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ビター・ブラッド
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著者: |
雫井 脩介 |
出版社: |
幻冬舎 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
またもや「星3.5」。これはミステリーだとかクライムノベルとして読むのではなく、「(何だかんだで)微笑ましい刑事の親子のドラマ」として読むのであれば、それなりに面白いのでしょう。本編については、ストーリーの進み方がチグハグな感じがして謎解き要素が散漫となっており。『犯人に告ぐ』のようなエンタテイメント性を求めては酷といったところです。 |
関連本棚: |
森乃屋龍之介
SKZ
nozz -2007
kimbook
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メタボラ
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著者: |
桐野 夏生 |
出版社: |
朝日新聞社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
久し振りにキリノの毒に侵されてみる。沖縄を舞台にした、記憶を失った男が自分を取り戻すまでのロードムービー風な物語。これを単なる牧歌的なストーリーで完結させない辺りがいかにも桐野夏生らしい。南国特有のほのぼのとした風景だの宮古島出身の名脇役の口から容赦なく発せられる宮古弁だの、そんな暖か~い下敷きがあるにも関わらず、結局は破滅系のお話になっており。良い意味でやっぱり期待を裏切ってくれるんだよなあと。600頁は長いようであっという間に読み終えてしまいました。 |
関連本棚: |
SKZ
ポヨン
nm090
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冷たい誘惑 (文春文庫)
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著者: |
乃南 アサ |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
日常に突如として表れる「冷たい誘惑=拳銃」という非日常。<br>
それをとりまく5つの物語。それぞれが微妙にリンクしていて上手だなあ、と感心しきり。<br>
収録:「母の秘密」「野良猫」「なかないで」「塵箒」「置きみやげ」 |
関連本棚: |
SKZ
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八月のマルクス
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著者: |
新野 剛志 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
このところ乱歩賞受賞作を中心にミステリーを読み耽っており。この作品もまた、いかにも(良くも悪くも)乱歩賞といった風情が
全面に漂っており。<br>
「お笑い業界×ミステリー」という取り合わせは、確かにこれまで見たことがないという点で新鮮ではありましたが、そこまで皆が
思い入れをもって日々を送っているものなのだろうかという素朴な疑問も残りまして。登場人物にそれほど感情移入ができませんでした。<br>
乱歩賞作品につき、サラっと読めます。最後はページ数の制限にやられて余韻を残すことなくプチっと話が終わってしまいましたが、それもまあご愛嬌かと。<br>
この方の他の作品も読んでみたくはなりました&すごく読み易い筆致で、好感を覚えました。 |
関連本棚: |
hogehoge4
ふらりすと
SKZ
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UFO大通り
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著者: |
島田 荘司 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
恥ずかしながら島田荘司初体験。表題作と「傘を折る女」の中篇二編を収録。<br>
出版は2006年と新しく、往年の島田ファン?からは「ああもうかつてのような輝きはないよね」的なレビューがamazonではチラホラと窺われた。でもまあ初体験の私自身としては、御手洗探偵?と石岡君の何ともいえない軽いトークのやりとりだとか、まあ現実的に考えたらあり得ないんだけどなるほどそんなカラクリかとビックリさせられる仕掛けがあったりと、結構楽しめました。<br>
何だか京極堂と関君だとか、古くはシャーロックホームズとワトソン君みたいな、そんなほのぼのとさせるコンビの画に、ほっこりさせられました。 |
関連本棚: |
SKZ
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恋愛時代〈下〉 (幻冬舎文庫)
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著者: |
野沢 尚 |
出版社: |
幻冬舎 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
ご近所文庫からお借りした一冊(^^<br>
野沢尚さん、乱歩賞を獲った『破線のマリス』だとか、何かのアンソロジーもので読んだ短編だとかから、ミステリー作家だと勝手に決め付けていましたが。いやいやなかなかどうして、こんなにベタベタな恋愛小説も書かれていたのでした。<br>
第一子の死産をキッカケに1年3ヶ月という短い結婚生活にピリオドを打ったはずの夫婦が、離婚後もグダグダと「知人」関係でいつづけ、旦那は旦那でやたらとモテて(ちなみにヨメもモテるんだこれが)、周囲を巻き込むだけ巻き込んで最終的に二人はヨリを戻すのかどうなのか、そんなストーリー展開。<br>
ああ、これはすぐにでもドラマ化できるようなエンターテイメント作品だなあなんて思っていたら、野沢氏の本業は脚本家ですと。なるほどねー。<br>
ちなみにこの作品、韓国で2006年にドラマ化されていたんですと。ふーん。 |
関連本棚: |
SKZ
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強いリーダーはチームの無意識を動かす
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著者: |
石井 裕之, 橋川 硬児 |
出版社: |
ヴォイス |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
00_NLP
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コメント: |
NLPモノとして初めて読んだ本。<br><br>
「YESと言いたくなる(言わせる)潜在意識テクニック」が色々と紹介されていたが、全てを会得するには暫く時間が掛かりそう。個人的には[マジックワード〝BUT〟]あたりの簡単に使えそうなものから試してみたいと。<br><br>
サイレントカリスマになるための4週間トレーニング、「走らない」「しゃべらない」「ジャッジしない」「感謝する」、これは刺さった。<br><br>
でも「感受性のタイプを観察する」で紹介された〝MeタイプとWeタイプ〟、これはさすがに乱暴すぎないか?(二つに分けちゃうって!)、と思った。そもそも自分がどっちタイプなのかも判断つかなかったし。。。 |
関連本棚: |
どら
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やんま
SKZ
pm11op
百式管理人
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