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日本の香り
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著者: |
二部 治身, 小林 庸浩 |
出版社: |
文化出版局 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
暮らし
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コメント: |
四季を感じる自然の中にも香りにまつわる想い出がいろいろあります。春にはふきのとうや よもぎ、山椒、夏にはムッと熱気が上がる雨上がりの道路、大掃除で上げた畳の匂い、麦茶...。秋は 熟しすぎた柿のあまい香り、むせかえりそうなキンモクセイ、炊きたての新米のごはん、冬には 掘り炬燵の中のいこった炭の匂い、手作り味噌のみそ汁、おくもじ(菜の花のぬか漬け)...。
そんな懐かしい香りと想い出が自然と胸の中にじんわりと広がっていくのがこの本です。「素朴な写真は 気持ちをやすらかにしてくれます。「香りが郷愁を呼び覚ます。」...本文より |
関連本棚: |
omi
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東京育ちの京都案内
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著者: |
麻生 圭子 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
京都
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コメント: |
京都のガイドブックではありません。
大分生まれで愛媛、大阪育ちで東京住まいだった麻生さんが京都に住んで3年。
すっかり京都人の麻生さんのエッセイです。
京言葉も違和感無く「たんとう」 使われています。
麻生さんの町屋のこだわり、骨董品のこと、京の暮らしの事など気取り無く、
しかもこだわりをもって書かれています。
京都に住む私にも勉強になることがいっぱいありました。
「そんなこと知ってるわ〜、それは知らんかったわ〜。」などと
ちょっと挑戦的な姿勢で読んだのでした。 |
関連本棚: |
omi
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シンプル・ビューティ
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著者: |
川原 亜矢子 |
出版社: |
幻冬舎 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
美容.おしゃれ
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コメント: |
パリコレモデルとはいったいどのように「美」の追求をされているのか興味があるのと できれば私だって真似出来ることがあるんじゃないの?なんてちょっと気恥ずかしいけど そんな気持ちで読みました。題名の通り「シンプル」で 地道な努力をされているようです。何より大事なのは他人の真似ではない、自分らしく 心地よいということ。穏やかでどこかおっとりした雰囲気の人ですが きちんとしたライフスタイルは川原さんの強いプロ意識の現れであるもあると思います。何か打ち込めるものがあることのすばらしさをちょっとうらやましく思いました。「自分の直感を疑わないことが、何かへの道に通じている...」この言葉が心に残っています。 |
関連本棚: |
かおりん
omi
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君ならできる
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著者: |
小出 義雄 |
出版社: |
幻冬舎 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
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コメント: |
小出義雄と言えば 説明するまでもありませんが シドニーオリンピック女子マラソンで優勝した高橋尚子の監督です。高橋選手が優勝してからと言うもの、高橋選手と共に小出監督もバラエティ番組などマスコミの標的となり、ツーショットを頻繁に見かけるようになりました。そんな中での小出監督のイメージは お酒好きの軽い感じのおじさん...でした。でもこの本を読んでみて 各所で「さすが 小出監督...」と尊敬の念を抱きました。本の中には 謙虚で人の心を大事にされる小出監督の人柄がにじみ出ていました。そしてとにかく走ることが大好きで自分の夢を叶えるためにどれだけ頑張ってこられたかと言うことが書かれていました。TVの中のあのおとぼけぶりも実は繊細な神経を持つ監督の計算から来ていることもわかりました。人は夢を持つことが大事で 夢を持てば強くなれる...。マラソンは監督にとって一つのテーマであるだけで 生きていくのに大切なこととはこんな事なんだよ、とたくさんのことを気付かせてもらえる本だと思います。 |
関連本棚: |
omi
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美肌
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著者: |
山咲 千里 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
3.5 |
カテゴリ: |
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コメント: |
「月のサイクルにそった美容法」とテレビで説明されていたのを聞いてすごく興味をひかれました。私の生活の中に月はいったいどういう存在であるかな?と考えたとき、それはただの観賞。きれいだなぁ、とか明日は雨かなとか、そんな感じでしかお月様の存在を感じる事はないように思います。でも大昔からお月様は人々の暮らしに大いに関わって来ているはず。今のカレンダー代わりになっていたんだと思います。そんな月はいったいどんな風に人に影響していて どんな風に生活に取り入れれば良いのか、そんな事をあらためて考えてみたくなりました。それと、ちょうど 私の肌がひどい状態になっていた事、そんな事から読んでみました。著者はお仕事柄、美容についていろんな経験を積み、また本当によく勉強されているなぁと言う事が伝わってきました。それは最初は多分偏った方法をされた時期もあったでしょうがこの本の中では「皮
膚は体中つながっている」「皮膚は心と体の健康に直結したシグナルを発してくる」など、基本的な体の管理が重要であると言っています。そして月の満ち欠けのどのタイミングにどの様なケアをすればより効果的であるかを説明しています。
この本を読んだ事で今度は月と生体との関係や 暮らしとの関係を知りたくなっています。きっとおもしろい事がわかると思う..。 |
関連本棚: |
Donna
olle
omi
tomatopokets
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木立のなかに引っ越しました
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著者: |
高木 美保 |
出版社: |
幻冬舎 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
暮らし
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コメント: |
都会から那須高原へご両親と引っ越されたと言うエッセイ。気持ちの良い自然の中での暮らし、野菜作りなどがおもしろ可笑しく書かれています。読んでいて気持ちがいいのですが あまりにもサラサラと読めてしまってちょっと物足りないような...。田舎暮らしはきっと、もっともっと厳しい面もあるはずで そんな中で人間はどんなスタンスで自然と関わっていかなければいけないか、高木さんのもっと掘り下げた思いを知りたいと思いました。最終章の物件を見つける為の心得はなかなか面白かったです。カバーのグリーンがきれいな本。 |
関連本棚: |
ふらりすと
omi
仮想本棚
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