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文章を書くヒント―名文の秘訣から手紙の作法まで (PHP文庫)
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| 著者: |
外山 滋比古 |
| 出版社: |
PHP研究所 |
| 評価: |
4 |
| カテゴリ: |
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| コメント: |
細かい技法の説明などではなくて 書くことにまつわるちょっとしたコツや、心がけみたいな事が書かれています。短い章で成り立っているので読みやすいです。
要するに著者がもっとも言いたいのは 書くことは難しいと言う潜入感を捨てなさいと言うこと、上手に書こうという欲を捨てなさい、と言うことです。 |
| 関連本棚: |
stonechild
omi
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詩集 二度とない人生だから
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| 著者: |
坂村 真民 |
| 出版社: |
サンマーク出版 |
| 評価: |
5 |
| カテゴリ: |
詩.うた
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| コメント: |
「念ずれば花開く」と言われた詩人、坂村さんの詩集です。
1909年生まれの人生の大ベテランの詩は一言一言はわかりやすいのですがそれがひとたび「詩」となるとなんて重みがあるのでしょう。
自然界の小さな営みにも視線を向けて 生きていくすべてのものへのやさしく、暖かく、厳しく、力強い応援歌です。 |
| 関連本棚: |
omi
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京ことば玉手箱
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| 著者: |
加納 進 |
| 出版社: |
ユニプラン |
| 評価: |
4 |
| カテゴリ: |
京都
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| コメント: |
忘れたくない京言葉がいっぱい。
読んでいるときずっと祖母の顔が思い浮かぶ、懐かしい言葉。 |
| 関連本棚: |
omi
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たったひとつのたからもの
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| 著者: |
加藤 浩美 |
| 出版社: |
文藝春秋 |
| 評価: |
5 |
| カテゴリ: |
生き方
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| コメント: |
小田和正さんの歌声と共に明治生命のCMですっかりおなじみになったこの写真。なんて言ったらいいのかわからないのですが このCMを見るたびに画面に釘付けになりました。温かい想い、切ない想いが伝わってくるようで胸が熱くなりました。
今度はこの家族が本になってお目見えしました。最初は文字で多くを知ることは避けようかと思いましたが少し本の中を覗くと 秋雪君の可愛い表情と お母さんがどんなお気持ちでどんな風にがんばってこられたのかを知りたくなって買いました。
読みました。そしてたくさんの秋雪君の可愛さいっぱいの写真を見ました。お父さんお母さんが一時でも秋雪君が幸せであるように、楽しい時を過ごせるようにと言う想いで懸命に過ごしてこられたのがわかりました。
この表紙の写真を見るだけで想いが全て伝わってくるようです。秋雪君の小さな柔らかい体、あたたかな体。どこにも行くなよ、ずっとここにいておくれ...お父さんの声が聞こえてくるようです。 |
| 関連本棚: |
shirah30
http://d.hatena.ne.jp/kiinuuyoo/
AKI
omi
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森の本 (文芸シリーズ)
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| 著者: |
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| 出版社: |
角川書店 |
| 評価: |
5 |
| カテゴリ: |
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| コメント: |
深い森の美しい緑とその中で生きる動物たちの写真、そして短いコメントが集められた内容です。きれいな緑、そしてそこでの生き物の営み。ページをめくっていくたびになんだかきれいとか美しいとか、そんな一言で言い尽くせないような不思議な印象を抱くようになってきました。たくましい樹木。110メートルもあるレッドウッドの一日の水分の蒸発量はお風呂一杯分にもなるんだとか、そしてその水分を補うために地面から水を100メートル以上も吸い上げるのです!それは樹の力だけでなく 水の「くっつく、引っ張る」という性質のおかげでもあるのだそうです。
生きる、ただ必死に命を守る、命の限り生きて 命を繋ぎ、育む..。そんな一連の壮大な流れを感じて胸がドキドキするような想いでした。生きる力を与えてくれた本となりました。 |
| 関連本棚: |
Archaic
tomo2
omi
0014
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アメリカハーブ紀行 (講談社文庫)
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| 著者: |
広田 〓子 |
| 出版社: |
講談社 |
| 評価: |
4 |
| カテゴリ: |
ガーデニング.ハーブ
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| コメント: |
