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北海道警察の冷たい夏 (講談社文庫)
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著者: |
曽我部 司 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
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コメント: |
こいつら (北海道警察) ってほんとに悪いやつらだ! ほかのところの警察も似たようなもんだろうか? っていうか,日本のでかい組織は似たようなものか? |
関連本棚: |
TdS
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もう牛を食べても安心か (文春新書)
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著者: |
福岡 伸一 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
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コメント: |
なかなか良。BSEの原因はプリオンで決まりなのかと思っていたが,本書によると,まだ疑問の余地があるとか。「プリオン」の名付け親でノーベル賞を受賞したプルシナーをボロクソに書いてあるのが面白かった。別の専門家の意見も知りたいものである。
本題とは関係ないが前書きにある「私達が現在,悩まされている病禍はまさに環境からの報復作用にほかならない。なぜなら生命と環境は分子の流れによって通底しているからである。」という文章からわかるように,ちょっと思想的には「トンデモ」系が入っている部分がある (それほど気にはならないが)。 |
関連本棚: |
TdS
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otto
増井
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forestbook
てらうっち
ぱるぷのほんだな
ogijun
増井の処分予定本
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外務省の愚―フィリピン・無実の死刑囚 中島忠弘の慟哭
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著者: |
岩政 光則 |
出版社: |
新風舎 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
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コメント: |
<p>ドキュメンタリとしてはかなりレベルが低い。冤罪事件なのだが、ほとんどその被害者からだけの情報で書いてる感じ。また文章のくみたても悪く、断りなしに人物やら組織が登場するので読みにくい。そもそもタイトルに偽りありで、外務省はほとんどでてこない。</p>
<p>
でもフィリピンを舞台にした実録ピカレスクものとして読むと結構おもしろい。
<blockquote>
「散弾の弾がない(中略)手を回して仕入れさせる。買い取りだ。それから発煙筒も仕入れる。38口径六連発一丁を仕入れる。それを若い連中に持たせる。」
</blockquote>
これ、刑務所の中の話で、しかも主語は囚人でっせ。なんでもフィリピンの刑務所は看取が音頭をとって、囚人が刑務所から銀行強盗しにいくらしい。で、終わったら刑務所に帰って来る。もう捕まってるからそれ以上は捕まらないそうな。 |
関連本棚: |
TdS
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なぜフェミニズムは没落したのか (中公新書ラクレ)
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著者: |
荷宮 和子 |
出版社: |
中央公論新社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
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コメント: |
「林真理子は好き,上野千鶴子は嫌い」という感覚にいろいろ後づけの理由をのべているという印象。しかし,筆者のような女性にそのような感覚をもたせること自体がいわゆるフェミニズムの没落原因だと考えると,非常に説得力のある本である。80年代と現在の女性の立場の比較考察なども面白かったが,この手の本にありがちな安易な一般化が気になった。小学6年生が同級生を殺害する事件が1件起きただけで今の時代について「生きる気力そのものが減退している」と結論づけたりして,ツッコミ所満載。 |
関連本棚: |
TdS
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