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憚(はばか)りながら
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著者: |
後藤 忠政 |
出版社: |
宝島社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
2010.11<br>
ヤクザの定義っていったい何だ?法律で裁かれない諸悪を後藤氏の表現するところの「くしゃくしゃ」にしてくれるのなら寧ろ応援したいものですが。国賊政治家とか。が、そもそも彼ら自身の活動はどう考えても非合法なものが中心なんだよね… |
関連本棚: |
yurishim
SKZ
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叛撃
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著者: |
今野 敏 |
出版社: |
有楽出版社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
2010.11<br>
今野氏って空手の造詣も深いのね、ということで空手ハードボイルド短篇集。「殴られ屋サイゾー」ことアクションスタント黒田氏のハリウッドでの活躍ぶりに痺れた。初出が1990年ということにも驚かされたが、痛快に、テンポ良く読める傑作だと思う。単行本で買うまでのものではないかもしれないけど。 |
関連本棚: |
SKZ
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錨を上げよ(上) (100周年書き下ろし)
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著者: |
百田 尚樹 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
2011.2<br>
主人公である作田又三の、高度経済成長期の大阪・京都を舞台にした半生記。あまりに等身大な、破天荒でありながら常に自省的でもある又三の生き様から目を離せない。上巻終了時点でまだ二十歳になりたてだけど(笑) |
関連本棚: |
SKZ
Yossy
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ソーシャルメディア革命 (ディスカヴァー携書)
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著者: |
立入 勝義 |
出版社: |
ディスカヴァー・トゥエンティワン |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
2011.2 TSUTAYA菊名店にて<br>
知り合いのお子さんは、半ば引きこもりの生活をかれこれ5~6年ほど続けている。この本のp265に、ニートや引きこもりをしている若者こそ立派なソーシャルメディアブロガーになりうる、という「大胆な仮説」が展開されていた。八方塞がりの今、一考に値するかと。<br>
肝心の内容ですが、氏のリアルな体験(USのプロブロガーのインタビューを含む)も相俟って、ソーシャルメディアの「いま」が分かりやすく伝わってきます。<br>
このテの本を読んで、マスコミの皆さんはどういう感想を持たれるのだろう? |
関連本棚: |
SKZ
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/SKZ/4062931885
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著者: |
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出版社: |
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評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
自虐もここまで極めるともはや芸術の域。Amazonレビューでどなたかが書いていたレビューに激しく同意。曰く「私は本書に共感できない人とは恐らく友人にはなれない。しかしその一方で、共感を覚えてしまう人と友人になりたいかと問われるとそれもまた答えに詰まる所が悩ましい」 |
関連本棚: |
SKZ
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疑心―隠蔽捜査〈3〉
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著者: |
今野 敏 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
2011.5<br>
愛すべき「唐変木」竜崎シリーズ第三弾。もはや警察小説ではなくヒューマンドラマ。理性の人、キャリアバリバリの竜崎だって恋に落ちるのです。Amazonの評価は前の二作に比べて低いけど、やはり面白い。読後感が心地良い。 |
関連本棚: |
SKZ
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新編 シアーズ博士夫妻のベビーブック
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著者: |
ウイリアム・シアーズ, マーサ・シアーズ, ロバート&ジェイムス・シアーズ |
出版社: |
主婦の友社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
2011.5<br>
これ本当にオススメ。11年ぶりの育児で参考にしまくり。<br>
アタッチメントペアレンティングで、穏やかな、素直な子に育てましょう!
( ´ ▽ ` )ノ |
関連本棚: |
SKZ
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日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか (PHP新書)
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著者: |
竹田 恒泰 |
出版社: |
PHP研究所 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
2011.6 BOOKS GORO 菊名店にて<br>
終章の、北野武との対談が一番面白かった(ていうか全て北野武の発言だw)<br><br>
「片方で国旗に敬礼しない席を立たないといってる子が、サッカーの試合では顔に日の丸を描いて応援してる。イベントによって変わるわけで、一貫性がない。日本国というものが基盤となって、あらゆるときにそれを構成する国民という自覚をもっていればそんなバカなことはしないでしょう」<br>
「いまの日本は気を遣い過ぎる国になってしまった。靖国問題から何から「戦後は終わった」といいながら、なんでそこまで気を遣うのか、というぐらいでしょう。アジア諸国を過剰に気遣う日本を見ると、ああ、この国はいつの間にか商人の国になってしまったな、という感じがする」<br>
「核家族化の話にもつながりますが、我々の世代はおじいさんやおばあさんが身近にいたから、特に教わらなくても、老人が前に来たら席を立つことが反射的に身についた。でもいまはシルバーシートだから譲るとか、礼儀とは強制されてやるものだと勘違いしてるところがありますね」 |
関連本棚: |
SKZ
ダイスケ
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ユリゴコロ
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著者: |
沼田 まほかる |
出版社: |
双葉社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
2011.08<br>
恋愛ミステリーというジャンルなのでしょうか。死期間近の父親の部屋で見つけた「手記」は創作なのか、実話なのか。過去を紐解いてゆくうちに明らかになる家族の秘密とは?最後の十数ページでガツン!とやられた。 |
関連本棚: |
SKZ
nm090
ピロコ
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灰色の虹
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著者: |
貫井 徳郎 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
2011.10<br>
冤罪がテーマ。こういう、理不尽な、救いの要素が一切ないミステリーを書かせたら本当に貫井氏は巧い。登場人物それぞれの立場や心の機微が徹底的に描かれているので、誰も悪くないようにすら思えてしまう。エピソードは切なすぎます。 |
関連本棚: |
Yossy
彩 2011
SKZ
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ボックス!
