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スタートレック ネクストジェネレーション―オフィシャルガイドブック
スタートレック ネクストジェネレーション―オフィシャルガイドブック
著者: ダルマックス
出版社: ぶんか社
評価: ★★★★★
カテゴリ:
コメント: 最近ケーブルテレビでスタートレックDS9を見て、スタトレへの愛が再燃しました。やっぱり個人的に思い入れの強いのは、最初の遭遇シリーズである「ぴっかり」ピカード艦長の活躍するTNG。入門者の心強い一冊として購入、いまだに座右の書として愛読しています。
関連本棚: 平蔵
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暁の密使
暁の密使
著者: 北森 鴻
出版社: 小学館
評価: ★★★
カテゴリ:
コメント: 明治期にチベットを目指した仏教者・能見寛が主人公の歴史ミステリ。著者は好きだし、もともとチベット潜入ものにも興味があったし、で読み始めたものの、何となく不完全燃焼。やはり主人公が能見寛だと、こういう結末にならざるをえないでしょうか。「瑠璃の契り」あたりから顕著な、地の文に会話文を埋め込む表現も、読んでいて少し違和感が残る。
関連本棚: 平蔵
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黒いスイス (新潮新書)
黒いスイス (新潮新書)
著者: 福原 直樹
出版社: 新潮社
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: スイスで特派員生活を送った筆者が、スイスの近代史の裏をえぐったのが本書。永世中立国というと、なんとなく平和なイメージを持っている人は多いと思うが、筆者はその「幻想」に検証のメスを入れる。国際社会を泳ぐためには、相当のしたたかさと外交戦略が必要だということが改めて実感される一冊。しかし、スイスにおける外国人排斥のメカニズムなどは、日本にとっても決して他人事ではないような気がするが…。
関連本棚: としあき yusasa 6期生 新書マン syakaikagakuaensyo ann stonechild-2 平蔵 nozz2008
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ちいろば先生物語 (三浦綾子小説選集)
ちいろば先生物語 (三浦綾子小説選集)
著者: 三浦 綾子, 三浦 光世
出版社: 主婦の友社
評価: ★★★★
カテゴリ: 現代小説
コメント: 生涯を伝道に捧げた、「ちいろば先生」こと榎本保郎牧師の物語。世間一般からすると、彼の生き方は無茶で無謀な生き方であろう。しかし、クリスチャンの視点で見ると、それが「御心にかなった」生き方であったことが了解されるのである。
関連本棚: 平蔵
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後宮小説
著者: 酒見 賢一
出版社: 新潮社
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 読みすすめるうちに、一瞬史実かと錯覚してしまいそうになる、一級のファンタジー小説。銀河という名の田舎の少女が後宮にあがり、ついには正妃になってしまうという少女小説のような筋書きなのだが、作者の中国古典に対する博覧強記ぶりが、それを奥深いものに仕上げている。作者の出身は...愛知大学か。あの大学は中国研究では定評あるからなあ。納得。それにしても、何故この本の表紙が表示されないのか...。装丁が結構好きだったのに。無念なり。
関連本棚: kayakaya takeshi kai_tumi uechi 平蔵 hide-t つばき
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煙波
煙波
著者: 蜂谷 涼
出版社: 講談社
評価: ★★★★
カテゴリ: 時代小説
コメント: 明治・大正期の小樽を舞台にした作品を発表している筆者の長編小説。主人公は粋できっぷのいい売れっ子芸者五郎駒。港町小樽の情緒と芸者の心意気が、読む者を魅了する佳編。
関連本棚: 平蔵
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私の家は山の向こう―テレサ・テン十年目の真実
私の家は山の向こう―テレサ・テン十年目の真実
著者: 有田 芳生
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 私が中華ポップスに初めて触れた約十年前、中華圏において、テレサは既に伝説の歌姫であり、あまりに崇高な存在であった。香港、台湾、シンガポール、華人社会のある国で、彼女の歌のカヴァーに出会わないことはなかった。本書は等身大のテレサを描き出そうとした労作である。特に、スパイ説が事実無根であることを証明したのは高く評価したい。
関連本棚: 増井 平蔵
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国マニア―世界の珍国、奇妙な地域へ!
国マニア―世界の珍国、奇妙な地域へ!
著者: 吉田 一郎
出版社: 交通新聞社
評価: ★★★
カテゴリ:
コメント: 面白い国が世界にたくさんあるのはわかった。わかったのだが、しかし、記述が高校地理の概説のようで寂しい。多少偏見が入っても構わないので、もっとはじけた文章が読みたかった。
関連本棚: syakaikagakuaensyo 平蔵
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延長戦に入りました
延長戦に入りました
著者: 奥田 英朗
出版社: 幻冬舎
評価: ★★★★★
カテゴリ: エッセイ
コメント: 抱腹絶倒のスポーツエッセイ。抱腹絶倒本というジャンルでは、東野圭吾の「あの頃ぼくらはアホでした」と双璧をなすと睨んでいる。 直木賞を受賞したので、奥田英朗の小説を読まれている方は多いと思うが、個人的には、奥田さんのエッセイストとしての非凡な才能をこそ評価したい。 損はしないので、是非読むべし!
