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移動都市 (創元SF文庫)
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著者: |
フィリップ・リーヴ |
出版社: |
東京創元社 |
評価: |
5.0 |
カテゴリ: |
図書館
SF
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コメント: |
飛行石とか反重力的な作用で都市を浮かせているのかと思っていたら、ハウルの動く城のように機械仕掛け、蒸気を動力に無限軌道や車輪を使って無理やり移動してるのか。荒野に残された都市の轍を辿るというところで、久々に鳥肌の立つ感覚を味わった。<br>
カバー見返しに登場人物として14(正確には12人と1匹と1体)の名前が挙げられている。このうち、9(正確には・・・ここでは書かない)人までが死んでしまった。コイントスでもして死亡フラグを立てるかどうか決めたのじゃないかと、勘ぐりたくなるほど、著者はあっさりとこの世界から消してみせる。えっ!このキャラも死ぬのかよ、ここで殺さなくても話の進め方はあるだろうに、と思うこともあった。が、結局、著者の方が一枚上手で、読む者の意表をついた展開が、この物語を面白くしている。<br>
<br>
一か所だけ文句をつけると、最後に女主人公が「・・・あたしは美少女じゃない・・・」と言う(または、思う)ところ。この女主人公は<b>絶対に、美少女なんて言葉を使わない</b>と思う。(2007/3/10 09:04:10)
<hr>
<a href="http://www.tsogen.co.jp/np/index.do">東京創元社</a>に著者と訳者の受賞に対する喜びのメッセージが掲載されている。(2007-09-12 10:41:18)
<hr>
青春アドベンチャーの再放送の予定を書きこもうとしたら,Leikoさんに先を越されていた。
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SF必読書
シャッチ
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ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)
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著者: |
テッド・チャン, クリストファー・プリースト, リチャード・A・ルポフ, ソムトウ・スチャリトクル, F・M・バズビイ, イアン・ワトスン, ロベルト・クアリア, ボブ・ショウ, ジョージ・アレック・エフィンジャー, ロバート・シルヴァーバーグ, シオドア・スタージョン, デイヴィッド・I・マッスン, H・ビーム・パイパー |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
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カテゴリ: |
SF
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コメント: |
生きていたら解説は広瀬正がしていただろうに。 |
関連本棚: |
すぐなくぅず
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氷上都市の秘宝 (創元SF文庫)
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著者: |
フィリップ・リーヴ |
出版社: |
東京創元社 |
評価: |
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カテゴリ: |
SF
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コメント: |
Leikoさんが登録してなかったら,危うく見逃すところだった。発売日: 2010/3/11〆(._.)メモメモ(Thu Mar 04 09:55:15 +0900 2010)<br>
<b>*東京創元社はtwitterを運用しています*</b><br>
公式アカウントは@tokyosogenshaです。フォローされる方は下記URLからどうぞ。http://twitter.com/tokyosogensha<br>
だって。面白そうだったらフォローしてみよう。
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関連本棚: |
Leiko
まーも
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最終定理 (海外SFノヴェルズ) (単行本)
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著者: |
アーサー・C・クラーク, フレデリック・ポール |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
1.8 |
カテゴリ: |
図書館
SF
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コメント: |
読んでいる最中。最終定理というは,あのフェルマーの最終定理のこと,そして宇宙生命体が登場して,軌道エレベーターがでてきて(セルカン抜き),…展開が読めない。<br>
<br>
「だが、ランジットとしては、いわゆるワイルズの証明のような正道を外れたものは認めていない。」(P.24)<br>
<br>
この文,ぞくっとした。(Thu Feb 25 09:59:03 +0900 2010)<br><br>
なんじゃこれ。スケールが大きいのか小さいのか判断に苦しむ。クラークの作品を切り貼りしてできたような話だった。<br>
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関連本棚: |
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タイムライン〈上〉 (Hayakawa novels)
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著者: |
マイクル クライトン |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
図書館
SF
