|
|
|
|
|
|
冷血 (新潮文庫 赤 95C)
|
著者: |
カポーティ |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
おすすめ |
カテゴリ: |
|
コメント: |
カポーティのノンフィクションなのですが,一気に読んでしまいました。でも日本でもこの手の事件は結構発生しているんですよね。それが少なかった当時の反響は想像しにくいですが,かなり反響があったのではないでしょうか?「隅っこ(コーナー)に行ってしまった」ってのが印象的でした。犯人に対して同情する気は一切ありませんが,「こういう風に思っているんだな」って何となくわかるような気がします。誰もがほんの些細なことで犯罪者になる可能性があるということを前提に読むととても興味深く読むことができると思います。 |
関連本棚: |
kotoe
toru
じま
mrmt
joesaisan
nue
さとほ
|
|
|
|
|
人間とは何か (岩波文庫)
|
著者: |
マーク トウェイン |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
おすすめ |
カテゴリ: |
|
コメント: |
高校の時に読んで,非常にショックを受けた本です。とてもトムソーヤとか書いた人と同じ人が書いたとは思いません。今思うと,仲間とここに書いてあることで一晩中議論していたような気がします。
この本に書かれていることは難しいことではありません。人間は最終的には自分が持つ自己満足から逃れることができず,それが行動のためのほぼ唯一の前提になっているということです。興味のある方は読んでみてください。全くこの持論に反論できなかった自分が情けないです。もしかして今読み返したら少しは反論できるようになっているかもしれませんが,最近読み返していないのでわかりませんね。 |
関連本棚: |
toru
@take
Masakim
atyks
gyoza
go.tekuteku
ogijun
Nemo
nobuo_o
|
|
|
|
|
|
|
|
|
文章読本 (中公文庫 A 12)
|
著者: |
三島 由紀夫 |
出版社: |
中央公論新社 |
評価: |
おすすめ |
カテゴリ: |
日本文学(芥川賞系)
|
コメント: |
三島の古今東西の文学に関する考察が興味深いですね。最初は読んでいくと古文などでちょっと躓いたりするかもしれませんが,慣れると読み進むにつれて結構「ふんふん,そーだよな」って感じでページをめくっていくことができると思います。これを読むと日本文学(特に古典)も捨てたもんじゃないなって思います。俺がそんなことを言う立場にあるわけではないのですが。 |
関連本棚: |
toru
|
|
|
|
|
1973年のピンボール
|
著者: |
村上 春樹 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
|
カテゴリ: |
|
コメント: |
ご存じ,村上春樹の鼠三部作のひとつです。これは一度ゼミで対象となったのですが,それがなくても読んでいました。双子という特殊性と配電盤が面白いですね。まあ読んでみてください。亡くなってしまったゼミの先生に何故この作品を選んだのか質問したことがあるのですが,安保の頃の雰囲気が好きだからと言うようなお話をしていました。確かにこれに限らずこの人の作品には安保の頃の雰囲気は一貫して流れているような気がします。 |
関連本棚: |
toru
tyosaka
kazunosuke
練乳
ma
cotona
稲村慎司
豆丸の既読小説(日本)
|
|
|