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著作権の考え方 (岩波新書)
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著者: |
岡本 薫 |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
日本の著作権関連立法や処理を扱っているらしい文化庁の役人が書いたものであり
手前ミソな部分(著作権法のインターネット対応とかJASRACの効用とか)を除くと、
わかりやすく広い視野から書いてあるように思われる。
<ul>
<li> (p169)
日本では著者が出版社と契約しないが、そういういい加減なやり方は世界では通用しない。
放送番組の二次利用(過去番組の再利用など)がすすまないのは契約をちゃんとしてないからだ。
日本人同志のプロの間では常識が通用してたから契約書がなかったのだろうが、そんな時代は終わっている。
<li> 権利は絶対ではない。他の法律や公序良俗とぶつかる場合もある。
<li>著作権法はいくつもの国際条約にもとづいており、日本で
基本部分を勝手に変えることはできない。
それでも変えるというなら国際団体から脱退する覚悟がいる。
<li>著作権は天与のものではなく、右側通行みたいなルールである
<li>本質的に著作権は著作権保持者と利用者の利害が
対立する性格のものだから、国民全体で議論のうえでうまいルールを決める必要がある
<li>傲慢な業界が多く辟く辟易している。
自分の業界が重要だから保護しろというのは通らない。
<li>コピーされて困るから著作権法を強化しろというのは、
鍵をかけずに外出した人が、法律を厳しくしろと言っている
ようなものである。鍵をかけるのは自分の責任。
<li>業界は自助努力すべし。
ビジネスマインド、契約マインドが必要。
<li>プログラムが著作権になっているのはアメリカのせいである
<li>簡単に契約ができるように契約書のテンプレートを作りたい。
(不動産屋はいちいち法律を参照しているわけではなく、
テンプレートがある。保険屋は図解などでわかりやすく説明をしている)
<li>JASRACのような著作権の集中管理は、以前は法律で制限されていたが、
現在は規制がゆるくなっており、管理団体も複数存在する。
</li>
JASRACを使うと音楽著作権が一本化されているからユーザが悩む必要はなくて便利だというが、
権利が集中しているからロクな評判がたたないのであろう。
文化庁からの天下りが多く、ヒマな職員が多ければ、
あちこちに無用のクレームを行なうといった無駄な行動をしがちだろうし。
p139では「輸入権」について書いてある。
海外で安価に製造されたものの輸入を制限することができる輸入権については
何度も検討されてきたが、各国の反対にあって成立していなかったらしい。
ところが、近頃これが成立しそうになっており、
<a href="http://www.mainichi.co.jp/digital/coverstory/archive/200402/05/1.html">アジアで売られているCDを日本に輸入したりすることができなくなってしまう</a>かもしれないらしい。 |
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秘伝 中学入試国語読解法 (新潮選書)
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著者: |
石原 千秋 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
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カテゴリ: |
国語
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コメント: |
夏目漱石を専門とする大学助教授である筆者が、息子の中学受験を機に中学入試の国語について考えた本。
前半の親子受験奮戦記みたいな部分はまぁ置いておいて、なるほどと思わせるところは沢山あった。特に、p9の「<b>いま『国語』がやっていることは『道徳教育』である</b>」「<b>子供たちは、ルールを説明されないままままゲームに参加させられているようなものなのだ</b>」「<b>『道徳教育』を目的としている以上、『国語』で教えることのできるテーマはごく限られている</b>」という点は非常に納得した。その他、「物語には4通りの基本的な型がある」とか「逆接の接続詞を使って書くとうまく記述できる」といった実戦的手法も述べられている。 |
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瘋癲老人日記 (中公文庫)
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著者: |
谷崎 潤一郎 |
出版社: |
中央公論新社 |
評価: |
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カテゴリ: |
購入検討
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コメント: |
<a href="http://www.mhatta.org/diary/?date=20071021">八田氏おすすめ</a> |
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悠久の窓(下) (講談社文庫)
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著者: |
ロバート・ゴダード, 加地 美知子 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
うーむイマイチでした。
何が謎なのか大事なのか全然わからないっす。
ゴダードは<a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/448829801X">千尋の闇〈上〉 (創元推理文庫)</a>がやはり最高傑作なんだろうか。 |
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Carry On, Jeeves
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著者: |
P.G. Wodehouse |
出版社: |
Penguin Books |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
日本版は高いがペーパーバックは安いな... |
関連本棚: |
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シンデレラ―幾何学のためのグラフィックス
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著者: |
J. リヒター‐ゲバート, U.H. コルテンカンプ |
出版社: |
シュプリンガーフェアラーク東京 |
評価: |
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カテゴリ: |
数学
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コメント: |
幾何のJavaアプレットを簡単に作れるソフト。
制約解消アルゴリズムでも入っているのだろうか?と思ったが
逆方向の制約解消はできない。
人間描いた順番でのみ再描画される。
まぁそれで充分なのだが。
<br>
デモ版は<a href="http://www.cinderella.de/">本家</a>からダウンロードできるが
15分しか使えないし何故かセーブに失敗する。
デモ版でもヘルプは大変詳しく幾何の勉強になる。
<br>
<a href="http://pitecan.com/Cinderella/Kemp/">こんなの</a>とか
<a href="http://pitecan.com/Cinderella/CenterPoint/">こんなの</a>とか
を簡単に作れる。 |
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右脳直撃!パズル タングラム
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著者: |
伴田 良輔 |
出版社: |
東邦出版 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
<a href="http://www.toho-pub.com/main/10book/tangram.html">東邦出版のページ</a>
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