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コメント: |
クライトンの作品を読むのは久しぶり。扉をめくると、チャーチルなどの実在の人物に混じって、作中の人物であるドニガーの言葉も引用されている。にやり、クライトンっていつもこうやって、虚構に現実のパウダーを振り掛けてうまく騙すんだから。アンドロメダでも、巻末の参考文献にJ.ストーン(作中の主人公)の論文なんかを挙げていたし。おっ!何やら寺院らしき平面図登場、そうそう図版も多用していたよね。ヤングの干渉実験の図版まである。大学院生たちがあっちの世界の中世に行ってからは、章立てが36:50:22のような時間表記になって、アンドロメダを読んだときのワクワク感を再び追体験している。バベル魚みたいな小道具も登場。<br>
SFとしては、タイムマシン物につきものの父親殺しのパラドクスなんか、人間一人がどうこうしたって歴史が変るもんじゃないといって強引にねじ伏せちゃっうし、量子何とかカンとかも、今ひとつ分かったような分からなかったような、上巻をハードSFとして読もうとするとかなり無理がある。ホーガンの<a href="/%E3%82%82%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%93%EF%BC%92_deleted000_deleted000/4488663060">未来からのホットライン (創元SF文庫)</a>と比較してみると良いかもしれない。<br>
<br>あっちの世界の悪者の一人が、最後に火を付けられてやっつけられちゃうけれど、これってウェストワールドの黒づくめのガンマン(ユル・ブリナー)の最後と同じじゃん。エピローグも想像通りなんだよね。因果律は崩れないはずだったのが、実は崩れてしまいましたという落ちの方がよかったんじゃない?<br>
ありゃ、結構悪口書いてる。いや、読み物としては面白かったんだよ。でなきゃ、1日で読破するわけないじゃないですか。(Thu May 05 06:53:08 +0900 2005)
<hr>
「ジュラシック・パーク」のマイケル・クライトン氏が死去<br>
【ロサンゼルス支局】バイオ技術で恐竜を復活させた小説「ジュラシック・パーク」などで知られる米作家マイケル・クライトン氏が4日、がんのためロサンゼルスで死去した。
66歳だった。AP通信などが伝えた。<br>
- 読売新聞 [11/06(木) 09:13]<br>
<br>早すぎる死が悔やまれます。
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tpircs
Dreamer
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マイナス・ゼロ (集英社文庫 141-A)
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著者: |
広瀬 正 |
出版社: |
集英社 |
評価: |
5.0 |
カテゴリ: |
SF
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コメント: |
広瀬正の代表作といったらまずこの作品。<br>
ずいぶんと遠い昔NHKのラジオドラマでこの作品をやっていた。タイムマシン物なのだが、推理小説的な要素も含まれている。この作品に何人の人が登場したのか読後に整理してみると、…驚く。<br>
<hr>
広瀬正(昭和47年3月9日没)作品集全6巻の第1巻(Mon May 22 10:00:39 +0900 2006)
<hr>
2008/07/18 活字がちょっと大きくなって復刊。未読の人、本屋に走れっ!(Mon Jul 21 08:17:59 +0900 2008)
<hr>
増井さんには気に入ってもらえなかったみたい。本屋に走らせてごめんなさい。
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コンマ
平蔵
増井
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掠奪都市の黄金 (創元SF文庫)
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著者: |
フィリップ リーヴ |
出版社: |
東京創元社 |
評価: |
4.4 |
カテゴリ: |
SF
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コメント: |
終盤の氷上での追いかけっこは手に汗握る迫力でわくわくした。<br>
甲斐性なしの尻軽男と嫉妬深くとんでもないことをしでかす女ってあんた達は諸星あたるとラムだったのか!(Sat Feb 23 10:22:02 JST 2008)
<hr>
まさか、「甲斐性なし+嫉妬深い」性格の持ち主が続編の主役級ってことにはならないよねぇ。 |
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Leiko
medihen
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ナチュン(3) (アフタヌーンKC)
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著者: |
都留 泰作 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
3.5 |
カテゴリ: |
SF
マンガ
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コメント: |
相変わらず絵柄が生理的に受け入れられないが、物語としては大変面白い。舞台が沖縄から、急激に広がりつつある。広げた大風呂敷を作者がどう扱うのか、今後の展開に期待が高まる。 |
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超革命的中学生集団 (ハヤカワ文庫 SF 144)
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著者: |
平井 和正 |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
2.8 |
カテゴリ: |
SF
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コメント: |
