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UMLモデリングのエッセンス―標準オブジェクトモデリング言語入門 (Object oriented selection)
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著者: |
マーチン ファウラー, ケンドール スコット |
出版社: |
翔泳社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
UML関連の本としてはかなりおすすめです。UMLについてはこの本で十分と思える出来。全くの初心者には説明が少なすぎるかもしれないが、少しはUMLをかじったことがある人にはかなり手っ取り早く要点を知ることができる。UMLの図についてだけ書かれているわけではなく開発プロセスの概要などについても書かれており、開発にあたりどのように見積りをすれば良いのかなどの指針にもなると思う。<br>
著者が<a href="/bookshelf/search?q=%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E2%80%94%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%81%AE%E4%BD%93%E8%B3%AA%E6%94%B9%E5%96%84%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF">リファクタリング—プログラムの体質改善テクニック</a>の本でもおなじみのマーチン・ファウラーであるため、リファクタリングとの関わりなどについても書かれておりリファクタリングとの絡みを知りたい人にも良いかも(この本ではリファクタ リングについて多くを語っているわけではない)。<br>
ちなみにこの本が基にしているUMLのバージョンは1.3で最新ではないけど基礎としては十分。 |
関連本棚: |
moleskinの半径3メートル以内にある
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深美意識の時代へ―ひとりひとりの意識の成長で社会が変わる
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著者: |
天外 伺朗 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
ひとりひとりの意識の成長の先に競争社会である近代文明社会が終りをつげ、より精神的に充実した社会がやってくる。人類進化の過程には意識の進化も含まれているのである。悟りとか瞑想とかそういった話がでてくるため非科学的とか宗教的とかとられてしまい敬遠する人がいるかもしれないが、本書の著者はソニーでCDやAIBOを開発した工学博士である。また、トランス・パーソナル心理学という新しい学問を元にし著者の考えも含めた話となっており決して非科学的というわけではない。<br>
アメリカのテロの話、何故近代文明社会は競争社会となっているのかなど本書の内容に納得する部分が多かった。また、こういった考え方があるんだということを知っただけでもこの本を読む価値があったと思っている。 |
関連本棚: |
dainichiro
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天才の栄光と挫折―数学者列伝 (新潮選書)
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著者: |
藤原 正彦 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
数学的に何がすごいのかということに焦点をあてているのではなく、天才数学者達の人生に焦点をあてている本であり著者の文章も良く数学の知識がなくても十分に楽しめるエッセイである。全ての人物のエピソードが面白く、関孝和、ワイルズの章を読むと日本人が如何に独創性があるかを知り勇気が湧いてくる。自分が特に気にいったのはラマヌジャンという数学者のエピソードである。アインシュタインの特殊相対性理論のように、アインシュタインがいなくても数年後には誰かが発見しただろうと言われるようなものを発見したのではなく、ラマヌジャンがいなければ百年近くたった現在でも発見されていないという公式群を数多く発見したような大天才であるらしい。天才の話は良く聞くが、このような大天才の話はなかなか聞くことがなく非常に刺激的であった。<br>
著者は実際に天才数学者達の縁の場所を訪れそこでのエピソードにも触れられており、自分もその場所に是非行ってみたくなった。但しガロワの章で語られるパリでの著者の体験はあまりに非道く、パリにだけは行きたくないと思ってしまった。<br>
著者があとがきで「これら天才を追う中でもっとも胸打たれたのは、天才の峰が高ければ高いほど、谷底も深いということだった。」と述べており、この言葉が正に印象に残る本であった。 |
関連本棚: |
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