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音楽を「考える」 (ちくまプリマー新書)
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著者: |
茂木 健一郎, 江村 哲二, 江村 哲二 |
出版社: |
筑摩書房 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
1人1人の環境こそが独創性である、といったあたりの考えに基づいて、脳科学者の茂木健一郎とクラシック作曲家の江村哲二が議論を交わす。聴覚は視覚に比べて、全体性・多様性への結びつきが強い、という茂木健一郎の話あたりから、江村哲二の音楽と表現とについての考えがどんどん引き出されてきます。
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自らを取り巻いてきた“外”の音と、それらによる蓄積と刺激から湧き出す自らの“内”の音…。これらをいかに求めて使いこなしていくかが、自分の大きな関心事になりそうです。 |
関連本棚: |
shuzen
KZh
kunishi
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熊の場所 (講談社文庫)
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著者: |
舞城 王太郎 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
友人に勧められて読んだ、久しぶりの怖い小説。グロ怖いというよりは、登場人物の心理と先の展開の読めなさで、不安を煽ってくる感じです。</br></br>
普段こういった小説は読んでないので、常に一人称、主役の思考丸出しで、改行ほとんど無しというスタイルに、最初は面くらいました。でもこれが慣れてくると、思考が常にズラ—ッ並べ立てられてる分、感情・心理がなかなか見えなくて逆に怖い。改行がないのも相まって怖いと思いつつもどんどん読んでしまう中毒性が…。</br></br>
ストーリーの方も、人の未知のものに対する恐怖感を煽る仕掛けが盛り込まれてて、前述の思考と心理のギャップの恐怖と相まって、かなり怖い気分になれます。改行なくて読みづらいけども、最後まで読んでスッキリさせないことには夜も眠れないよ、みたいな感覚が新鮮で面白かったです。 |
関連本棚: |
たぬ
Mystery-Light Novel
shuzen
つぐみ
とむの棚
hidesuke
gm333
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発信力 頭のいい人のサバイバル術 (文春新書)
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著者: |
樋口 裕一 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
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コメント: |
アイデアや意見、各人の強みなどをアピールし合える環境を意識していくことについて書かれてます。以心伝心とか奥ゆかしさみたいなのは、確かに日本人の美徳だけど、残念なことにそうも言ってられないんだよねー、てな感じでした。
『批判しないというのは、「こちらも黙っているから、あんたも黙っていてくれ」という暗黙の条件を出す事であり、それは卑怯なことだ。これでは互いの向上は望めない』といった内容の文章が特に印象に残りました。
自身をアピールする上での、ごくごく基本的な考え方や訓練法なども書かれてるので、わりとその辺で臆してしまう自分には良い指標になりそうです。 |
関連本棚: |
増井
shuzen
lookwest
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適当論 [ソフトバンク新書]
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著者: |
高田 純次 |
出版社: |
ソフトバンククリエイティブ |
評価: |
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コメント: |
「適当→バランス感覚→中庸の境地?」とか思いながら読んでました。自分自身を極端な方向に振りまくる人生。両極を知ってこその中庸。だからこそのバランス感覚なのかー。
高田純次がカッコイイのは、ある意味この冷酷なまでの”誠実さ”と”潔さ”でもって、人生に臨んでいるからなのかも。
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関連本棚: |
らいさん
ににんがし
shuzen
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「自分の弱さ」を出したほうが好かれる―「いまの自分」を生かす心理学
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著者: |
加藤 諦三 |
出版社: |
三笠書房 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
対人恐怖の話とかって結構厳しくて苦しい感じのイメージだけど、この本はとにかく直球で切り出してきて気持ちいい。自分に当てはまることがポンポン出てきて、なんかいい意味で肝が冷えまくります。明快な文章の連続で、なんかもうイチローが学者だったらこんな感じだろうなあみたいな。
「人はみっともないことを他人に知られたくないといって、自分を裏切るのである」
この本の内容を最もシンプルに現してると思うこの一文をしっかと覚えときたい。 |
関連本棚: |
shuzen
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飛ぶ教室 (光文社古典新訳文庫)
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著者: |
ケストナー |
出版社: |
光文社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
僕的に「スタンド・バイ・ミー」が夏の少年達の物語なら、「飛ぶ教室」は冬の少年達の物語。自分の子供の頃と照らし合わせて読むと、感性が思いっきり総動員されていい感じです。
国は違っても子供の心には共通する部分が多いのか、登場する少年全員に共感できた。子供の様々な面が凝縮されてます。
子供時代の記憶や感性を思い出すのにピッタリの一冊になりました。 |
関連本棚: |
重度幻想病
shuzen
nyan
bugbug
tambourine
milue
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頭がよくなる四字熟語力
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著者: |
斎藤 孝 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
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コメント: |
数ある四字熟語の最後に「力」をつけることによって、四字熟語の教訓を力や技術として取り入れようという主旨の内容。四字熟語をモチーフにしているので、各項目のイメージがとにかくしやすく、自己啓発本の入門としては最適。
自分に足りなくて、かつ目的のためには身に付けたいと思うものがとても分かりやすくイメージできる。足りないと思える部分に集中して書かれた本を探すのにも使えていい感じです。
とりあえず、今の自分に一番足りなさそうなのは「画竜点睛力」かなー。とかく気が多い性分なので、重要なポイントや詰めを見誤ることがしょっちゅう。ポイントを見極める集中力が欲しいところ。
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関連本棚: |
shuzen
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他人をほめる人、けなす人
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著者: |
フランチェスコ アルベローニ |
出版社: |
草思社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
段階を少しずつ踏んで書かれているので、とても読みやすい。自分のことだと思いながら読むと心苦しいながらも楽しく読めます。
自己正当化グセばかりが身に付いて、成長できるきっかけを失ってしまわないようにしたいところ。
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関連本棚: |
N_A
shuzen
ヴィヴァアチェ
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ぎおんごぎたいごじしょ
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著者: |
牧田智之 |
出版社: |
ピエブックス |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
擬音語や擬態語をイメージ最優先で説明しようとしたら、こんなん出来ましたーみたいな本。北欧的なセンスと癒しをベースに情緒豊かなデザインが目白押しで、眺めてて楽しいです。
内容が正確かどうかはともかく、このある種豊かな表現力はあやかりたいところ。 |
関連本棚: |
shuzen
nakanaka
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QT 質問思考の技術
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著者: |
マリリーG.アダムス |
出版社: |
ディスカヴァー・トゥエンティワン |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
自身に対する質問が、自身の行動や結果を左右する。結果を変えたいと望むなら、まずは自身の考え方…この本で言う「自分自身への質問」を変えることが大切。
当たり前のようでいて、人は自身を変えることを避けてしまうものみたいで…。この本を活用しだしてから、自身の行動や結果を反省し、次に繋げることができるようになってきたと思う。 |
関連本棚: |
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はぶあきひろ
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