|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
青白い炎 (ちくま文庫)
|
著者: |
ウラジーミル ナボコフ |
出版社: |
筑摩書房 |
評価: |
|
カテゴリ: |
ロシア
小説
|
コメント: |
訳者の富士川義之は、どうもあまり一般常識がない人のようで、昔から「ポニーテール」とか「トップギア」なんてのにいちいち訳注をつけたりする。それは本書でも健在。序文で、ところどころに忍び込んでくる違和感、そして詩を経て、訳注を読むにつれてだんだん全開になる解説者の狂気は実に楽しいし、最後に詩人がストーカー解説者に殺されてしまうあたりはほとんど爆笑もの。この快感を味わうには、途中の凡庸な詩も我慢して通読しよう。この詩の部分を高く評価する人々もいるんだけど、ぼくにはつまらないとしか思えないし、小説の構成から考えて、ここの詩は愚作であればあるほどいいのだ。そしてまさにその通りになってる。 |
関連本棚: |
カザノ
nobody
|
|
|
|
|
The New Age: Notes of a Fringe-Watcher
|
著者: |
Martin Gardner |
出版社: |
Prometheus Books |
評価: |
|
カテゴリ: |
トンデモ
科学
|
コメント: |
トンデモ批判の本。超能力よりは、それにだまされるバカな学者、それを広めるあほなシャーリー・マクレーンらの批判。最後の数十ページに及ぶ、マクレーン「Out on a limb」ドラマ版のあらすじ説明は、読んでてホントに頭痛がするもの。いやあ、批判のためとはいえ、よくこんなドラマをマジに見て、それをきちんと書くもんだ。すごい。 |
関連本棚: |
nobody
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
From Subsistence to Exchange and Other Essays (New Forum Books)
|
著者: |
P. T. Bauer, Peter Bauer |
出版社: |
Princeton Univ Pr |
評価: |
|
カテゴリ: |
経済
|
コメント: |
豊かになるにはとにかく市場化して交易するのです、という本。そして、それは決して強制できるものじゃなくて、当人(あるいは当事者国)のやる気がすべてだ、だから援助なんか無意味で、やる気のないところは援助したって成長しないし、やる気あるところは援助しなくったって成功するんだ、という本。
それ意外にも、イギリスは階級社会というのはウソで結構流動性はあるんだ(これもやる気さえあれば……という話)等、とってもおもしろいし説得力ある。序文はアマルティア・センで、議論にすべて賛成するわけではない、と断りを入れつつも絶賛。 |
関連本棚: |
nobody
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|