あーこれシリーズ物なんだー。
「絶望系...」みたいな方向にながれていくかなあと思いながら読んでいったんだけど、とりあえずこの巻ではそーいう方向性じゃなかった。
でも「異様なほどこじんまりした世界観」とか「一応、記号的に役割を振られてはいるが、実態はなにもわからない登場人物」とか、すごく空気がにているのだ。まあ同じ作者だし当然かもしれんが。
しかしこの手の作品の「世界」の狭いこと狭いこと。《妖精》の世界とか《科学者》の世界とかいろいろあるが、あまり描写されないこともあるが一つの国とか都市くらいのスケール感しかなさそうな気がする。
まあ「世界」一個分の描写ってかなり大変だろうけど。
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