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カラヤンとフルトヴェングラー (幻冬舎新書)
カラヤンとフルトヴェングラー (幻冬舎新書)
著者: 中川 右介
出版社: 幻冬舎
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コメント: カラヤンやフルトヴェングラーが、戦時中にナチスにどのように関与したか、利用されたか、それによって戦後の立場がどうなったか、など。 そんな事情は知らなくても音楽自体は楽しめると思いますが、 そんな事情を知っていてもよいかと思いました(本書に、いくらか脚色はありそうですが)。 本書ではあまり取り上げられていませんが、戦時中もアンチファシズム・アンチナチズムを貫いた、トスカニーニは偉いなーと思いました。
関連本棚: K内
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日本沈没 上 (小学館文庫 こ 11-1)
日本沈没 上 (小学館文庫 こ 11-1)
著者: 小松 左京
出版社: 小学館
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関連本棚: akaoni totti 缶珈琲 【ひろ】 K内 野澤真一 takanofumio_hatena
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「伝える言葉」プラス
「伝える言葉」プラス
著者: 大江 健三郎
出版社: 朝日新聞社
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コメント: エッセイ集。大江光の話、エドワード・サイードの話、(その後、2006年12月に改定された)教育基本法の話、など。 最後の章、「ひとりの子供が流す一滴の涙の代償として」ですが、これだけじゃなんのことやらって感じですが、 かなり泣ける一説なので、それをそのまま載せちゃいます。 『ヴェイユの言葉』(冨原眞弓)を引用する形です。以下。 <i>「『カラマゾフの兄弟』のイヴァンの言説。「たとえこの巨大な構築物(前後を読み合わせると、人間の運命という構築物ということだとわかります)が最高にすばらしい驚異をもたらすために、たったひとりの子どものたった一滴の涙という代償ですむとしても、ぼくはね、そんな代償を払うことを拒絶する」。」 </i>
関連本棚: K内
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メコン・黄金水道をゆく (集英社文庫 し 11-30)
メコン・黄金水道をゆく (集英社文庫 し 11-30)
著者: 椎名 誠
出版社: 集英社
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関連本棚: K内
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ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)
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チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)
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幼い娼婦だった私へ
幼い娼婦だった私へ
著者: ソマリー マム
出版社: 文藝春秋
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コメント: カンボジアの女性、ソマリー・マム著。<br> 著者、カンボジアの山間部の村で生まれ、売られ、12歳で強姦され、買春宿に売られ、拷問、暴行され、フランス人と結婚してフランスに渡り人間的な生活を取り戻し、カンボジアに戻り、性的略取を受ける少女を助ける施設(AFESIP)を設立した人で、欧米から認められ、スペインの皇太子賞を受け、トリノオリンピックの開会式で聖火点灯したりした人です。<br><br> カンボジアには、10歳未満で買春宿に売られる少女がいくらでもいて、薬物を投与されたり、もっと非人間的な扱いを受けたり、エイズに罹患して死んだり、しているようなのです。<br> そしてそれはカンボジアだけの話でなくて、東南アジアに多く行われているようです。 <br><br> 東南アジア行って女の子とチョメチョメするとかためらいなく言ってる人や、国内でそれに似た事をする人や、児童ポルノ見て喜んでる人は、この本を読むか、この本に書かれているような事実を頭の隅に置くといいのではないか、と思いました。<br><br> ショックでした。
関連本棚: オカンの K内
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鹿男あをによし
鹿男あをによし
著者: 万城目 学
出版社: 幻冬舎
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関連本棚: 2007年・しんじ K内 タカヒロ1 キノベス!2007 nozz -2007 とむ bugbug lookwest SKZ タカヒロ2 koshiro 桂の人2 geta6 nobuo_o
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シラノ・ド・ベルジュラック (岩波文庫)
シラノ・ド・ベルジュラック (岩波文庫)
著者: エドモン・ロスタン
出版社: 岩波書店
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関連本棚: K内 nobuo_o
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IBMを世界的企業にしたワトソンJr.の言葉 (Eijipress business classics)
IBMを世界的企業にしたワトソンJr.の言葉 (Eijipress business classics)
著者: Jr.,トーマス・J. ワトソン
出版社: 英治出版
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関連本棚: mona.lisa.overdrive sanpei あれあれ K内
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オルレアンの少女 (岩波文庫)
オルレアンの少女 (岩波文庫)
著者: シルレル
出版社: 岩波書店
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関連本棚: K内
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怖い絵2
怖い絵2
著者: 中野 京子
出版社: 朝日出版社
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コメント: <a href="http://blog.livedoor.jp/tqlvdk/archives/51797834.html">前作</a>の続編。<br> 今回も、西洋の絵画20点の解説。著者本人があとがきで言っているように、「専門がドイツ文学と西洋文化なので、こんな鑑賞のしかたをするのか、それはそれで面白いものだな」という感じです。<br> 第二弾が早くも出たのですが、すこーし、息切れ感があったように感じました。 無理やり「怖さ」をひねり出してるような。別に「怖い」に拘らなくても、「痛い」でも「気持ちいい」でも「新しい」でも何でも良さそうな。 <br><br> <a href="http://images.google.co.jp/images?q=%E3%83%94%E3%82%AB%E3%82%BD%E3%80%80%E6%B3%A3%E3%81%8F%E5%A5%B3&hl=ja&rlz=1B3GGGL_ja__177JP235&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi">ピカソの泣く女</a>の女がどうして泣いているか。 絶倫ピカソは当時複数の女性と関係を持ってて、その女性同士で喧嘩して泣いたんだとか。 それを面白がって(?)、「泣きっぷりに惚れ惚れして絵にする、芸術家魂がすごい、と。<br> <a href="http://images.google.co.jp/images?q=%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AD%E3%82%AA%E3%80%80%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%AE%E6%B4%97%E7%A4%BC&sourceid=navclient-ff&ie=UTF-8&rlz=1B3GGGL_ja__177JP235&um=1&sa=N&tab=wi">ヴェロッキオという人の「キリストの洗礼」</a>のエピソードが興味深かったです。 ヴェロッキオは当時売れっ子で、大きな工房でたくさんの職人を雇ってた。で、受注した絵は職人と手分けして描いてた。(知らなかったー) この絵の左端の天使だけが、他と不釣合いに上手くできている。これを描いたのは当時入門したての16才くらいのダヴィンチ。 この若い才能に愕然として、ヴェロッキオはその後絵を描くのを辞めたそう。
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