関連本棚: リンゴ 平蔵 三代目_平蔵 lookwest
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中国の大盗賊・完全版 (講談社現代新書)
中国の大盗賊・完全版 (講談社現代新書)
著者: 高島 俊男
出版社: 講談社
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 毛沢東はマルクス主義者ではない、中国の大親分の後継者だ、と明言したところにこの本の意義がある。
関連本棚: benisuzu 増井 米示 KT gniibe suchi 平蔵 ogijun bugbug
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異国トーキョー漂流記 (集英社文庫)
異国トーキョー漂流記 (集英社文庫)
著者: 高野 秀行
出版社: 集英社
評価: ★★★★★
カテゴリ:
コメント: 孤高の辺境作家ともあろう方が、何故今更東京なのだ…と思った私が浅はかでした。<br> 凡人とは違う角度から日本社会を捉えた名ノンフィクション。
関連本棚: 平蔵 QP11 ogijun いとけん
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太平洋の薔薇 (上) (光文社文庫)
太平洋の薔薇 (上) (光文社文庫)
著者: 笹本 稜平
出版社: 光文社
評価: ★★★★
カテゴリ: 現代小説
コメント: 熱い海の男が読みたい方は是非一読を。船長の父親と海上保安監の娘の、家族の絆もアツイですぞ。
関連本棚: 平蔵
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結婚なんてしたくない
結婚なんてしたくない
著者: 黒田 研二
出版社: 幻冬舎
評価: ★★★★
カテゴリ: 現代小説
コメント: いろんな理由で「結婚しない(できない)」男5人が主人公。立場も職業も全く異なる5人が、徐々にある一つの事件に集約されていく。その過程は鮮やかで、作者の手腕が窺える。
関連本棚: 平蔵
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炎立つ 壱 北の埋み火 (講談社文庫)
炎立つ 壱 北の埋み火 (講談社文庫)
著者: 高橋 克彦
出版社: 講談社
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 日本史ではなかなか表舞台に出てこない、平安後期の東北地方を題材にした作品。「俘囚」と侮られていた東北の豪族たちが、どのようにして、自分たちの楽土を築き上げていくのか。今後の展開に大いに期待。井沢元彦さんの解説も面白い。
関連本棚: 権太の既読 otsuyuの本棚 平蔵 reiko510
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彩雲国物語 朱にまじわれば紅 (角川ビーンズ文庫)
彩雲国物語 朱にまじわれば紅 (角川ビーンズ文庫)
著者: 雪乃 紗衣
出版社: 角川書店
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: ドタバタ喜劇の3編目がイチオシ。叔父さんの壊れっぷりに惚れるなよ!(私は惚れた)
関連本棚: 気になる本まとめ 有賀 平蔵 よーこ
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彩雲国物語―花は紫宮に咲く (角川ビーンズ文庫)
彩雲国物語―花は紫宮に咲く (角川ビーンズ文庫)
著者: 雪乃 紗衣
出版社: 角川書店
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 初の女性官吏となった秀麗の奮闘記。周囲の男性陣の、厳しくも温かい態度がよろし。
関連本棚: 読んだ本棚 カノぷ〜 シガラ 乙女 yoshy 有賀 平蔵 nob裁断済み2
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彩雲国物語―黄金の約束 (角川ビーンズ文庫)
彩雲国物語―黄金の約束 (角川ビーンズ文庫)
著者: 雪乃 紗衣
出版社: 角川書店
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 1巻よりもキャラクターが生き生きと動いているのが○。そしてまた変な美形キャラが増えてます。黄奇人、素敵過ぎます。
関連本棚: 読んだ本棚 気になる本まとめ sisan_nasi 乙女 yoshy yoru 有賀 平蔵 nob裁断済み2
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さくら草 (創元クライム・クラブ)
さくら草 (創元クライム・クラブ)
著者: 永井 するみ
出版社: 東京創元社
評価: ★★★★
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コメント: 女性作家による、女性のためのミステリ。働く女性(特に事務方)におすすめしたい。
関連本棚: 平蔵
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斜影はるかな国 (講談社文庫)
斜影はるかな国 (講談社文庫)
著者: 逢坂 剛
出版社: 講談社
評価: ★★★
カテゴリ: 現代小説
コメント: 再読。それなりに面白いのだが、ところどころ設定に無理があるのと、主人公が独善的で共感できないのが瑕。一女性読者としては、主人公がヒロインにした仕打ちの方がひどいと思うのだが…。女性観の限界は、作者の世代的限界かもしれない。
関連本棚: libido 平蔵
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ワセダ三畳青春記 (集英社文庫)
ワセダ三畳青春記 (集英社文庫)
著者: 高野 秀行
出版社: 集英社
評価: ★★★★★
カテゴリ:
コメント: 一般人が行かないような辺境に行っているからこそ、この人のエッセイやルポは珍妙で面白いのだと思っていた。が、これを読んで、それが全くの誤解であることがわかった。この人の生き方が変なのである(←誉め言葉)。だから、日本が舞台のはずの本エッセイもぶっとぶほど面白い。あとがきでちらりと書いていた「割愛部分」も、いつか上梓されることを期待したい。
関連本棚: 平蔵 benisuzu kimbook QP11
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