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アメリカの歌をもとめて―「1992年アメリカ」への旅
著者: 石川 好
出版社: 中央公論社
評価: ★★★★
カテゴリ: エッセイ
コメント: “「1992年アメリカ」への旅”とサブタイトルにあるので、てっきり2000年くらいの著作かと思ったら、何とスタートは1989年でした。<br> 今から20年近く前の著作だが、2007年現在、アメリカで深刻化している問題(ホワイトカラー層の二分化、マイノリティーによる逆差別など)を既にこの時点で指摘している点は驚きである。<br> ジャーナリストの目の鋭さを思い知る。
関連本棚: 二代目平蔵
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アフリカで寝る
アフリカで寝る
著者: 松本 仁一
出版社: 朝日新聞社
評価: ★★★★
カテゴリ: エッセイ
コメント: アフリカで取材生活を送る記者のエッセイ。<br> 奥書を見るとかれこれ10年前の本である。<br> 一記者として、アフリカでの生活を綴った本なので、アフリカの政治情勢にさほどつっこんだ描写はないが、それでも、現代から見ると、政治体制が違う国が多いことに驚かされる。 10年という年月がとてつもなく長く感じられる。
関連本棚: 二代目平蔵
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「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書)
「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書)
著者: 岡田 斗司夫
出版社: 筑摩書房
評価: ★★★
カテゴリ: エッセイ
コメント: 世界征服って大変ねえ、ということをつらつらと書いた本。<br> 一番感銘を受けたのが、『ドラゴンボール』では世界征服を企てる悪役が多々登場するが、世界征服の動機が全て違う、という指摘。<br> ははあ、なるほど。<br> 最終章の現代の「悪」についての考察は、前提、結論ともにかなり無理がある。<br> こんな陳腐な結論さえ付いていなければ、それなりに面白いのに。
関連本棚: sumikawa whalebone dainichiro F家(その他) theta alcus toshiharu shutarok Tambourine boot ipe 二代目平蔵 tmiura かー maejie ラダガスト matsumaru nobuo_o
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これであなたも英会話の達人―通訳ガイド直伝!今すぐ使えるネタ30 (祥伝社黄金文庫)
これであなたも英会話の達人―通訳ガイド直伝!今すぐ使えるネタ30 (祥伝社黄金文庫)
著者: 志緒野 マリ
出版社: 祥伝社
評価: ★★★★
カテゴリ: エッセイ
コメント: ツーリストの英語よもやまエッセイとして読みましょう。 「へえ、日本のこんなところに外国人ツーリストは驚くんだ」という目からウロコ情報満載の一冊。 ガイドの目から見るNIPPONは再発見の連続です。そうか、日本の牛肉はいけてるのか…。 ホームステイのホストをする人にも最適。
関連本棚: 二代目平蔵
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文車日記―私の古典散歩 (新潮文庫)
文車日記―私の古典散歩 (新潮文庫)
著者: 田辺 聖子
出版社: 新潮社
評価: ★★★★
カテゴリ: エッセイ
コメント: 田辺聖子さんの古典案内。密度の濃い内容だが、一つ一つは短く、古典初心者にもとっつきやすい。それにしても、田辺聖子先生の血となり肉となっている古典の幅広さには驚かされます。すごい。
関連本棚: 二代目平蔵 ドリアン
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中国、なんですかそれは?
中国、なんですかそれは?
著者: 小田 空
出版社: 旅行人
評価: ★★
カテゴリ: エッセイ
コメント: りぼんで活躍した漫画家・小田空のイラスト満載中国エッセイ。<br> 同じくりぼんの漫画家といえば、高橋由佳利の一連のトルコもの漫画がある。それと同じような水準かなあ、と期待して読み始めたのだが、うーむ、文章がイマイチ。エッセイ漫画だったら面白いのかしらん。
関連本棚: 二代目平蔵
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アテレコあれこれ―テレビ映画翻訳の世界 (中公文庫)
著者: 額田 やえ子
出版社: 中央公論社
評価: ★★★★
カテゴリ: エッセイ
コメント: テレビドラマ翻訳の第一人者、額田やえ子さんのエッセイ。<br> 英語をただ訳すのではなく、簡潔にこなれた日本語にするプロセスが垣間見えて面白い。英語に興味のある人なら読んで損はない一冊。
関連本棚: コンマ 二代目平蔵
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はじめてのファミコン―なつかしゲーム子ども実験室
はじめてのファミコン―なつかしゲーム子ども実験室
著者: 卯月 鮎
出版社: マイクロマガジン社
評価: ★★★
カテゴリ: エッセイ
コメント: スーパーマリオでファミコン開眼した世代より、もう少し上の世代が読むと面白いかもしれない。意外にやったことのあるゲームが少なかった。でも、キャプチャー画面を見て、あまりのシンプルさ(というか、しょぼさ)に妙な郷愁を感じました。昨今のゲームを見て思うのは、想像力を働かせるノリシロがあることは大切かもしれないなあ、ということ。日本のゲームメーカーさん、是非ご一考を。
関連本棚: 二代目平蔵 眼薬。
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他諺の空似   ことわざ人類学
他諺の空似 ことわざ人類学
著者: 米原 万里
出版社: 光文社
評価: ★★
カテゴリ: エッセイ
コメント: ことわざエッセイ集。<br> 最も感心しなかったのが毎回のオチ。たいてい時事批判(主に日米関係)なのだが、強烈すぎていただけない。同じ時事批判にしても、名作と名高いかつての彼女のエッセイは、もっとユーモラスでウィットに富んでいたように思う。だから読んでいて嫌味がなく、しかも説得力があった。大病を患っていたせいかもしれないが、視野狭窄な部分が多く(事実誤認も少なからず)、読んでいてげんなりしてしまった。<br> ことわざの生まれた文化的背景とか、文化比較などを織り込んだ方が、楽しい読みものになったと思う。作者はそれができる力量をもっていた方なだけに、本当に残念な一冊である。
関連本棚: 二代目平蔵 ma 佐藤優 さとほ
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吹替映画大事典
吹替映画大事典
著者: とり みき, 吹替愛好会
出版社: 三一書房
評価: ★★★★
カテゴリ: エッセイ
コメント: いかんせん、私が物心ついた頃には、既に吹替映画衰亡期であった。なので、ここで紹介されている声優さんたちの声が具体的にイメージできなかったりする。どんな声かわかれば、読んでいて面白かっただろうになあ。<br> 少林サッカーは吹替の方が出来が良い、というレビューを見て、「まさかそんなことあるわけないでしょ」と思ってしまった私は、字幕幻想世代と言うべきか(実際には吹替の方が本当に出来がよかった)。字幕は情報量が格段に少なくなること、力量のある声優さんが声をあてれば、原作以上の面白さになること。見る側もしっかり自覚しなくちゃダメですね。
関連本棚: のらねこ兵☆ 二代目平蔵 ザ区
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