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戦争のリアル Disputationes PAX JAPONICA
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著者: |
押井 守, 岡部 いさく |
出版社: |
エンターブレイン |
評価: |
3.0 |
カテゴリ: |
図書館
軍事
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コメント: |
小は小銃弾から大は空母まで、押井が機関銃のような勢いでその蘊蓄を披露し、岡部がフォローしている。<br>
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憲法や法的な問題はさておいて、国防という点から自衛隊の現在の装備(組織)が、実はぜんぜん国防向きでない、いうことを「リアル」に語った内容になっている。例えば、どっかの島が一つ軍事的に占拠されたときにそれを取り返すことのできる装備や部隊がないとか、そんでもない数の漁船クラスの小舟に兵士を乗せて、日本海側沿岸に林立する原発を狙われたら(どっかの国が実際にやりそうで怖い)守るすべがないとか。<br>
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護憲派も改憲派も、押井の視点を通して一度日本の国防というものを見ておく必要があると思った。 |
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