<a href="/%E3%82%82%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%93%EF%BC%92/4480090568">数学的センス (ちくま学芸文庫)</a>で野崎昭弘が、本書のネタを引用している。この本を読んだのは、ずいぶん前のことなので内容をほとんど覚えていない。 |
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時の眼―タイム・オデッセイ (海外SFノヴェルズ)
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著者: |
アーサー・C. クラーク, スティーヴン バクスター |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
5.0 |
カテゴリ: |
図書館
SF
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コメント: |
2037年からそう遠くない将来、どうやら全地球的な規模で核戦争が起こって生物は全滅したらしい。そこで、あのモノリスを造った種族が地球に干渉した2001年のシリーズとは別の地球の物語。<br>
球の体積を求めるときに、球の中心を頂点とする無数の錐体に分割して、その合計の極限をとるという方法がある。例の種族は、様々な時代の地球をその錐体に分割して、それを再び組み上げる事で一つの地球を作り出した。そこには、200万年前の類人猿から、アレクサンドロス大王、チンギス・ハーン、大英帝国のインド駐留部隊、アフガニスタンのPKF監視員を乗せたヘリコプター、ソユーズからの帰還途上のミールに乗ったロシア人とアメリカ人、その他無数の時代の人々、動物が混在している。さらに気候は、再構成の影響で激動している。<br>
そんなパッチワークの地球で、人類にもう一度やり直しをさせてみたらどうなるか、というのが例の種族の目的なのか。<br>
シリーズ第1弾ということなので、続編が楽しみである。 |
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PLUTO 4 (ビッグコミックス)
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著者: |
浦沢 直樹 |
出版社: |
小学館 |
評価: |
5.0 |
カテゴリ: |
SF
マンガ
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コメント: |
気が付かなかったぁ〜!本屋へ急げっ!!(2007/1/3 19:49:29)<br>
<hr>
行った!買った!読んだっ!<br>
AERA COMICでも夏目房之助が言及したように、同じようなコマを繰り返すことで、一目見てロボットだと判断できるロボット(今回の場合はトイレのお掃除ロボ)の無表情さ故の恐怖感にしびれた。<br>
巻末の西原理恵子にも別の意味でしびれた。TVで見る限りでは割烹着着たその辺にいる普通のオバサンなんだけどなぁ。<br>
ところで、西原理恵子の「天敵」って何だろう。 |
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世界SF映画全史
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著者: |
北島 明弘 |
出版社: |
愛育社 |
評価: |
4.0 |
カテゴリ: |
SF
映画
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コメント: |
読んでみたいけれど、ちょっと値段が…。<br>
<hr>
読み応えがありそうで、ちょっと楽しみ。<br>
あれっ、P.383にあるU.S.S.エンタープライズ NCC-1701の写真、天地が逆じゃないか!<br>
どこからでも読み始めて、好きなときに止めることができる。取り上げられている作品を結構見ている自分に驚いてしまった。<br>
ただ、エンタープライズが引っくり返っているのはどういうことなのだろう。そんな場面があったとは思えないのだけれど。単なる校正のミスなら、後書きにある「SF映画への愛を」云々が白々しい。再版の際には訂正して欲しいものだ。
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takoyakim
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鏡の国のアリス (集英社文庫 141-D)
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著者: |
広瀬 正 |
出版社: |
集英社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
SF
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コメント: |
これもNHKでラジオドラマ化されていたと思う。なぜ、鏡には左右が逆に写るのか不思議に思う人は数多いが、その答えのひとつがこの本の中に用意されている。タイトル作の他に、フォボスとディモス、遊覧バスは何を見た、おねえさんはあそこに の3作を収録。<br>
登録できなかった残りの3冊をここに記しておく。
<li>広瀬正・小説全集2 <a href="http://tk.files.storage.msn.com/x1pHWbealB97NPnhMfASuTkQ1cNpMk-XSCuT5HED-dXl-t7bG84lySc11zGoKSXJV031cKEj2G0OO9GY6vx9YM4DjOAMyk4FA9Cii1EVXxja5w9tYnHPWcJ022BtyF9D_Tm1_rfSaPq8kY">ツィス</a>
<li>広瀬正・小説全集3 <a href="http://tk.files.storage.msn.com/x1pHWbealB97NPnhMfASuTkQ_oNL15SpEC0BSxOr5cn_ot9zYJrYi3ZxS5d0bfZa0a14moBeo46Yw8wLDZ-MK-Z8GCbn6PIm-r30YEWvVTugq2cbBkirbnU6I_BoilkhvRv">エロス</a>
<li>広瀬正・小説全集5 <a href="http://tk.files.storage.msn.com/x1pHWbealB97NPnhMfASuTkQ8VBoX06Z1Xa5IWucU93tqtpLYffSB2zmHU03ynD9BATXEncL-qpwJEjgeXKpuEsyyGP0RhNFqyAJMRZ_NvLATP1X7f-uAoRzdvHC4ZF54pP0rGp3Twg5WA">T型フォード殺人事件</a><br>(2004/9/29 15:49:21)
