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トンカチと花将軍 (福音館文庫 物語)
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著者: |
舟崎 克彦, 舟崎 靖子 |
出版社: |
福音館書店 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
児童文学
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コメント: |
Get!「このおそろしさ世界一」の原典はこの本だったんだ。ヒヤリとしたりしたときに、ぼそっとコノオソロシサセカイイチとつぶやくことがあるんだけど…オッ!今地震があった…コノオソロシサセカイイチ…このフレーズはトンカチと花将軍によって、刷り込まれていたんだ。全部読み直したら、コメントの続きを書きます。
復刻されていたことを、教えてくださったLeikoさんに感謝。(05/5/2/01:21:02)<br>
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読了。ネコのヨジゲンの言葉「だれだって、自分以外のものを幸福にしながら、自分も幸福になっているのさ。」これは、賢治が、農民芸術概論綱要の序章で「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はありえない」と書いたことに通じていますね。久しく忘れていた考え方を思い出させてくれました。<hr>
7年の時を超え,購入してしまった。 |
関連本棚: |
おせの本棚
sa
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太陽へとぶ矢
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著者: |
ジェラルド・マクダーモット |
出版社: |
ほるぷ出版 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
絵本
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コメント: |
S市立美術館に絵本の原画展を見に行ったときに購入した絵本。アメリカインディアンの神話を元に幾何学的な造詣(円と直線で)表現された、背景がすべて黄色で切り絵タッチの絵が印象的な1冊。姪っこのために買ったのだけど、気が変ってあげないことにした。読んであげるだけ(^^;。<br>
<a href="http://pub.idisk-just.com/fview/YmSJ8Pph7GhaBgfEyLmnrIXjxoQsQ4PFMnxPhkgBlYwXm0iz29eZUqT0pkz4pXCa/c3AxOSQwMTE.jpg">書影はこちら</a> |
関連本棚: |
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冬の光―続・優しさごっこ (新潮文庫)
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著者: |
今江 祥智 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
児童文学
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コメント: |
<a href="/%E3%82%82%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%93%EF%BC%92_deleted000_deleted000/4101002118">優しさごっこ</a>の続編。<br>
<a href="http://storage.msn.com/x1pHWbealB97NPnhMfASuTkQ9uEQc28Y2pnMa2CDQWTavNScbZxj__be-p1wxLZcSGU0txfumZqT5eW-e3DPLpunRxo95_kj9nZn88oljKX1lBjyHFXVl3s0e3hzFW1eRNb">書影はこちら</a> |
関連本棚: |
あくび こきぞう
kimbook
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最後の国産旅客機YS‐11の悲劇 (講談社プラスアルファ新書)
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著者: |
前間 孝則 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
衝突防止装置の取り付けに莫大な費用がかかるので、2006年には引退を余儀なくされてしまうのだそうだ。それさえなければまだまだ現役で飛ぶことのできるのだが。定時出発率が99%とは驚き(それだけ故障が少ない)であり、その技術が現在に継承されていないのは全くもって残念と言わざるを得ない。<br>
STOL機の「飛鳥」のときもそうだが、日本の国家プロジェクトはどうも及び腰で、長期的な視野に立ってない。(2005/12/21 12:47:43) |
関連本棚: |
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ぽっぺん先生と帰らずの沼 (ぽっぺん先生物語)
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著者: |
舟崎 克彦 |
出版社: |
筑摩書房 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
児童文学
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コメント: |
食物連鎖のことがよくわかります(^^;<br>
ぽっぺん先生は独活(うど)大学の生物学の先生。大学構内にある「帰らずの沼」における生物の生存競争についての締め切り間近の原稿を抱えています。<br>
なぜかウスバカゲロウになった(かなり唐突ですが)先生は、食べられると食べた動物に姿を変えて、次々と沼の食物連鎖をたどっていきます。人間に戻るには人間に食べられるしかないのですが・・・。<br>
ぽっぺん先生が人間と動物それぞれの視点を通してみる弱肉強食の世界が、うまく表現されています。<br>
同じ著者の「トンカチと花将軍」も持っていたのですが、どうやら紛失してしまったようです。トンカチという名の主人公、サヨナラという名の犬などの変な名前に始って、意表をつく話が面白かったような、ああっ記憶が薄れています。<br> |
関連本棚: |
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大いなる飛翔 (新潮文庫)
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著者: |
中野 不二男 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
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コメント: |
STOL(短距離離着陸)実験機「飛鳥」開発物語。実験機の飛行は成功したものの実用化は断念され、開発された技術も<br>他に転用されることなく現在にいたっている。<br>小回りの利く騒音の小さい飛行機が、地方の町や離島を飛び回る日は来ないのか。 |
関連本棚: |
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道具と機械の本―てこからコンピューターまで
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著者: |
デビッド・マコーレイ |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
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コメント: |
<a href="http://storage.msn.com/x1pHWbealB97NPnhMfASuTkQ2SsGaidNaucUbcvhEwfmd2n0FWsDMe88y-GTw26ZNRGGFToBwTu1Ug2WzDRANdGZf-TFqaXvkO3-ZfOKH7c2roOUwcGnp170O74eNAjpI2HVGq4i2qv4P0">表紙</a><br>
<a href="http://storage.msn.com/x1pHWbealB97NPnhMfASuTkQ0tVEH4ET7oD2K5Dy_0C8bstdf_ixfoW_eamI5g3l2VSR9I1ugXR2OcjfYLrLb7ZOhL8iddvI5lYWlk8_8woirHgbLESoYm0HFhy2yQJr5rEuynOx8qmJcs">裏表紙</a><br> |
