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間宮兄弟 (小学館文庫)
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著者: |
江國 香織 |
出版社: |
小学館 |
評価: |
☆☆☆ |
カテゴリ: |
一般
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コメント: |
冴えない独身兄弟の生活が淡々と語られる冒頭にはびっくり。
口べたでオタク、人との距離感がつかめない、そして外見もダサい二人はどんなドラマの主人公にもない得ないような人物だ。
しかし二人は自分たちの生活スタイルを維持しながら、決して他の人を嫌な気分にさせず、むしろふんわり暖かくさせるのだ。
独特の気分(雰囲気)が流れる。
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関連本棚: |
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Mikan Akashita
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ダーク・ハーフ〈下〉 (文春文庫)
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著者: |
スティーヴン キング |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
☆☆☆ |
カテゴリ: |
海外
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コメント: |
映画にすればゾンビものに分類されてしまうのだろうな‥‥
人は母親の胎内にいる時、双子である確率が高いという。ただ胎内で自身の分身を吸収してしまい、それを知らずに生まれてくるのだと言う。
そんな分身が突如あらわれ暴れ出したらどうなるのだろう?、、という事を極めて凄惨な筆致で書いている。
あり得ないと思いながらページをめくる手が止まらない。 |
関連本棚: |
★あぱ
hama
Mikan Akashita
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ダーク・ハーフ〈上〉 (文春文庫)
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著者: |
スティーヴン キング |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
☆☆☆ |
カテゴリ: |
海外
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コメント: |
一人の作家が、ペンネームで別のジャンルの本を創作した時、別の人格が生をもって暴れ出す。
自身の作り出した怪物(恐怖小説を執筆する男)=本来ならペンネーム・・と作家の対決。後半の盛り上がりに期待。
ただ、あまり残虐な描写が多いため、読み出してすぐくじけそうになった。ストーリーは面白いが嫌な気分にもなる。 |
関連本棚: |
やぁ
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佐藤
hama
Mikan Akashita
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マスカレード・ホテル
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著者: |
東野 圭吾 |
出版社: |
集英社 |
評価: |
☆☆☆☆ |
カテゴリ: |
一般
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コメント: |
都心の高級ホテルで、「おこるかも知れない殺人」を未然に防ぐため厳戒態勢がしかれる。
一見、事件とは一切関係ないようなホテルの日常がえんえん描かれているような気になるのだが、それだけでは終わるわけでは無かった。
子供の就活のさい、この本を読ませた方が「ディズニー成功の秘訣」より数倍心に残ったかも知れない‥‥と、別な読み方をしてしまった。 |
関連本棚: |
二瓶
Mikan Akashita
.SHO
亜紀
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シャイニング〈上〉 (文春文庫)
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著者: |
スティーヴン キング, Stephen King |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
☆☆☆☆ |
カテゴリ: |
海外
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コメント: |
じわじわと追いつめる様なタッチで、家族3人が陥った閉塞感をこと細かく書き連ねている。成功しつつある小説家で癇癪もちでアルコール依存の父親、育った環境から解き放たれたいと願う母親、人の心に入り込んでしまう聡明すぎる子供・・それぞれを心の内側から覗きこんでいる気分になる。家族が、現実と別世界の間をぎりぎり綱渡りしている。 |
関連本棚: |
ピヨ
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養老孟司
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りりぃ
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ファイアスターター (上) (新潮文庫)
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著者: |
スティーヴン・キング |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
☆☆☆☆ |
カテゴリ: |
海外
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コメント: |
政府の一組織の秘密裏の実験。その被験者となり超能力を身につけた男と、その娘(放力念火ができる)の息詰まる逃亡物語。
回りくどいほどの比喩を読み解くのは私には時間がかかるが、それがあるから追う側(組織)追われる側(親子)の心理状態や、逃亡劇のさなかにさえ自然の美しさを味わうことが出来る。 |
関連本棚: |
サワ吉の本棚
偏食子ヤギ
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Mikan Akashita
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James and the Giant Peach
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著者: |
Roald Dahl |
出版社: |
Puffin |
評価: |
☆☆☆ |
カテゴリ: |
英語
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コメント: |
理不尽に大人たちによって虐げられた少年が、不思議な力によって幸せをつかむ話。
例によって奇想天外。実の親をサイの暴走によって失った少年‥まず設定が耳を疑う。
虐待されていた生活を魔法の力で抜け出した少年は、巨大な桃にのって巨大な昆虫たちと共に大西洋をわたる冒険をする。巨大な昆虫は想像したくないくらい気味が悪いが、これが気の良いやつらなんだ。 |
関連本棚: |
Mikan Akashita
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