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涅槃の雪
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著者: |
西條奈加 |
出版社: |
光文社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
天保の改革と庶民の暮らしをリンクさせた長編時代小説。<br>
相変わらず人物造詣も巧みで、話のテンポも良い。<br>
なかでも、ちょっとお調子者のお奉行さま、遠山金四郎が素敵。 |
関連本棚: |
三代目平蔵
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オンドル夜話―現代両班考 (中公新書 682)
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著者: |
尹 学準 |
出版社: |
中央公論新社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
両班というテーマから朝鮮を眺めた朝鮮文化考。<br>
肩肘はらずに読める文章ながら、作者は本物の「両班」を知る最後の世代であり、記録されている証言には、今となっては貴重なものが多い。<br>
朝鮮史に馴染みのない読者にも読みやすいように、という作者の苦心が見え隠れする内容だが(事実、この本が刊行された1983年当時、朝鮮史を知っているのは相当の通だけだったはずだ)、韓国歴史ドラマが気軽に見られる現在においては、更に面白く、興味深く読めること請け合いである。<br>
ちなみに、作者は坡平尹氏の血統であるらしい。これに反応できる人も結構いるのではなかろうか。 |
関連本棚: |
三代目平蔵
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峠うどん物語(上)
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著者: |
重松 清 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
久々の重松小説のヒット。<br>
主人公がちょっと優等生タイプの普通の女の子なのが良い。<br>
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関連本棚: |
三代目平蔵
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ポニーテール
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著者: |
重松 清 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
重松清の家族小説は巧みなものが多いが、少女が主人公になると、どうにも凡作が多いような気がする。<br>
主人公二人の心情にしても、どうも表面的で上滑りしている感じがする。<br>
無理せず男の子を主人公にした方が良いように思うのだが。 |
関連本棚: |
三代目平蔵
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ローマ教皇とナチス (文春新書)
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著者: |
大澤 武男 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
参考文献に偏りがあるので、この本を鵜呑みにするのは危険かもしれない。<br>
ただ、ユダヤ人迫害と言う点において、ナチスが西洋史における突然変異ではないということ、即ち、西洋史の流れの中では「生まれるべくして生まれた」側面を持っていることを、改めて考えさせられた。<br>
個人的には、戦後のナチスの戦犯処理と教皇の対応にまで踏み込んで欲しかった。<br>
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関連本棚: |
としあき
三代目平蔵
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世界一のあきらめない心: なでしこジャパン栄光への軌跡
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著者: |
江橋 よしのり |
出版社: |
小学館 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
2011年女子サッカーW杯のノンフィクションとしては、おそらく傑作の部類に入る一冊。佐々木監督の『なでしこ力』との併読を強力推薦。佐々木監督が『できる』組織人であることを実感。<br>
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関連本棚: |
三代目平蔵
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真夜中の探偵 (特別書き下ろし)
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著者: |
有栖川 有栖 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
主人公ちゃんにイマイチ感情移入できなくて困った。<br>
主人公の父の方がよっぽどかっこ良く思えるのは気のせいか。 |
関連本棚: |
三代目平蔵
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凛と咲く なでしこジャパン30年目の歓喜と挑戦
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著者: |
日々野 真理 |
出版社: |
ベストセラーズ |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
なでしこジャパンに惚れこんだ女性ジャーナリストの、ワールドカップ帯同記。<br>
個人的にはもう少し硬派なノンフィクションを期待していたので、著者ご本人の日記のような内容だったのが残念。期待値が高すぎたのかも…。<br>
ただ、マスコミの目から見たワールドカップ観戦記として読めば、それなりに面白い。<br>
女子サッカーのこれまでの歴史を総括するような、骨太なノンフィクションが一冊読みたい!
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関連本棚: |
三代目平蔵
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