広田せい子さんは日本のハーブ研究パイオニアでNHKなどで時々お見かけする方です。
「アメリカハーブ紀行」は広田さんのアメリカ流ハーバルライフの経験談です。
アメリカはやはりスケールが大きくて 社会に於ける植物の位置づけが日本とは違い、密接に社会に関わっていると思いました。
行政と民間の有志が一体となって都市の緑化や環境問題、そして様々なハンディの克服に「園芸療法」が効果を上げているとのことです。
ハンディのある人もない人も一緒に楽しみましょう、と言うところがとても素敵だと思いました。
広田さんご自身もアメリカでの経験を生かして高齢者や体の不自由な方のためのオープンな庭造りに取組中とのことで最近私が興味を持っている方です。 |
| 関連本棚: |
omi
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ゆうきくんの海
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| 著者: |
山元 加津子 |
| 出版社: |
三五館 |
| 評価: |
5 |
| カテゴリ: |
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| コメント: |
養護学校の先生、Kakkoさん(山本加津子さん)が書かれたご本。
たくさんの子どもたちとの出会いを書かれたエッセイ。どんな小さな困った事もなぜだろう、どうしてだろうと言う気持を持ち続けて子どもたちの心をわかろうと努力される姿からKakkoさんのたっぷりの愛情を感じます。Kakkoさんを通じて子どもの達の心のあり方、そして何より懸命に生きている命の尊さを感じます。 |
| 関連本棚: |
omi
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ゆう/夕
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| 著者: |
谷川 俊太郎, 吉村 和敏 |
| 出版社: |
アリス館 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
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| 関連本棚: |
omi
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韓国およめいり
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| 著者: |
阿部 美穂子 |
| 出版社: |
ワニブックス |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
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| 関連本棚: |
omi
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美肌
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| 著者: |
山咲 千里 |
| 出版社: |
講談社 |
| 評価: |
3.5 |
| カテゴリ: |
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| コメント: |
「月のサイクルにそった美容法」とテレビで説明されていたのを聞いてすごく興味をひかれました。私の生活の中に月はいったいどういう存在であるかな?と考えたとき、それはただの観賞。きれいだなぁ、とか明日は雨かなとか、そんな感じでしかお月様の存在を感じる事はないように思います。でも大昔からお月様は人々の暮らしに大いに関わって来ているはず。今のカレンダー代わりになっていたんだと思います。そんな月はいったいどんな風に人に影響していて どんな風に生活に取り入れれば良いのか、そんな事をあらためて考えてみたくなりました。それと、ちょうど 私の肌がひどい状態になっていた事、そんな事から読んでみました。著者はお仕事柄、美容についていろんな経験を積み、また本当によく勉強されているなぁと言う事が伝わってきました。それは最初は多分偏った方法をされた時期もあったでしょうがこの本の中では「皮
膚は体中つながっている」「皮膚は心と体の健康に直結したシグナルを発してくる」など、基本的な体の管理が重要であると言っています。そして月の満ち欠けのどのタイミングにどの様なケアをすればより効果的であるかを説明しています。
この本を読んだ事で今度は月と生体との関係や 暮らしとの関係を知りたくなっています。きっとおもしろい事がわかると思う..。 |
| 関連本棚: |
Donna
olle
omi
tomatopokets
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白神こだま酵母でパンを焼く―国産小麦がふんわりやわらか
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| 著者: |
大塚 せつ子 |
| 出版社: |
農山漁村文化協会 |
| 評価: |
4 |
| カテゴリ: |
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| コメント: |
パンのレシピと白神こだま酵母の発見物語などが書かれています。世界自然遺産に指定された白神山地から発見された酵母は縄文時代から大自然に育まれ現代に製パン用の酵母として使えることがわかりました。ミクロの世界の話だけれど 神秘的で宇宙を感じます。白神こだま酵母を使ってパンを焼くのに相性がよいのは国産小麦、白神山地の湧き水なのだそうです。これを使うと「酵母が喜んでいる!」とおっしゃる著者の大塚せつ子さん。人間も体が喜ぶのは育った土、水、空気の中で採れた食物を食べることですものね、ちゃんと細胞が憶えているんだと思います。また天然の酵母でありながらありがたいことに短時間でパンを焼き上げることが出来るのはこの酵母の特徴のひとつです。 |
| 関連本棚: |
omi
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