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グラックの卵 (未来の文学)
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著者: |
ハーヴェイ ジェイコブズ |
出版社: |
国書刊行会 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
海外SF
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コメント: |
浅倉久志選による<ユーモアSF>傑作集ということで、片意地張ったところのない大人のアンソロジーだなぁという読後感。このアンソロジーでの“SFの S”は、サイエンスやらスペキュレイティブというより、ソフィスティケイテッドのSだ、というところ。<a href="http://d.hatena.ne.jp/medihen/20080309/1205047912"><紹介と感想></a>
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関連本棚: |
kurica
medihen
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物語 カタルーニャの歴史―知られざる地中海帝国の興亡 (中公新書)
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著者: |
田沢 耕 |
出版社: |
中央公論新社 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
いずれにせよ、カタルーニャ地方への興味をさらにかきたててくれた点で○。一方、ちょっとサラっとしすぎている点は残念、ということで個人的評価は★★★というところ。
<紹介と感想><a href="http://medihen.jugem.jp/?eid=39">なぜかカタルーニャ 田沢耕『物語 カタルーニャの歴史』 なぜかカタルーニャ</a>
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関連本棚: |
medihen
無教養人
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間取りの手帖
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著者: |
佐藤 和歌子 |
出版社: |
リトルモア |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
この本で取り上げている間取りは、基本的にヘンテコ系ということのようだが、中には「これ、イイんじゃない?」と思うものもあった。大きなワンルームの真ん中に島状にキッチン・バス・トイレを配置し、周りをグルグル動き回るようになっている部屋とか、四角い部屋に斜めに長い廊下をつけて玄関になっているヒシャク状の部屋とか。極めつけはごく普通の6帖7帖の1DKが、100帖のルーフバルコニー(!?)に面しているという部屋。学生時代にはごく普通の 1DKのアパートに住んでいたが、こういう部屋に住んでみたかった。★★★。
<紹介と感想>→<a href="http://medihen.jugem.jp/?eid=45">佐藤和歌子『間取りの手帖』Madoristって?</a> |
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巡回時間風景
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D
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日本の国立公園 (平凡社新書)
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著者: |
加藤 則芳 |
出版社: |
平凡社 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
あまり意識していなかったのだが、日本の国立公園というものが、かなり無理のかかった制度であることが、よくわかった。<紹介と感想>→<a href="http://medihen.jugem.jp/?eid=147">加藤則芳『日本の国立公園』</a> |
関連本棚: |
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stonechild
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妻という名の魔女たち (創元SF文庫)
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著者: |
フリッツ ライバー |
出版社: |
東京創元社 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
ライバーの作品は、他に『バケツ一杯の空気 A Pale of Air』というのを持っているが、こちらにせよ『妻という名の魔女たち』にせよ、邦題が工夫されていて魅力的。タイトルだけで持っていたくなる1冊なのだった。<紹介と感想>→<a href="http://medihen.jugem.jp/?eid=26">フリッツ・ライバー『妻という名の魔女たち』</a> |
関連本棚: |
Gandalf
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hide-t
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フランス中世史夜話 (白水Uブックス)
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著者: |
渡邊 昌美 |
出版社: |
白水社 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
「知らないうちに中世についての知識が身につきます」という感じ。このおもしろさは……と思ったら、授業の上手な歴史の先生の脱線話そのままの楽しさなのだった。<紹介と感想>→<a href="http://medihen.jugem.jp/?eid=14">渡辺昌美『フランス中世史夜話』 脱線授業の名調子そのまま</a> |
関連本棚: |
medihen
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1809―ナポレオン暗殺 (文春文庫)
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著者: |
佐藤 亜紀 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
ハードボイルドとして読むと、悲劇的な美女と自らの裡の掟の間をさまよう主人公という類型に対し、ウストリツキ公爵のキャラクターの特異性が際立つ。ナポレオン率いる仏軍と、その占領下のウィーンという独特な題材は、0から世界をまるごと構築してしまうエンタメ小説群になれた身としては、取り立てて云々することもないように思われるところ。しかし、確かな筆力で描き出された残照の大帝国の貴族の退廃と虚無には、そのあたりのエンタメには無い陰影に溢れた魅力を感じた。
<紹介と感想>>→<a href="http://medihen.jugem.jp/?eid=106">佐藤亜紀『1809』 ハードボイルドと貴族趣味</a> |
関連本棚: |
ponsai
medihen
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大西洋漂流76日間 (ハヤカワ文庫NF)
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著者: |
スティーヴン キャラハン |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
著者キャラハンの漂流全76日間の一日一日を、日記形式で書き記したもの。キャラハンが抱いた様々な考えはもちろん、漂流中に行った作業や、彼が工夫を凝らした仕掛け類についても図解入りで詳しく説明しており、一種のサヴァイバル・マニュアルとしても読める。<紹介と感想>→<a href="http://medihen.jugem.jp/?eid=154">スティーヴン・キャラハン『大西洋漂流76日間』知識と技術と心と不思議</a> |
関連本棚: |
海の男
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tricot
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遺す言葉、その他の短篇 (海外SFノヴェルズ)
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著者: |
アイリーン ガン |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
海外SF
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コメント: |
ウィリアム・ギブスンの「賛辞」 - マイクル・スワンウィックの「応援歌」 - ハワード・ウォルドロップの「あとがき」 - 巽孝之×小谷真理の「解説」 - オビのメッセージは、ル・グィン、コニー・ウィリス、ブルース・スターリング他という、超豪華応援団。おまけにネビュラ賞受賞、というんだから、これは買わないと損でしょう、というところ。<a href="http://d.hatena.ne.jp/medihen/20080209/1202569689"><紹介と感想></a> |
関連本棚: |
medihen
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文学的商品学
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著者: |
斎藤 美奈子 |
出版社: |
紀伊国屋書店 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
まともな文学・小説を読む人間ではないので、こういうずらした切り口からの作品紹介は、それなりに興味深かった。でも、もうちょっと、「商品」自体に付いても語ってほしかったなー。(←しつこい)
<紹介と感想>→<a href="http://medihen.jugem.jp/?eid=107">斉藤美奈子『文学的商品学』 商品学ぢゃなかったのか</a> |
関連本棚: |
蒜コ
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「知ったかぶり週報」
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三銃士〈上〉 (岩波文庫)
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著者: |
アレクサンドル・デュマ |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
読む前は、さすがに古臭くて読み進むのに苦労するかと思っていました。それが、読み始めるととんでもない。現代のエンターテインメントを読むのと変わらぬ勢いでストーリーに引き込まれてしまいました。<紹介と感想>→<a href="http://d.hatena.ne.jp/medihen/20061104/1162614612">アレクサンドル・デュマ『三銃士』友を選ばば三銃士!</a>
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J
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Huhn
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風景学入門 (中公新書 (650))
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著者: |
中村 良夫 |
出版社: |
中央公論新社 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
「風景」とは何か、何をもって人は「風景」の良し悪しを言うのか。土木・建築系のテーマである景観工学の草分けが、その工学的検討のバックボーンとなるべき思想を確立するための試みの一つとして、古今の「風景体験」を整理し、体系化。<紹介と感想>→<a href="http://medihen.jugem.jp/?eid=80">中村良夫『風景学入門』 良い風景とは?</a> |
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