中村 航 |
| 出版社: |
河出書房新社 |
| 評価: |
★★★★☆ |
| カテゴリ: |
09_娯楽
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| コメント: |
このテの小説をファンタジーと呼ぶのか恋愛小説と呼ぶのかは分からないものの、僕にはハマった。そもそも「僕」なんて一人称を使ってしまっている時点で、中村航ワールドにハマってしまっている証拠だろう。<br>
ストーリーがどうこういう以前に、適度な軽薄さを持った文体が、非常に心地よかった。<br>
ゴッゴーウルシバラー♪ |
| 関連本棚: |
SKZ
2002年9月〜2003年・しんじ
だいすきな小説・詩集・エッセイなど
takao
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/SKZ/4344407660
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| 著者: |
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| 出版社: |
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| 評価: |
★★★★☆ |
| カテゴリ: |
09_娯楽
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| コメント: |
何やら三つの文学賞を同時に獲ったというこの作品、なるほどこれまで読んだ垣根作品の中でも一番の面白さでした。上巻の最後の方で残念ながら得意の「卑猥な描写」が登場してしまっていましたが、まあ登場人物のパーソナリティを表現する手段としてはアリだったのかなあと。今回は許す(笑)<br>
戦後日本の「移民計画」、北朝鮮へのソレは悲劇として認識をしていましたが、ブラジル移民についてもこれほどの悲劇があったとは正直知りませんでした。そのことを知らしめるだけでも価値があるこの作品、そこにもって躍動感あふれるクライムストーリー要素も相俟って、上下巻を一気に読んでしまいました。読後感がとても爽快な、良作です。 |
| 関連本棚: |
facet
UNO
ことぴー
ちう
SKZ
kiku_hashi
亜紀
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ジェノサイド
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| 著者: |
高野 和明 |
| 出版社: |
角川書店(角川グループパブリッシング) |
| 評価: |
★★★★★ |
| カテゴリ: |
09_娯楽
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| コメント: |
2011.08<br>
人類の進化という骨太のテーマ、壮大なスケール、ストーリーテリングの上手さ。久しぶりに★5つ。でも作者、ちょっと(かなり?)自虐史観をお持ちのようで。Amazonの書評にもあったけど、その点を描きたいなら別の作品にすればよかったのに。そこだけ残念!<br><br>
これこそ直木賞獲れるでしょ!と思ったら池井戸潤『下町ロケット』とともに候補作に上がっていたのね…。次回作に期待! |
| 関連本棚: |
tambourine
sanpei
SKZ
二瓶
三代目平蔵
Yossy
oi読書倶楽部
nm090
みやぽん
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