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著者: |
百田 尚樹 |
出版社: |
太田出版 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
2011.10 ウルトラ今更<br>
落ちこぼれだけど天才肌の鏑矢、秀才かつ努力型の木樽。どちらかだけを主役に立てる物語はよくあるけど、二人の友情とか苦悩とかを交錯させるプロットはさすが百田氏。ほんの数mmだけボクシングを習いたくなったw |
関連本棚: |
キノベス!2008
yasudall
SKZ
ピロコ
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明日の空
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著者: |
貫井 徳郎 |
出版社: |
集英社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
2011.10<br>
最近では奥田英朗・百田尚樹に続き、作家指名買いで読んでいる貫井氏。彼なりの「ペイ・フォワード」を描いた本作、普段の「やり切れないドロドロ感」を封印?した、切ないミステリー。中編につきサクっと読めます。 |
関連本棚: |
SKZ
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影法師
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著者: |
百田 尚樹 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
2011.11<br>
百田氏、時代小説まで書けるのか…。おかげで食わず嫌いだったこのジャンルも楽しく読ませてもらいました。楽しく、というか最後は涙を誘う感動作でしたが。 |
関連本棚: |
SKZ
nm090
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未曾有と想定外─東日本大震災に学ぶ (講談社現代新書)
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著者: |
畑村 洋太郎 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
2011.11(以下、引用)<br>
誰だって大事故など起こしたくありません。それは東電をはじめとする原子力村の人達も同じです。彼らはこれまでまじめに仕事に取り組んできたし、大事故を起こしたからといって、これまでのことを全て否定するのはおかしなことです。<br>
ただし、この事故について述べるときに安易に使われている「想定外」という言葉には、そういったこれまでの努力をすべて台無しにするくらいの強い違和感があるのもたしかです。原発の仕事に携わっている人たちはそのことはぜひ自覚していただきたいと思います。<br>
私は原子力を危険なものだと見てきましたが、それは実際に扱っていた人たちが一番分かっていたことでしょう。対外的には「原子力は絶対に安全」と言っていましたが、扱いを間違えれば危険な凶器になるという認識は誰もが持っていたと思います。<br><br>
しかし、だからこそ、原子力技術を扱う仕事は、想定外という言葉で全て免罪になるような軽いものではないのです。社会から彼らに預託されていたのは、大変便利だけれど、大変危険でもある原子力技術をできるだけ安全に使うことです。そのために、あり得ること、起こり得ることを全て想定するといった程度のことは、普通にやっているのが当たり前というものです。 |
関連本棚: |
SKZ
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采配
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著者: |
落合博満 |
出版社: |
ダイヤモンド社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
2011.12<br>
「こんな判断をしたら、周りから何と言われるだろう」そうした邪念を振り払い、今、この一瞬に最善を尽くす。監督の采配とは、ひと言で言えば、そういうものだと思う。<br>
予想以上に刺さった。文才もあるなあ(ゴーストさんがいるのかもしれませんが)。 |
関連本棚: |
SKZ
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バイバイ、ブラックバード
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著者: |
伊坂 幸太郎 |
出版社: |
双葉社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
2012.1<br>
オチだとか見事に張られた伏線が収斂していく様だとか、かつての伊坂くんの輝きを求めてはならないですが、主役の二人が交わす軽妙洒脱な言葉のキャッチボールは全盛期のそれを彷彿とさせる面白さです。優柔不断だけどモテ男の主人公に好感。 |
関連本棚: |
さちまま
yasudall
SKZ
ピロコ
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