<hr>
広瀬正(昭和47年3月9日没)作品集全6巻の第4巻 |
関連本棚: |
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タイムマシンのつくり方 (集英社文庫 ひ 2-6)
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著者: |
広瀬 正 |
出版社: |
集英社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
SF
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コメント: |
タイムマシンを題材にした短編集。いろいろなテーマで「時間」を鮮やかに料理している。自分の部屋に未来から自分が乗ったタイムマシンが頻繁に訪れ、その度にそいつに乗って過去に行け、てったらそりゃ大困りさ。どれをよんでも思わずにやりとする作品ばかり。ハインラインの「時の門」のパラドクスを追求した論文?も収録。(2004/9/29 15:24:56)<br>
<hr>
広瀬正(昭和47年3月9日没)作品集全6巻の第6巻 |
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tyosaka
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anot
青月にじむ
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神狩り 2 リッパー
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著者: |
山田 正紀 |
出版社: |
徳間書店 |
評価: |
1.9 |
カテゴリ: |
図書館
SF
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コメント: |
30年前の前作神狩りを読んだ人にはちょっと不評のよう。<br>
序盤の点が中盤で線になり、終盤に線が面になってクライマックスを迎えて高まった期待がガラガラガラっと崩れ去ってしまった。盛り上げるだけ盛り上げておいて、何なのだこの結末は。<br>
浮遊する巨大天使という設定にワクワクしてしまっただけにとても悲しい。本屋で前作を見かけたけれど、もう手を出す気がしなかった。(2006/1/4 13:35:54) |
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秘密
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宇宙舟歌 (未来の文学)
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著者: |
R.A. ラファティ |
出版社: |
国書刊行会 |
評価: |
3.8 |
カテゴリ: |
図書館
SF
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コメント: |
大ホラふきのラファティによる宇宙版オデッセイ。<どーん!>ボタン(ギャラクシークエストのオメガ13のようなもの)を使ってギャンブルにいかさま勝ちをし、「宇宙」をしこたま儲けて、それを「トイレットペーパー」欲しさにボーイ相手にあっさり巻き上げられてしまうところなんか大笑い。(2006/1/4 13:22:55)<br>
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minek
medihen
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銀河がこのようにあるために
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著者: |
清水 義範 |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
3.5 |
カテゴリ: |
図書館
SF
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コメント: |
まじめなSF小説だった。ドーキンスの「利己的遺伝子」ならぬ「おののく遺伝子」の恐ろしい戦略。「おののく遺伝子」は自己増殖のために生物にどのような動機付けをしたのか。<br>
読後、私が今見ているもの、触れているもの、聞こえている音、すべて「現実」なのかと、ちょっと怖くなった。<br>
ホーガンの「造物主の掟」を想起させる部分もある。機械的な生命は「おののく遺伝子」には必要ないのね。(2005/12/7 11:17:52) |
関連本棚: |
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歩兵型戦闘車両OO(ダブルオー)
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著者: |
坂本 康宏 |
出版社: |
徳間書店 |
評価: |
3.2 |
カテゴリ: |
図書館
SF
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コメント: |
なぜか環境庁に所属する合体ロボットが登場する作品。巨大ナメクジや暴走する自衛隊の人型ロボット、実体化した人の残留思念と死闘を繰り広げる。そこそこリアルに書けているので、そんなに抵抗なく読めてしまう。ザンボット3とか好きな人は嵌るかもしれない。(旧本棚登録20050323)
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y&tの未読
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Shipwreck
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著者: |
Charles Logan |
出版社: |
Littlehampton Book Services Ltd |
評価: |
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カテゴリ: |
洋書
SF
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コメント: |