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山頭火日記〈2〉 (山頭火文庫)
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著者: |
種田 山頭火 |
出版社: |
春陽堂書店 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
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コメント: |
十二月三日 晴 一日対座懇談、次郎居滞在<br>
今日は第四十八回目の誕生日だつた。去年は別府附近で自祝したが、今年は次郎さんが鰯を買つて酒を出してくださつた、何と有難い因縁ではないか。(旧本棚登録20041009)
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鰯さいても誕生日<br>(前回の更新:2005/12/3 10:49:45) |
関連本棚: |
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スヌーピーの50年―世界中が愛したコミック『ピーナッツ』
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著者: |
チャールズ・M. シュルツ |
出版社: |
朝日新聞社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
マンガ
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コメント: |
ペパーミントパティが一番好きだったりする。<br>
スヌーピーは誰でも知っているけれど、他の仲間たちは意外と知られていない。ピーナッツの世界からはずいぶんとご無沙汰していたので、チャーリーブラウンがホームランを打ったり、ライナスに弟ができていたり、で驚いた。<br>
中学の同級生のH君はライナスに憧れていて、親指をしゃぶりながらタオル(さすがに毛布というわけにはいかなかった)を片時も離さずに通学していたが、今どうしているのだろうか。 |
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ウィザードリィ3のすべて〈ファミコン版〉
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著者: |
ベニー松山 |
出版社: |
JICC出版局 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
ゲーム攻略本
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コメント: |
5mmグリッドのレポートパッドに一歩ごとにmapを記入していた頃が懐かしい。<br>
当時のパーティーはガンバ、ヨイショ、イカサマ、ボーボ、シジン、ガクシャにチュウタとノロイが交代で加わっていた。WizⅠから育ててターボファイルで移してきた仲間たちだけに思い入れ十分だったなぁ。 |
関連本棚: |
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日本軍事史
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著者: |
高橋 典幸, 保谷 徹, 山田 邦明, 一ノ瀬 俊也 |
出版社: |
吉川弘文館 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
面白すぎて一気読み。<br>
古代・中世、戦国、近世、近代と四区分して、それぞれほぼ同じだけページを割いている(この試みが面白い。普通なら時代が下がるほど章立てが分厚くなると思う)。したがって、武器・武装、個人に重きをおいていた記述が、部隊編成・陣立て・兵站へと重心を移し、最後には軍政、国家へと変化していく。これは、戦さが「個人」対「個人」から「国家」対「国家」(そこには「個人」というものは存在しない)へと移り変わっていく歴史でもある。<br>
興味深かったのは、戦国時代。知行に応じて何名の兵を連れて参陣するかを事細かに大名が指示を出していただけではなく、いかに自軍を奇麗に見せるために、旗指物や鎧、槍、馬具の装飾にまで口を出していたという事実である。さらに、司馬遼太郎が「坂の上の雲」で書いていた(奉天の会戦あたり)ように「古来日本の戦さとは敵の芝を多く踏んだ方が勝ち」ではなく、敵の拠点なり城郭を攻め落として、初めて勝負がついたということである。<br>
幕末、幕府や長州・薩摩藩の軍事改革(西洋式軍隊の導入)の部分も大変面白い。費用をどう捻出したとか、○○流といったやや乱立気味の砲術をどう統一したとか。<br>
喧嘩は嫌なものだが、それせも「個」があるうちはまだ救いがある。「個」を否定した喧嘩は人間の尊厳をないがしろにしていると痛感した。 |
関連本棚: |
Akio
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シベリア鎮魂歌 香月泰男の世界
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著者: |
立花 隆 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
香月泰男という画家がいた。敗戦を満州で迎え、そのまま旧ソ連によってシベリアに抑留、強制労働という経験をして昭和22年復員。<br>
彼はその体験をもとに、四半世紀にわたって57点の油彩画からなるシベリア・シリーズという作品群を残した。<br>
本書は、このシベリア・シリーズについて立花隆が行った講演の記録である。巻頭と巻末に全作のカラー図版、本文ではモノクロであるが、立花が語っている作品やそれに関する図版がすぐ下に添えられていて、とてもわかりやすい。<br>
1970年に、香月泰男名で「私のシベリヤ(ママ)」が文藝春秋から刊行されているが、これは立花隆の手になるものということで再録されている。<br>
著者のいうように、香月の作品は図版ではその迫力を到底伝えきれないので、機会があれば、実物に是非接してもらいたい。<br>
なお、本書の表紙は、晩年の「日の出」という作品。 |
関連本棚: |
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算私語録 (〔その1〕) (朝日文庫)
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著者: |
安野 光雅 |
出版社: |
朝日新聞社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
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コメント: |
全3巻のうちの第1巻。<br>
数学、文学、旅行さまざまな領域に渡り、1行から長くても十数行の文章で、安野光雅の疑問、思いが綴られた内容。<br>
各文章には番号が振ってあり、この巻は1〜345まで収録されている。算私語(=345)録の遊び。<br>
書影は<a href="http://www.c-able.ne.jp/~koshiki/images/sp19$008.jpg">こちら</a><br> |
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m
れれれ
Y.nabe
matznaga
パズルとマジック
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新・宮沢賢治語彙辞典
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著者: |
原 子朗 |
出版社: |
東京書籍 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
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コメント: |
私の蔵書の中でいちばん高価なもの。手にとっては書店の棚に返すということを何度となく繰返し、レジに向かっては引き返すということを何回もしたという思い出深い1冊。でも、買って後悔しなかった。口絵の星座や鉱物の写真もさることながら、非常時には枕にもなる実用性に拍手。 |
関連本棚: |
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