本棚に数冊ある洋書の一冊。Tansisという宇宙飛行士が乗り組む巨大な宇宙船が事故のため爆発。彼は探査艇で最寄の惑星にたった一人で着陸する。そこは生命維持装置がなければ生きていくことのできない土地であった。やがて、探査艇のコンピュータがエネルギーが尽きることを警告した。<br>
最後の一行(ここには記さないが)に、ショックを受けて購入した本で、かれこれ四半世紀も本棚に並べたままになっている。
<br>書影は<a href="http://storage.msn.com/x1pivENEO7KBoZGT-GlToJrRrmXWxN6rk9c0w2_PmrDLed8mpa0gMymaKIYH7Z88b0ANyUo44xauNJBurVOw2g_udkZTuBtYXdKaThGQMRWLM9mAqJmor5iIH20HQXu6i7-yP5l_17rb58IILdSU3399g">こちら</a>(Panther社のペーパーバック) |
関連本棚: |
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永久帰還装置
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著者: |
神林 長平 |
出版社: |
朝日ソノラマ |
評価: |
2.2 |
カテゴリ: |
図書館
SF
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コメント: |
恋愛もの駄目です。<br>
オカモレンカク(小鴨蓮角:主人公の名前)をアナグラムすると、オレモカンカク(俺も感覚)となるのですが…。2人の主要人物の名前が妙なので裏があるかと思ったりしてます。何とか、最後まで読みましたが疲れました。 |
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未来からのホットライン (創元SF文庫)
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著者: |
ジェイムズ・P・ホーガン |
出版社: |
東京創元社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
SF
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コメント: |
タイムライン(上)のコメントに{{4488663060}}(※[を{で表してあります)と、記入したら、勝手に本棚に登録されて例によって消せなくなってしまいました。幸いなことにこの本を持っているので、登録することにしました。どうも、コメント欄に{{ISBN}}があると、小人さんが活動するようです。<br>
<br>
この作品はタイムマシン物です。が、「タイムマシン」(ウェルズ)や「タイムライン」(クライトン)、「タイムトンネル」(TVドラマ オンタイムでみていた人はいるのだろうか)等のように過去・未来に人を送り込んだり戻したりするマシンではなく、通信のみが可能という設定で話が進みます。<br>
初期のホーガン作品に共通して見られるように、なぜそのようなことが可能なのかという理論が、虚構だと分かっていても納得できる形でかかれています。<br>
人類全体の存亡にかかわるものから、一個人のプライベートな(そんなことにマシンを使っていいのか?)事柄まで、このマシンによって過去に伝達された情報により、微妙に、ときには劇的に未来が変化するという、因果律が描かれています。<br>
あまりにもハッピーエンドな結末には不満を抱く方も多いとは思いますが、クライトンが放り投げてしまった部分を、逆に追求したということで、タイムマシン物としては異色の一冊です。 |
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アンドロメダ病原体 (ハヤカワ文庫 SF (208))
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著者: |
マイクル・クライトン, 浅倉 久志 |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
SF
|
コメント: |
Amazonのレヴューの中には、最後に肩透かしを食ったなんて書いてあるのもあるが、そうかなぁ。致死的だった病原体が突然変異して、人体には無害だがゴムのような高分子化合物を分解する性質を持つようになり、それが大気圏上層に拡散して、人類は宇宙への進出を諦めざるを得なかった(宇宙船が分解される)。絶滅からは免れたものの地球という牢屋に閉じ込められてしまったという衝撃的な結末だったと思うのだが。<br>
オッドマン仮説とか、いろんなことをこの作品から教わっ…今、ググってみたら、クライトンのガセネタかよっ!今日、このコメントを書こうとしなかったら、ずーっと信じてたままだった。<br>
高校時代、保健の授業で血液凝固を学んだときに、先生にこの本のことを話したら、興味を持ったようなので貸したことがある。大変面白かったというコメントをもらった上、試験でどんなに悪い点数をとっても保健の成績は5をもらえた。その点でもこの本には感謝しているが、まさか血液凝固プロセスの件もガセじゃないせしょうね。>クライトンさん |
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タイムライン〈下〉 (Hayakawa novels)
|
著者: |
マイクル クライトン |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
図書館
SF
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コメント: |
下巻は馬上槍試合から始る。馬上槍試合は、A KNIGHT'S TALE(邦題ロックユー2001年公開、Queen、D.ボウイ、E.クラプトン等の曲が挿入歌として用いられているちょっと?な映画)でかなり迫力のある映像を観ることができるが、クライトンの筆力はそれに匹敵する。その後の話の展開は、ページを捲る手がもどかしくなるくらい、いいテンポでクライマックスへとまっしぐらに進む。こちらの世界のコントロールルームでの描写も、直接関与したいけれどそうもいかないという焦りが旨く書かれている。<br>
ただ、ITCのあの人をあんな風にあぼーんしてしまうのはどうかと思う。あれは、殺人じゃないのか。 |
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